マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が劇場公開されました。新たなキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンを主人公とする新章のスタートでもあり、今後のアベンジャーズにおいても重要な作品として位置づけられています。
※これより先は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、及び関連作のネタバレと、今後の作品のネタバレの可能性を含んでいます。ご覧の際はご注意ください。
目次【本記事の内容】
関連作品
キャプテン・アメリカ4作目となる本作。シリーズの過去3作について、重要度の高いものから順に2作目の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、3作目の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、最後に「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」となっています。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」はサム・ウィルソンが初めてMCUに紹介された作品で、キャラクターを知る上で見ておくといい作品ですし、忘れていれば見直すのも良いでしょう。「シビル・ウォー」ではサムに関してさほど深く扱っていないのでパスしてもいいですし、「ザ・ファースト・アベンジャー」はそもそもサムが登場しないのでパスしても構いません。ただしどちらもサムが常に自分と比較している元祖キャプテン・アメリカのスティーブ・ロジャースを描く作品なので、包括的に楽しむためには重要と言えます。
同様の理由で「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」もスティーブ・ロジャース的な意味で重要です。
他に重要な作品としては「ブレイブ・ニュー・ワールド」の直近の時系列にあたるドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」です。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でスティーブから盾を受け継いだサムの苦悩などが描かれていました。
そして「ブレイブ・ニュー・ワールド」でサムの次に焦点があてられているサディアス・ロスに関して「インクレディブル・ハルク」は外せません。ロスはその後、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」と「ブラックウィドウ」に登場。「ブラックウィドウ」以外はサムとスティーブも登場しているため、時間に余裕がある場合はチェックするのがいいでしょう。
最後に「エターナルズ」の出来事が「ブレイブ・ニュー・ワールド」で大きく関わっています。エターナルズたちが地球の破滅を食い止めた結果がインド洋上に現れたセレスティアル島ですが、見ていないと困るというほどの関連性はありません。
あらすじ
ある日忽然とインド洋上に姿を現したセレスティアルス島。島にはヴィブラニウムを凌ぐ特性を持つ新たな鉱物「アダマンチウム」が眠っていました。日本がアダマンチウムを世界で初めて使える形に精製しましたが、テロ組織サーペント・ソサエティに奪われてしまいます。これをキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンが奪還しましたが、ボスのサイドワインダーは逃走しました。
任務から帰還したサムはブラックキャプテン・アメリカことイザイア・ブラッドリーや二代目ファルコンとなったホアキン・トレスらとトレーニング、その最中に大統領に就任したサディアス・ロスからホワイトハウスでのパーティーに招待されます。
しぶるイザイアを連れてパーティーに参加。ロス大統領はそこでアダマンチウムを平和的に世界で共有できるように協定を提案しました。その直後、イザイアを含む数名が突如として攻撃を始めます。そのテロ行為はサムやホアキンらによって制圧され、イザイアも収監されました。
サムはイザイアを解放するためにホアキンと独自に調査を開始。新しい戦闘用のスーツを用意して準備万端な二人。奇妙な光と音がかつてのウィンター・ソルジャーを支配していたマインドコントロールのようになっている可能性を探って調査を進める中で、サイドワインダーが襲撃してきました。装備がない状態で周囲の環境を利用しなんとか制圧した後、キャンプエコー1という疑わしい場所を発見、二人はそこへと向います。
その頃、収容所では看守がイザイア以外の容疑者を殺害し、自らも自害する奇妙な事件が発生しました。ロス大統領のガードでもあるルース・バット=セラフもこのタイミングでエコー1へと向かいます。
エコー1を調査した末に、サミュエル・スターンズが裏で糸を引いていた事が判明しました。また、スターンズがロスのためにたくさんの薬を作っていた事も判明し、サムは調査のためにいくつか持っていきます。
そこへザ・リーダーとなったスターンズが現れ、ロスに「インクレディブル・ハルク」の時の事件の首謀者にされてしまった事、その後ずっと人体実験を繰り返された事、その結果として手に入れた超人的な頭脳を彼の出世のために利用されたことなどが明かされます。
ザ・リーダーはマインドコントロール兵を差し向け、サムとホアキンを処分を命じて退却。彼の主たる目的である復讐へと向かいます。サムたちはせっかく持ってきたスーツを車に置いたまま敵地に潜入したために大苦戦を強いられます。ルースと合流してなんとかエコー1を脱出した後、サイドワインダーと面会しザ・リーダーについての情報を得ました。
その頃、日本の尾崎首相はアダマンチウムの強奪と奪還はアメリカの自作自演だと非難し、協定の締結を見送り、独自にセレスティアル島の調査に踏み切ろうとします。ロス大統領はアメリカが遅れをとるわけにはいかないと海軍を派遣し、日米間に緊張が高まります。
ロス大統領と合流したサムたちはそこで、ロスがスターンズを監禁していたのはロスが死にかけていて、スターンズだけが提供できる治療が必要だったからだと明かされます。スターンズがロスの命を救う薬を作り続けなければ、ロスは娘のベティと和解するほど長く生きられませんでした。
「シビル・ウォー」ではロスが13時間に及ぶ心臓のバイパス手術を当時から5年前に受けた事が明かされていますが、これが関係しているのかは不明です。
ザ・リーダーに扇動され、そしてマインドコントロールされた米兵の暴挙に対し、日本がミサイルで反撃。日米戦争が開幕してしまう寸前でしたが、サムとホアキンの活躍により事態は収拾されました。しかしこれによってホアキンは重傷を負いました。
危篤状態のホアキンの治療中、ずっと出演を否定しつつも、出演しているだろうと予想されていたセバスチャン・スタンさん演じるバッキー・バーンズが登場し、サムと再会。サムは超人血清を使うべきだったと後悔を打ち明けるも、バッキーはスティーブと違う事がいいんだと諭します。
その後、サムは黒幕だったスターンズと再度会話。彼の本当の狙いは日米戦争ではなく、ロスを激怒させて、世界中の前でロスを怪物に変化させる事が目的だったと知ります。ロス大統領の記者会見の最中、スピーカーを通じてスターンズからの言葉で激怒し、彼の思惑どおりレッドハルクへと変貌してしまいました。
レッドハルクを止めるために立ち向かうキャプテン・アメリカでしたが、ヴィブラニウムの翼すら引きちぎる怪物を相手に大苦戦します。最終的にはヴィブラニウムのもつ衝撃を吸収して放出する特性を利用し、引き分け状態に。第2ラウンドが始まるかと思った所でサムの本来の能力であるカウンセラーとしてのパワーを発揮し、ロスが終始願っていた娘ベティとの再会を思い出させて大統領は元の姿に戻りました。
ロスは過ちを認めて責任を取り、大統領を辞職。ラフトに収監されます。サムとの会話で尾崎・ロス協定が正式に締結された事などが明かされ、続いて娘のベティも面会にやってきました。
手術によって意識を回復していたホアキンとも再会。キャプテン・アメリカとしての責任の重さを打ち明ける中で、ホアキンもその重さを感じたいとし、サムに憧れていたと明かしました。サムはロスが提案していたようにアベンジャーズの再結成をするつもりだと言い、ファルコンとしてデビューする準備をしておくように告げました。また、イザイア・ブラッドリーを正式に開放し、約束を果たしました。
ポストクレジットシーン
本作のポストクレジットシーンはひとつだけ。
ラフトでサムとザ・リーダーの会話で、サミュエル・スターンズはその超強化された脳の確率計算処理によって未来が見えている様子。
マルチバースやインカージョンについてほのめかしたことで、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」を予告して終わっています。
なお、以前には別のポストクレジットシーンが用意されていたとも報じられています。
ここで予定されていたロスとベティの再会は別の形でエンディング部分に取り込まれたようです。
マイナーすぎるイースターエッグ
サムが薬の解析を依頼した古い友人で米軍のデニス・ダンフィ司令官。
同姓同名の人物がコミックに存在し、コミックのデニス・ダンフィは元プロレスラーでデモリションマン、あるいはD-Manと名乗るアベンジャーズのメンバーでした。なお、「無名でダサいアベンジャーズメンバー」ランキングなどの常連であるため、その実力、活躍は推して知るべしと言った所。
ウィリアム・マーク・マカローさんが演じたこのデニスは残念ながら本作のみで退場してしまいました。
デニスは薬の解析をうってつけの人物に頼むとしていましたが、これはカメオの噂があったブローン/アマデウス・チョだったのでしょうか?
デアデビルとウルヴァリンを足したようなコスチュームのD-Man
The First Yo of The Day.
— Sammy Younan -28- (@mypalsammy) January 13, 2025
“The question isn’t who is going to let me; it’s who is going to stop me.”
~ Ayn Rand
Whatever you’re gonna do this week; you ain’t gonna suck as much as D-Man, right? Right…#CaptainAmerica #Marvel #Comics pic.twitter.com/NmgcaApgkx
良かった所
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で盾を受け継ぐことについて悩んでいたサム・ウィルソンでしたが、最後には決断し、キャプテン・アメリカと名乗るようになりました。
しかし今度はその責任についてまたもや悩んでいるあたり、MCUのヒーローの中でもより人間らしい部分を持ち合わせていると言えそうです。このあたりは観客への共感性も生んでいい影響を与えるのではないでしょうか。
超人血清を使っていればよかったという後悔も人間くさくもあり、他のMCUキャラとの差別化が感じられます。
また、本作で焦点のひとつになったホアキン・トレスも好印象なキャラクターでした。お調子者な所がアベンジャーズのお調子者代表のアントマン/スコット・ラングと重なり、本作でもたびたびアントマンに言及されていました。新しいアベンジャーズ(ニューアベンジャーズ?)でもムードメーカーとなる事に期待出来そうです。
そしてレッドハルクのパワフルな動き。ハルクが好きだったのに一向に戻ってこない中で、レッドハルクがそれをある程度満たしてくれました。欲を言えばもうワンパートぐらい欲しかった。ヒーローでもヴィランでもいいから再登場に期待したい所です。
気になる所
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は単体で見た場合、スピード感のあるポリティカルアクション映画として完成度が高いように個人的に思っていますが、MCUとして見た場合はいくつかの気になる点があります。
ロスはいつからサミュエル・スターンズを利用していたのか
サディアス・ロスはかつてスティーブ・ロジャース達をソコヴィア協定違反として「シビル・ウォー」以降追い回していました。この裏で自分はスターンズを利用していたのかと考えると、色々と複雑な心境になります。
ソコヴィア協定を簡単におさらいすると「アベンジャーズをはじめとした超人たちを国連の管理下に置き、署名した超人は国連が認めた時のみその活動が許可され、署名を拒否して活動を続けた場合、それに協力した人物も含めて違反者と識別される。」という内容。
スターンズの能力で恩恵を受けたとなれば、ロスも協定違反に当たると言えます。
ただし、ソコヴィア協定は「シーハルク」で廃止されている事がわかっています。追加の補足として、「ワンダヴィジョン」内ではまだ有力で、S.W.O.R.D.のヘイワード長官はワンダをソコヴィア協定違反として始末しようとしていました。「ワンダヴィジョン」の時系列が 2023年の終わりごろで、「シーハルク」が 2025年頃でした。
なお、「ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2026年であることがメインライターによって認められています。本作での大統領選挙が実在のアメリカに沿っているとするのであれば 2026年11月からスタートし、その後100日が経過したところからメインの物語がスタートしているため、実際には2027年初頭の物語と言えます。
「ワンダヴィジョン」か「シーハルク」までのどこかでソコヴィア協定が廃止され、ロスがスターンズを利用したのがその後ならば問題ありませんが、このあたりの時系列によっては物語の見え方が変わってくるように感じます。
「シークレット・インベージョン」今作も無視されている問題
「エターナルズ」での出来事が取り上げられた一方で、今回も無視されたのはドラマ「シークレット・インベージョン」。
「シークレット・インベージョン」のラストでダーモット・マローニーさん演じるリットソン米国大統領が「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」と宣戦布告しましたが、これが世界情勢にどのような影響を与えたかはまったく描かれていませんでした。
ロスがアベンジャーズ再建を提案した事を考えると、そこには異星人であるソーも含むはずで、前大統領の発言は撤回されている可能性が高いですが、推測の域を出ません。
加えて敵性スクラル人が全て投降したかどうかが分からない世界での選挙戦がどういうものなのかも気になるところです。
マインドコントロールを描く難しさ
マインドコントロールは創作物で比較的よく出てくるものですが、かなり取り扱いが難しい能力です。
本作でもやや説得力に欠ける部分があり、ザ・リーダーがマインドコントロールでターゲットを指定して殺害させるなど、かなり細かい指示が出来ていたにもかかわらず、「ロス大統領を会見場で激怒する」ようにマインドコントロールしなかった事や、キャプテン・アメリカやファルコンを邪魔しないように、究極的には自殺してしまうようにマインドコントロールを行わなかったのは脚本の都合と感じてしまいます。
マーベル作品で言えば、マグニートーがプロフェッサーXのマインドコントロールを無効化させるために特別なヘルメットを身に着けているわけですが、サムもそれにならってヴィブラニウムスーツによって守られているという設定で説得力を持たせても良かったにも関わらず、事もあろうか持ってきたスーツを車に置いたまま盾だけを持って敵地へと行ってしまいました。まあどちらにせよ、敵はサムを操る気がなかったので問題ありませんでしたが。
今後の再登場が期待されているNetflixの「ジェシカ・ジョーンズ」(ディズニープラスで視聴する)のヴィランであるキルグレイブもマインドコントロールの使い手で、主人公を洗脳してレイプするなどやりたい放題していました。
やりたい放題出来るはずの能力を上手く使いこなせる能力者は意外と少ないのかもしれません。
ザ・リーダーの頭脳力がわかりにくい
マインドコントロールを存分に活かせていない事に加えて、そもそもどのぐらい賢いのかが上手く描けていませんでした。スターンズは様々な技術提供をロス大統領に行っていたとも説明されていますが、トニー・スタークやシュリ、リリ・ウィリアムズのようなわかりやすい発明品がなかったのが原因でしょうか?
彼はマルチバースやインカージョンを予見している一方で、サム・ウィルソンの行動は読めなかったのか結局逮捕されています。スターンズのメインの目標であった「ロスを人前でレッドハルクにする」事は達成しましたし、自分の処遇は何でもよかったとか、ラフトからの脱獄も簡単な事という今後への何かなのでしょうか。
ブルース・バナー不在問題
映画の中でたびたびブルース・バナーに言及されるにも関わらず、バナーは登場しません。ニュース番組でもブルース・バナーの名前が呼ばれていますが、レッドハルクが暴れていても援護には来ません。「シーハルク」の中でサカールへ行き息子を連れ帰ってきた後、今彼はどこで何をしているのでしょうか。
これは本作に限らずどのMCU作品でも「みんなどこで何してるの?」は気になる問題です。
バッキーが議員に
バッキー・バーンズが議員になる事は「サンダーボルツ*」のリーク情報からかなり以前に分かっていたことですが、元H.Y.D.R.A.の暗殺者がどうやって票を集められたのかはかなり気になる所です。「シビル・ウォー」で国際指名手配されていたバッキーが、サノスと戦い、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で贖罪をしてきた事を視聴者は知っていますが、この世界の米国民は何を以て彼に票を入れたのかが「サンダーボルツ*」でわかるのでしょうか?
日本はそんな事しない問題
劇中、日本軍(自衛隊?)はすぐにミサイルを打ち返しています。日本人なら中学生にもなれば、そうはならないと感じるでしょう。実際の日本であればどう考えても「遺憾の意」を表明するだけです。外国人が想像する以上に、実在の日本政府はもっと何もしないはずです。
アダマンチウムについてはよく分からない
MCUの神聖時間軸に導入されたアダマンチウムですが、その凄さはこの作品では描かれていません。ヴィブラニウムを超える、とも表現されていますが、何がどう優れているのかは説明されていません。MCU版のアダマンチウムがどういったものになるのかは追々説明されていくんだろうと言うことで、気にはなりますが後続の作品にお任せといった所です。
着替えたのに
セレスティアル島へ向かう直前、ルース・バット=セラフはコートの下に白と青のスーツがちらっと見えて着替えを済ませています。しかしその後、彼女が関わる戦闘シーンはありません。編集段階で全てなくなってしまったのでしょうか。まあよくある事の一つだと思います。
総評
睡眠時間3時間というバッドコンディションで見に行ったので「途中寝落ちしちゃうかも。」と危惧していましたが、結局うつらうつらする事もなくあっという間に見終わりました。
いくつかの気になる点はありつつも、スピード感のおかげか楽しく終了。個人的な印象としてはこの展開の速さとヴィランが加害者でもあり被害者でもあるという点で「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に似ているかもと感じました。
ザ・リーダーはピュアな悪役にしたほうが色々と良かったと思うのが正直な所。彼の動機がロスへの復讐である事で、結局「ロスが悪いやん」となってしまいました。ザ・リーダーとレッドハルクの双方が加害者であり被害者である事に加えて説得で戦闘が終わるため、最後のスカッと感は低めです。サムとホアキンのコンビネーション、そしてサムとバッキーの関係性が清涼剤と言った感じでしょうか。
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。
その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。
また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演します。
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。