ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のアクションシーンをJCスタントチームが担当していると、ジャッキー・チェンさんが明かしました。香港メディア hk01 にて報じられています。
記事によるとジャッキー・チェンさんは「ロンドンに行ってセットを見学しました。僕のジャッキー・チェン・スタントチームは『スパイダーマン』の撮影で忙しくて、僕はチームのアクション監督を務めていました。」と最近の撮影現場にいた事を明かしました。
チェンさんは「リハーサルを見に行ったのですが、監督は私を見てとても驚いていました。彼らが私のチームの一員であることをしっかり理解してもらいました!」と付け加え、主演のトム・ホランドさんについて「彼は多くのアクションシーンで私の映画に敬意を表し、自らスタントをこなしたと聞きました。」と語りました。
JCスタントチームこと成家班は1976年にジャッキー・チェンさんが設立したスタントチームで、当初は香港アクション映画の熟練スタントマンと共演者で構成されていました。その後、メンバーは拡大を続けています。
「ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督の以前の作品「シャン・チー/テン・リングスの伝説」にもJCスタントチームは参加していましたが、チームのマスターであるジャッキー・チェンさんと監督は今回の現場で顔を合わせることになったようです。
最新作でスパイダーマンがジャッキー・チェン直伝のカンフーアクションを見せるとすれば、劇中ではスパイダーマンがカンフーを習得するためにシャン・チーに教わる必要も?
今のところ「ブランニューデイ」ではコミックの師弟関係が描かれるかは不明ですが、続報に期待です。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。