マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、自身の Threads にて、本作の時系列を2023年のつもりで制作していたと明かしました。しかし「Vol.3」は他作品との関連性から、2026年が舞台だと考えられています。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
監督はファンから「DCUにはマーベルのMCUのようなタイムキーパーが存在しているのか」との指摘を受けて、「もしそれ(タイムキーパー)がマーベルの役職だとしたら、その人が誰なのか知りません。(その人物と何かを話し合ったこともありません)Vol.3は「今」だと思っていますが、みんなが2030年だとか言うのはそういう事なんですね。(おじいちゃんが生きる限界に挑戦してるんだと思ってました!)」と投稿しています。
しかしながら、ガン監督は映画「ソー:ラブ&サンダー」の公開当時、「ガーディアンズとソーが2年も一緒に冒険していたとは思えないが、『エンドゲーム』と『Vol.3』は数年空いていると思います。」と回答。
I don’t imagine the Guardians were with Thor for two years, but it does feel like there’s a couple years between Endgame & Vol 3.
— James Gunn (@JamesGunn) September 9, 2022
「アベンジャーズ/エンドゲーム」のサノスとの最終決戦が明確に2023年である事が分かっている以上、ふたつのコメントは矛盾しており、監督の最新のコメントは勘違いしたまま「Vol.3」を制作していた事を裏付けてしまっているようです。
幸いこの勘違いが劇中で大きな矛盾を生んだわけでもなく、特に問題は発生していません。小道具として登場している「ホリデースペシャル」のケヴィン・ベーコン誘拐事件を取り扱った新聞の発行年が何年であるのかは映像上では確認されていませんが、「ホリデースペシャル」自体は2025年のクリスマスだと考えられています。
今年の1月に公式の時系列本である「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」の発売が発表されており、マーベルのタイムキーパーはこの書籍のために雇われているのかもしれません。10月に発売予定のこの書籍は英語版以外にスペイン語版やドイツ語版の予約受付も始まっていますが、残念ながら今の所日本語版はないようです。
この書籍でエンドゲーム以降の混乱されがちな時系列が整理される事に期待されています。
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