ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」に、スティーブン・ユァンさんがミスターネガティブ役に興味を持っていると報じられました。
この話題は MTTSH 氏や ジェフ・スナイダー氏が主張。
スティーブン・ユァンさんは「サンダーボルツ*」でボブを演じる予定でしたがスケジュールの都合で降板しており、別の役でまたMCUに参加したいとも話していました。
ユァンさんが実際にミスターネガティブ/マーティン・リーに興味を持っているかは定かではありませんが、「サンダーボルツ」への出演が決まる以前の2022年にも「スパイダーマン4」へのキャスティングが報じられており、ユァンさんが適役だと考えるファンはある程度いると考えられています。
しかしながらミスターネガティブは中国からの移民としてコミックで描かれており、スティーブン・ユァンさんは韓国生まれの俳優。
先日はデザインチームが日本を研究していると報じられた事もこれを指しているとすれば、ハリウッド映画あるあるの「アジアの事を理解していない問題」がここにも反映されている事になりそうです。
しかしながら「ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督は以前に「TOKYO VICE」の製作総指揮として、渡辺謙さんらと歌舞伎町を舞台としたヤクザの抗争を描いています。ハリウッドで活躍する監督の中でも日本についての理解はあると考えられるクレットン監督ですが、この噂が真実だった場合、実際にうまく描き分けられるのか注目です。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。