マーベルのコミックライターのニール・ゲイマンさんが Happy, Sad, Confused ポッドキャスト に出演し、「アイアンマン」1作目が公開されるよりも以前の2007年にマーベル・スタジオとギレルモ・デル・トロ監督が映画「ドクター・ストレンジ」制作のために面会していた事を明かしました。
Wait, @neilhimself & @RealGDT pitched @Kevfeige a 1920s set DOCTOR STRANGE film? 👀👀
— Josh Horowitz (@joshuahorowitz) August 26, 2022
My full chat with Neil Gaiman is here: https://t.co/G1cR8jm3Wb pic.twitter.com/udcclFnEGw
インタビューの中でゲイマンさんは「ケヴィンと私は長年にわたって何度も話してきました。2007年にケヴィンと『ドクター・ストレンジはどうだろう』と話し合った事を覚えています。それからギレルモ・デル・トロと話し、ギレルモとアイデアを出し合い、ケヴィンに『ギレルモとならドクター・ストレンジをやれそうだ』と話しました。しかし、ケヴィンは『今は中心的なキャラクターに集中したい。ドクター・ストレンジはずっと先の話だから、そこまでする必要はない』と言っていましたよ」と語りました。
そして、その原案がコミック原作者である故スティーブ・ディッコ氏の影響を受けている事を指摘しました。
「クールなアイデアがいくつかありました。私のお気に入りはストレンジがアルコール依存症になり医師免許を剥奪されるエピソードです。これは1920年代を舞台としていました。そして魔術師の訓練を20年代後半から始め、90年間グリニッジ・ビレッジに住んでいても全く老いてはいないというものでした。」と述べ、「私たちはそのアイデアを気に入っていましたが、彼は時代遅れな人間になっていたかもしれません。でも、それ以外はスティーブ・ディッコらしい作品になったはずです」と付け加えました。
ギレルモ・デル・トロ監督はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はMCUに参加した事はありませんが、2002年公開のマーベル映画「ブレイド2」でメガホンを取っっており、マーベル映画ファンとしては見知らぬ顔でもありません。さらに、MCUはフェーズ4に入ってからというもの、著名な監督の起用も増加傾向にあるため、将来的にデル・トロ監督が参加する可能性も十分にあると考えられます。
映画「ドクター・ストレンジ」、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。