マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に出演したジャミーラ・ジャミルさんが、タイタニアの今後について、ドクター・ドゥーム・バージョンを演じたいと海外メディア GamesRadar とのインタビューの中で語りました。
ジャミルさんはコミックのタイタニア/メアリー・マクファーレンを取り上げて、「ドクター・ドゥーム版のタイタニアは、私が本当に実現させたいものです。アブソービングマン(タイタニアの夫)を登場させたいし、ボルカーナ(親友)も登場させたいわ。マーベルが私を再度呼んでくれるかどうかはわからないけれど、もし呼び戻したら、私が最も語りたい物語です。『シーハルク:ザ・アトーニー』は私の番組ではありません。これはシーハルクのものであり、私は彼女の成長のためのアクセサリーとしてそこにいる、それはもう光栄の極みです。もしタイタニアが再登場の瞬間を迎えることがあれば、私はその背景の全貌を伝えたいです。」と語りました。
コミックのタイタニアにはなかったインフルエンサーというアレンジについて、「親近感のあるソーシャルメディアのインフルエンサーにしたことはとてもクールで面白いと思いますが、タイタニアには全く別の世界、別の側面があるんです。」と評価しつつも、「ダン・スロットが描いた、タイタニアが子供の頃にいじめられ、それが彼女を不安定にさせるというストーリーが大好きです。ドラマはそのストーリーを描いているわけではないのですが、私の頭の中にはそのようなイメージがありました。そして、エピソード6で初めて、タイタニアを突き動かす不安の片鱗を垣間見ることができるんです。」とドラマでは特に設定されていなかったタイタニアの過去について、コミック版をもとに役作りした事を明かしました。
コミックのメアリー・マクファーレンは「シークレット・ウォーズ」の際にドクター・ドゥームの提案を受け入れ、怪力を持つタイタニアとして生まれ変わりました。映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にはドクター・ドゥームやシーハルクが登場するだろうと考えられており、いくらかのタイタニア再登場の可能性はあるようにも思えます。
ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。
ソース:Jameela Jamil talks Marvel, her dream Star Wars role, and being part of the Star Trek universe