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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第7話のチェックポイント

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード7「Art for Art’s Sake」(邦題:芸術のための芸術)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

デアデビルの帰還

前回のエピソードでアンジェラ・デル・トロを救ったことで、デアデビルとして活動再開した事がウィルソン・フィスクの耳に入る事に。

ダニエルは二人の関係を知らない事もあって終始へらへらとしていますが、バック・キャッシュマンはこの展開を深刻にとらえているようです。

十字架のネックレス

MCUではわりと珍しい男女のシャワーシーンでは、マット・マードックの胸元に十字架のネックレスが見えます。暗がりでよくは見えないのですが、Netflixのシーズン3で母親のシスター・マギーから贈られたものと同一なのでしょうか。

©MARVEL,Netflix

10年のビジネス

ウィルソン・フィスクは10年かけて築いた裏社会のビジネスをデアデビル一人に潰されたと説明しています。この事はNetflixの「デアデビル」の簡単な説明であり、シーズン3でフィスクが逮捕された後もデアデビルは活動を続け、さらにはサノスの指パッチンで社会が混乱していた最中にも継続していた事が「エコー」で描かれていました。

フィスクの口から「法を犯すものは許さない」と出るのはツッコミどころ満載ですが、デアデビルに対する相当な恨みがあるのは間違いありません。

冒頭の報告シーンでもダニエルとは対象的に深刻な面持ちのバック・キャッシュマンでしたが、彼がもともと「別の世界にいた」と、裏社会の人間だった事がほのめかされました。

2話のイースターエッグでも少し取り上げましたが、バック・キャッシュマンはコミックではヴィランでありいくつかの特殊なパワーも持っています。

殺人鬼ミューズの正体

ミューズの正体は以前からクレジットで判明していた通り、ハンター・ドゥーハンさんが演じていたバスティアンでした。

コミックのミューズは徹底して本名を含むキャラクターの過去が排除されており、それが理解不能な異常なサイコパスとしてのキャラクターに磨きをかけています。

ドラマでは両親や生い立ちなどが色々肉付けされた事で、少なからず同情の余地を持たせています。これが吉と出るか凶と出るかはしばらく見守る必要がありそうです。

ヘザーはマスクを被るバスティアンに臆病者と指摘、マットの身近にフィスクの主張と同調する人物を置く構成になっています。

デアデビルの特殊な能力

デアデビルは盲目である代わりに聴覚と嗅覚が常人の何倍も優れている事はNetflix版で重点的に描かれていましたが、今回は絵を触って人物を特定するという能力を披露しました。

ミューズのウォールアートはそれぞれがアーティスティックなものだった事に対して、マットが隠れ家で見つけたスケッチは妙にフォトジェニックなタッチでした。

だとしてもさすがに説得力に欠ける気がしないでもないですが、これによってミューズの次のターゲットがヘザー・グレンである事を察知し、救出に向かいます。

ついでにパウエル巡査もどういうわけか短時間で絵の人物がヘザー・グレンである事を突き止めています。

ミューズの死

デアデビルとミューズの格闘の最中、ヘザーの銃弾によってミューズは倒れました。コミックではブラインドスポットというヴィジランテに倒されたあと、焼身自殺しています。

ミューズはこれで死んでしまったのでしょうか?

ショーランナーは以前にミューズがシーズン2でも問題を引き起こすと話していました。

実は気絶しているだけで死んでいない、ヒーリングファクターを持っている、コミックのように地獄から蘇る、アガサ・ハークネスのようにゴーストとなって戻って来る、別のミューズがいる、などマーベルの世界では何でも考えられそうですが、どうなっていくのか注目です。

虚偽報道

フィスクはミューズの死について真実を隠蔽し、A.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)の手柄である事をマスコミの前で宣言。しかし、BBレポートではデアデビルの目撃情報が報じられています。

フィスク市長は「マスクの人間が街を荒らすことは許さない」と宣言し、パウエル巡査がミューズのマスクをたかだかと掲げています。

この裏ではダニエルがBB・ユーリックを脅迫するシーンが描かれており、ユーリックがこれに屈してしまうのか、逆らってひどい目にあうのか、分岐点に到達しています。

Bamonte’s

トラックスーツマフィアのルカの死に場所となったバモンテス。ブルックリンに実在するイタリアンレストランで、劇中で言われているように「ウィザーズ通り32番地」にあります。

ここは1950年代にニューヨークの五大ファミリーのマフィアたちがよく出入りしていたともされる場所で、マフィアドラマの「ザ・ソプラノズ」のロケでも使用されるなど、マフィア御用達の地となっています。

マーベルのマフィアのボスであるキングピンがここを利用することはとても理にかなっていると言えるもので、ヴァネッサの報告を基にルカが暗殺に向かいますがキャッシュマンによって返り討ちになってしまいました。

ヴァネッサは今回のエピソードの中盤でルカと話をした際に「問題ばかり起こしている」と指摘しているため、ルカが暗殺に成功しても失敗してもどちらでも得になるようにうまく仕向けたと考えられるでしょう。

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A.V.T.F.がミューズ事件の解決のでっち上げに成功した事で、市民の自警団に対する印象にどのような影響を与えて行くのでしょうか。

そもそもミューズが殺人鬼である件はフィスク自身が発表を控えるように(6話で)指示しており、知りもしない脅威が知りもしない間に解決された事に対して、市民がどれだけ評価をしてくれるのかは疑問が残る所。

そしてマスクをかぶっている事だけが共通点である自警団と犯罪者がどのようにして市民から同一視されていく事になるのか、もう少し見てみる必要がありそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第8話は 4月9日 配信予定です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。