マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」に出演したケイティ・オブライアンさんが、海外メディア Inverse とのインタビューの中で、公開バージョンに含まれたなかったシーンについて言及し、ビル・マーレイさんが演じたクライラーに別のエンディングがあったことが判明しました。
オブライアンさんは自身が演じたジェントーラと、ビル・マーレイさんのクライラーとが一緒になるシーンが存在したと言います。
「カットされた戦闘シーンの中で、ビル・マーレイと一緒のシーンがいくつかあったんです。ただ殺されるのではなく、カーンに捕らえられ、宇宙での追跡劇をやりました。それは大変なことでした。3時間の映画みたいでしたね。」と公開された映画の後にも物語があった事を明かしました。
そして「クライラーは刑務所に連れて行かれ、その後、彼は本当にかわいい小さな刑務所のシーンを持っていたんです。そして、私は彼を救い出すのを手伝いました。彼はずっと私と一緒にいて戦う準備をするふりをして、『ついて来いよ、ブラザー』って感じでした。」と語り、「私が覚えているのは、そんな感じです。マーベルは撮影の最終日まで脚本を書き足していました。だから、最終的にはカットされたと思うものがたくさんありました。」と締めくくりました。
ビル・マーレイさんの演じたクライラーは俳優のキャリアを考えるとかなり小さな役割でしたが、元の脚本ではまだいくつかのシーンがあったようで、オブライアンさんの語った内容によるとコメディリリーフとしての側面を持ち合わせていたのかもしれません。
オブライアンさんが「3時間映画のようだった」と指摘した点も、本作の脚本を担当したジェフ・ラヴネスさんがそれぐらいあった事を認めており、かなり多くのシーンがカットされたことが分かっています。
にも関わらず、「クアントマニア」のBlu-rayに含まれる削除シーンはたった2つとレポートされており、2日前にはそのうちのひとつがオンラインで公開されました。他の未公開シーンをディズニープラスなどで視聴する機会は訪れるのでしょうか?
映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年4月18日 よりデジタル配信中、Blu-rayは 5月16日 に米国発売予定です。
ソース:Quantumania Star Katy O’Brian Thought She Was Auditioning for The Marvels