マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」でギャラクタスを演じるラルフ・アイネソンさんが、The Movie Dweeb に出演し、本作の脚本について「とてもクールだ」と語りました。
番組の中で「私はマーベルコミックの全てを知っているわけではありません。」と詳しいわけではない事を認めつつ、「でも息子は専門家です。この数ヶ月間、彼が私に教えてくれました。それから脚本を読んで、『これはとてもクールだ』って思いました。」と現在の脚本の印象について語りました。
そして「この絶対的にクレイジーな巨大な世界の一部になれることが嬉しいです。だってギャラクタスですよ?たくさんのワクワクすることがあります。」と続けました。
長期間その悪役を演じるつもりがあるかどうか尋ねられると、アイネソンさんは「ええ、そうなればそれは映画が成功しているということです。それは関係者全員にとって良い結果ですし、もちろん私にとってもそうです。」と回答しました。
現状でMCUはフェーズ4からフェーズ6までをマルチバース・サーガと題し、征服者カーンを中心とするマルチバースに関する物語を描いてきています。カーン役俳優の裁判の結果を受けて当初の計画からある程度の変更が与儀なくされていると見られていますが、ギャラクタスが「ファンタスティック・フォー」のあとにすぐにフェーズ6のラスボスとして登場する可能性はほとんどないと見られています。
フェーズ7以降の強大な敵として描かれていく事が期待されるギャラクタスですが、アイネソンさんが言うようにまずは「ファンタスティック・フォー」が完成し、その結果次第となるようです。
「ファンタスティック・フォー」のキャストとして、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズをペドロ・パスカルさん、インビジブル・ウーマン/スー・ストームをヴァネッサ・カービーさん、ザ・シング/ベン・グリムをエボン・モス=バクラックさん、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームをジョセフ・クインさんが演じる事が公式発表済み。
ギャラクタス役にラルフ・アイネソンさんの起用が報じられ、女性のシルバーサーファーをジュリア・ガーナーさんが演じるとも言われています。他、ジョン・マルコヴィッチさん、ポール・ウォルター・ハウザーさんらが未知の役割でキャスティングされています。
本作は「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。
映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。