ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のハルク/ブルース・バナーに関して、本作を通じて嫌われてしまうかもしれないと報じられました。
※これより先は「スパイダーマン:ブランニューデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は「ブランニューデイ」のピーター・パーカーとブルース・バナーの両者について「過去の出来事が表面化し、それに対する個人的なトラウマや罪悪感と向き合わざるを得なくなる」と報告。
さらに、「スパイダーマンの場合、長年にわたって抑え込んできた感情、思考、罪悪感が再び表に出てくること、そしてスパイダーマンであることがマスクの下の男を完全に抑圧していることがテーマだ」と付け加えました。
そして「ハルクも同様ですが、緑色の巨大な怪物が解き放たれ、これまで以上に怒り狂って暴れ回ります。誰かを殺してしまうほど追い詰められるかもしれません。」と、以前に報告した内容が維持されている事を主張しました。
ハルクの大暴れがブルース・バナーの贖罪劇に繋がるのかと問われた氏は「全くの逆です。」と答え、「聞いている通りのことが起きれば、ハルクはさらに嫌われることになるかもしれません。」と回答しました。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でのドクター・ドゥームとの対決の前にハルクが制御不能になるのはアベンジャーズにとってかなりの痛手となる事に。特にドクター・ドゥームとの知能戦もある中で、ブルース・バナーの人格が消えてしまう事も懸念点となっています。
ハルクにはもともと「ワールド・ウォー・ハルク」の実写化でアベンジャーズ対ハルクを描く計画が報じられていました
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-mark-ruffalo-talks-hulk-solo-movie/”]これのミニマム版を「シークレット・ウォーズ」で行うためのきっかけづくりとして、「ブランニューデイ」が機能している可能性もあるのでしょうか。
「マイティ・ソー/バトルロイヤル」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の冒頭以来のハルクの暴れっぷりが見られるかもしれないと期待されている「ブランニューデイ」ですが、手放しで喜べない展開が待っているのかもしれません。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。
ソース:Alex Perez December Q&A Part 2: Hulk, Midnight Sons, Marvel Animated Series and More
