マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」では制作プロセスの中で多くのシーンが削除、変更されてきました。海外メディア EW は、今月発売された書籍「Marvel Studios: The Art of Ryan Meinerding」の中からそういったシーンのコンセプトアートをいくつか紹介しています。
‘Avengers: Endgame’ cut a scene of Mark Ruffalo’s Smart Hulk rescuing people from a burning building. The moment lives on in EW’s exclusive images from a new book from Ryan Meinerding, Marvel’s head of visual development. https://t.co/1Sex5SKTY4
— Entertainment Weekly (@EW) October 18, 2024
今回はスマートハルクが火事の中から大勢の人を救助する様子を描くアートが公開。
アーティストのライアン・メイナーディングさんは「アベンジャーズが全員いなくなって、彼だけが残ることになり、彼が素晴らしいことをするのを見ることになる予定でした。衛星放送受信アンテナの中にいる人々を救うためにハルクがビルから飛び降りるのは、彼がやろうとしていたことの一つでした。私はイアン・ジョイナーと一緒にスマーク・ハルクの顔の制作に取り組んでいました。」と説明しています。
この火災のシーンは実際に撮影されていることが過去に報じられています。
これはスマートハルクの初登場シーンになる予定でしたが、その後、レストランでの子どもたちとの自撮りシーンに置き換えられる事になりました。
今回はこのハルクのアート以外に、「ロキ」に登場したソーのカエルバージョンのスロッグや「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのアートなどが公開。
先日はこの書籍からハルクとサノスのリベンジマッチが検討されていた事も明らかになっています。