マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で、2021年の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」より久々にシャン・チーを演じるシム・リウさんが、前作との違いについて言及しました。
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インタビューの中でシム・リウさんは「信じられない気持ちです。まるで新品のスーツのようでした。ですから、全く違うスーツで、私にも全く違った形でフィットしたのです。撮影現場に着いた時、最初は『ああ、やり方はわかってる』と思ったのに、スーツとそのパーツを見たら『これは全然違うものだ』と感じたんです。」と、「ドゥームズデイ」の制作チームを称賛しました。
そして、「でも、これは物事が変化するということを示していますし、鏡で自分の姿を見て、ああいう服を着ているというのは本当に特別なことなんです。いまだに信じられない気持ちだし、劇場で公開されたら、きっと素晴らしい体験になるでしょうね。」と、公開日が待ち遠しい事を語りました。
シャン・チーはアベンジャーズ5作目映画が「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」だった頃、メインキャラクターの一人として計画され、征服者カーンとテン・リングス、そしてカマラ・カーンのもつバングルとの関連性に迫るとされていました。
また、マーベルは 2022年 に「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」なる単独作品の商標を獲得。こちらも征服者カーンの関与を描く作品になると考えられていましたが、カーンがマルチバース・サーガの重要ポジションから降ろされた後、この単独作の行方もわからなくなってしまいました。
「シャン・チー2」を撮る予定だったデスティン・ダニエル・クレットン監督は「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」に就任してしばらく作業をした後に自ら降板、しかしその後、「スパイダーマン:ブランニューデイ」に任命され、またもや「シャン・チー2」は停滞する事になりました。
シャン・チーの続編映画はいまだに具体的な話が見えてこない事から「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」よりもあとに公開される事はほぼ確実視されており、2025年2月時点で「シャン・チー2」は制作される予定が続行していると、シム・リウさんが明かしました。これはシャン・チーが「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」で退場する事はないという避けられないネタバレでもあり、ブラックパンサーやドクター・ストレンジ、ソーなども続編の話が出ているため同様となっています。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。













