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映画「ドクター・ストレンジ2」サム・ライミ監督、「スパイダーマン」のあとにヒーローの過剰摂取に陥ったと語る

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督が、先日行われたAMCシアターズのインタビューで2000年代前半にスパイダーマン3部作を撮って以降の心理状態と、本作へ携わることにした心境の変化について語りました。

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ライミ監督はドクター・ストレンジへの愛を語りつつ、「マーベルにとって、ドクター・ストレンジは2番手か3番手のようなキャラクターでした。明らかに、スパイダーマン、ファンタスティック・フォー、アベンジャーズ、キャプテン・アメリカ、ソーと言った面々が一番人気でした。そして、それらの映画はどれも作られていなかったので、ドクター・ストレンジの映画が作られるとは想像もしていませんでした。可能性からかけ離れているように思えたからです。」と、彼の映画が作られるとは当初考えていなかった事を明かしました。

さらに「スパイダーマン3部作を作った後、スーパーヒーローの過剰摂取になり、少し遠ざかっていたのです。しかし、『アイアンマン』を観て、そのキャラクターと素晴らしい演出に圧倒されました。そしてアベンジャーズの1作目を観て、スタン・リーとスティーブ・ディッコの偉大なビジョンをついにスクリーンで実現したんだと思いました。」とヒーロー映画への興味の喪失と復活について語りました。

そして、「マーベルは、創造性の違いでスコット・デリクソン監督と決裂し、すぐに撮影をしなければならず、脚本に手を入れる必要があると聞いていました。そして、それはチャレンジしがいのある、私が好きな仕事です。本当に面白いと思ったんです。だから、前回2013年に着手したときから、あの規模の映画作りはどう変わっているのだろうと思ったんです。」と新たにチャレンジしたいという願望が湧き上がってきたと説明しました。

また、以前のインタビューでは「あまりMCU映画を見ていない」と語っていた監督ですが、「アベンジャーズの伝承と、(MCUが)マーベルユニバースの全体のどこにあるのか、ウォンのキャラクターはどこにあるのか、そしてサノス後の宇宙の状態はどうだったのかを知る必要がありました。」とこれまでの流れについて勉強したことも補足しました。

自他共に認めるコミックの大ファンであり、マーベル映画のパイオニアでもあるサム・ライミ監督のMCU初作品はどのような仕上がりになっているのでしょうか。

本作の公式概要は以下のとおりです。

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元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ソース:Sam Raimi Returns To Marvel

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。