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映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」の最も酷いシーンの舞台裏について俳優が語る

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に出演したミリアム・ショアさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本作における印象的で残虐なシーンの撮影時を振り返り、その舞台裏について語りました。

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©MARVEL,Disney

写真の左がショアさん演じる記録官のヴィム

ショアさんは本作における目を覆いたくなるような虐待シーンに関して「私には(マーベルの)大ファンの子供が2人います。2人ともですが、特に下の子は動物が大好きなんです。夫と私は『どうしよう、どうしよう』って感じでした。この映画はとても気に入っていますが、同時に動物好きにとっては、本当に、本当に、本当に暗いところに行くような映画だから、見るのは難しいと思います。」と述べました。

「ただし、動物好きにとって良いこともあります。」とショアさんは続けます。

「というのも、本作はロケットのバックストーリーについて描いています。自分がどんな存在なのか、自分は動物なのか、ということに取り組んでいるんです。彼の口癖は『アライグマじゃない』、なぜアライグマになりたくないのか?彼は何者なのか?彼は何に抗っているのだろう?でも、『この瞬間はPETAによってもたらされたのではないか』という瞬間があるんです。だから、この映画では動物愛好家も勝利の瞬間を味わうことができると思います。」

PETAは People for the Ethical Treatment of Animals の略称で、動物の倫理的扱いを求める人々の会です。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は残虐な動物虐待シーンが含まれているにも関わらず、同団体は最近、このMCU映画に対して「今年(2023年)最高の動物愛護映画としてこれを祝う」と述べ、この映画の本質が動物愛護になっている事を指摘しています。

これらのシーンについて、ショアさんは撮影時のガン監督ついて次のように語りました。

「彼はただ、『頑張れ。ここは酷いものでなければならない。ストーリーを成立させるためには、それくらいの賭けが必要なんだ。』と。私はファンとして、また、ファンのためにしなければなりませんでした。我々はパンチを繰り出すような悪役ではありませんから。でも、映画を観た後、子供たちが私を家に帰してくれるとは思えない、という瞬間は確かにありました。」

また、これらのシーンをリードしたハイ・エボリューショナリーを演じた共演者のチャック・イウジさんについて、「彼は、人間の中でも最も親切で、最も甘く、最も社交的な恋人のような一人という感じでしょうか。だから、彼が演じるのは「最悪な人間」かもしれませんが、本来の彼自身は本当に、出会った人全員が即座に恋に落ちてしまうような人間なのです。」と評価しました。

チャック・イウジさんの普段の顔については以前の記事もご参照ください。

そして、「彼と一緒に仕事をするのはとても楽しいことでした。そして、それが楽しい時間を過ごすために必要なことなのです。そして、ファンのためになるように、いいものを作るんだと考えました。だから、ジェームズが『これはシェイクスピアのレベルまで持っていこう、スコットランドの劇をやるようなものだ、頑張れ』と励ます瞬間があり、私達は興奮していました。まるでキャンディストアにいる子供のようでした。」と舞台裏について明かしました。

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ショアさんたちが心を痛めながら撮影したシーンは本作の質を高めることに成功しましたが、ヴィムやハイ・エボリューショナリーが今後のMCUで再登場するかどうかは不明です。ハイ・エボリューショナリーはコミックにおける知名度からも生き延びている可能性はありそうですが、ヴィムに関しては船の倒壊に巻き込まれて役目を終えたと見られています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:Guardians of the Galaxy 3’s Miriam Shor Says Divisive Animal Scenes ‘Had to Be Terrible’ (Exclusive)

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。