マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」がゴールデングローブ賞2025にノミネートされた事が報じられました。主演のキャスリン・ハーンさんが「テレビシリーズ:ミュージカル/コメディ部門女性俳優最優秀演技賞」の候補としてリストアップされています。
🏆 #GoldenGlobes | Nominations
— MCU News and Rumors (@mcunewsrumors) December 9, 2024
🧿 AGATHA ALL ALONG
• Best Actress in a Musical/Comedy TV Series (Kathryn Hahn)
⚔️ DEADPOOL & WOLVERINE
• Cinematic and Box Office Achievement
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アメリカのテレビドラマの場合、シーズンが一つしか無い番組はリミテッド(限定)シリーズと表記される事が多く、テレビシリーズの部門にノミネートされているという事は、ディズニーがこの番組を複数シーズンに渡るシリーズ(ドラマ)だと考えている事をほのめかしています。
今年、日本の作品として話題になった「SHOGUN」はもともとリミテッドシリーズとしてプロモーションされていましたが大ヒット、その後、エミー賞ノミネートのタイミングでリミテッドシリーズからテレビシリーズへと表記変更され、シーズン2とシーズン3の制作が発表されました。
「アガサ」がリミテッドシリーズではなくテレビシリーズとしてゴールデングローブ賞にノミネートされている事は、シーズン2実現の可能性が非常に高いと言えそうです。(もちろん開発がうまく行かずに中止される事もありえます)
本作は最終話が配信された週にあたる 10月28日 から 11月3日 までの1週間で 7億4400万分 のストリーミングを記録、1話から75%増加という記録を達成しています。
キャスリン・ハーンさんは海外メディア Deadline とのインタビューで今回のノミネートについて次のように語っています。
「アガサ・オール・アロング」がそこで語られる物語の流れを終わらせた方法に、とても満足していたという意味だと思います。もちろん、どんな立場であっても、誰もが戻ってこられたらワクワクすると思います。ジョージア州アトランタで、毎日毎日、このごく少数のキャストだけでサウンドステージに立ったことは、人生を変えるほど深い経験でした。
私はとても誇りに思っているし、マーベルのためにとても興奮しています。彼らは、この小さくて素晴らしい、女性とクィアが主導する番組をとてもよくサポートしてくれました。
「アガサ・オール・アロング」のラストは少なくともビリーの今後が続く事を思わせる終わり方で、アガサがそれに付き合う流れとなっていました。しかし、MCUのゴーストという存在にはまだまだ不明な点も多く、アガサ自身の今後については予想が難しくなっています。
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