マーベル・スタジオ政策のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が今週から配信開始となり、1話の冒頭では衝撃的な展開からスタートしました。しかし画面上の出来事とは裏腹に、スタジオの開発責任者はフォギー・ネルソンがシーズン2で戻って来る事を予告しています。
どのように戻ってくるのかは明かされていませんが、ファンは現在、大きく分けて「回想シーンで再登場する」、「マーベル特有のテクノロジーや魔法等で蘇る」、「本当はそもそも死んでいない」の3つについて議論しています。
しかし、これに対する答えがイースターエッグとして1話に組み込まれていたと話題になっています。
©MARVEL,Disney
ネルソン・マードック&ペイジ法律事務所の建物番号は「468」と設定されており、それは画面上でも確認出来ます。(画像の右上)
コミックのデアデビルの #468 は「The Secret Life of Foggy Nelson.」(フォギー・ネルソンの秘密の生活)というタイトルで、この中で刑務所にいるマットを訪ねてきたフォギーは刺されました。
救命の手術台の上で証人保護プログラムに同意したフォギーはFBIによって死んだものとされ、悪党から身を隠すために親友のマットにも隠される事になりました。最終的に二人は再会しています。
ドラマのために用意した建物番号が偶然こういう内容のコミックと同じ番号になったと解釈する事は難しく、これは意図的に仕込まれたイースターエッグではないかと考えられるようになり、「実は死んでいない」説が有力視されはじめています。
ただしコミックと違って、今回のドラマ版でデアデビルはフォギーの心音が止まった事を確認しているという事実には注意が必要です。とは言え現実的に、心臓が止まった人物が病院で息を吹き返すケースは極稀にあるため、心音停止のシーンをもってして100%死んだと断言出来ないのも事実です。
MCU版では現状、ブルズアイことポインデクスターが誰に雇われたかは判明していません。そのため、フォギーがまた狙われるケースがあるという事でFBIなどが介入し、コミックのように黒幕から存在を隠し、一連の事件が解決するまでマットやカレンにも分からない場所で生活をしているのでしょうか。
ファンの推理が当たっているのかどうか、これからの展開に注目です。
ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。