ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」が、先週末の撮影で主演のトム・ホランドさんが事故にあい、撮影中断となっていたと先日報じられました。その続報として、29日に撮影が再開される予定だと報じられました。
Deadline によると、昨日の段階でも数日中に撮影が再開予定だとされていましたが、具体的に29日からになった事が判明。
初報では頭部骨折という事でしたが、その後の報道では「スタント失敗による軽度の脳震盪」と詳細が判明しました。また、「スタントダブルと思われる女性も救急車で病院に搬送された」とされていましたが、別のメディアは「この事故で他に影響を受けた者はいない。」と異なる主張をしています。
このアクシデントはイギリス、ワトフォードのリーブスデン・スタジオで発生し、イースト・オブ・イングランド救急サービス(EOS)の広報担当者はThe Sun紙に対し、「金曜日の午前10時30分、ワトフォードのリーブスデン・スタジオで負傷した患者を治療するため、通報がありました。救急車が現場に派遣され、患者はさらなる治療のため病院に搬送されました」と語ったと言います。
トム・ホランドさんが無事だったのは何よりですが、脳震盪は厳重な監視が必要なため、このような予防措置が取られる事になったと言います。
これによる映画の公開延期の可能性については米メディアも意見が分かれているようで、先日は The Direct が延期の可能性を報じていましたが、「まったく影響がない」と主張するメディアも。これに関してはスタジオの動きに注視しておく必要がありそうです。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。