まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

ドラマ 映画

マーベル・スタジオのプロデューサーが内部リーク防止の取り組みについて語る

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

海外メディア Deadline のポッドキャスト「Crew Call」に出演したマーベル・スタジオのプロデューサーであり、制作・開発担当の副社長であるネイト・ムーアさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品のネタバレ防止のためにどのような取り組みをしているかについて語りました。

sponsored link
 

内部の試写会にはどのように参加出来るのかについて質問されたムーアさんは、「ディズニーの従業員はみな、『試写会を見ますか?』というメールが届くようになっています。しかし何の試写会かは知らされません。」と語っています。

そしてその試写会について、「以前は友人を連れてくることもできました。しかし正直なところ、参加者が情報を漏らすと、みんなのためにそれが台無しになってしまうから、少し制限を設けました。」と述べ、続いて常連がいる事も明かしました。

「でも、みんな来てくれて、それから、文字通り、同じ人が質問してくれるんです。彼の名前はアンディで、素晴らしい人です。アンディが前に出てきて、「あなた達の映画『ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー』を見る最初の観客の一人になれたよ。」と言ってくれるんです。そして、「ああ、これが見たかったんだ」と驚くこともある。そして時には、「エターナルって何?」と混乱されることもあります。」

また、参加できる社員数について「規模は小さいです。350、360人・・・のような上映会ではなく、通常80から100人の間です。それを1作品につき3~4回行います。試写は私たちの映画だけです。『アイアンマン』と『キャプテン・アメリカ』の間にどのような差があるか、わかりますか?『クリード』や『スピード・レーサー』など、自分たちの映画ではないものを参考にすることは出来ません。」と明らかにしました。

そしてシリーズ1作目と続編では反応が違うとも述べています。

「というのも、ほとんどの人はキャラクターにあまり馴染みがないからです。だから、「ああ、キャプテン・マーベルか、よくわからないよ。アイアンマンが見たい」と言うんです。なるほど、それが普通ですね。そして、一般的に続編は、例えば「ブラックパンサーが好きだから」という理由で、少し人気が出るものです。それが1つのグループです。」

さらに試写会にはもうひとつのグループによるものがあるとも明かしました。

「そして、別のグループもあり、あまりにベタな理由で議会と呼ばれるようになりました。これには制作に関与した人間が参加出来ます。そして映画に対して、全員が素晴らしくしたい、ということ以外に動機づけられていない、非常に率直な反応を得ることができるのです。」

「そして、この2つのグループの間で、興味深いアイデアの交差を得ることができると思います。そして、両方のグループが同じことを言っているときは、間違いなく問題です。時には、プロデューサーのノートと一般人のノートが多くなり、どちらが価値があるのか、共存できるのかを見極めなければならないこともあります。でも、それは面白いプロセスで、今のところ迷うことはありません。」と語っています。

マーベル・スタジオは何度も繰り返し試写会を行って、少しずつ内容を変更していく事が過去の報道からもわかっています。実際に過去に何度もネタバレとして作品内容が晒された事もありますが、一般的な映画の完成試写会とは異なるため、試写会の内容は公開バージョンとは一致しない事が多々あります。

sponsored link
 

今月公開の新作映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」では公開1ヶ月前に再撮影が行われており、2022年に「クアントマニア」の試写会に参加した人、そしてそれらの人々からリークされた内容とは異なるシーンが本公開バージョンに含まれる事になります。

新たに設けられたという試写会参加への制限が功を奏しているのか、最近では試写会からの致命的なリークは減少傾向にあるようです。しかし作品の品質アップのために、こういったリスクとのバランスの模索は今後も続いていくと見られています。

ソース:Producer Nate Moore On Pivoting ‘Black Panther’ After Chadwick Boseman’s Death And “More Stories To Be Told” With Harry Styles – Crew Call Podcast

-ドラマ, 映画
-,

執筆者:

関連記事

【噂話】MCU「アベンジャーズ7」も計画中か、2028年フェーズ7までのラインナップが報じられる

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でMCUのフェーズ5がスタートした矢先、海外スクーパーがフェーズ7までのラインナップとして、海外掲 …

映画「シャン・チー」監督インタビューにて時系列やポストクレジットシーンの有無が明らかに

マーベル・スタジオが制作する映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、海外メディア FANDANGO とのインタビューの中で、本作がMCUの時系列の中でどのあ …

映画「ソー:ラブ&サンダー」のフィーチャレットが公開されるもすぐに非公開に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の舞台裏を特集したフィーチャレットが公開されました。動画は Marvel Entertainment …

映画「エターナルズ」より本編映像”Bollywood”が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」より、オフィシャルクリップ「Bollywood」がYoutubeのマーベル公式チャンネルにてリリースされまし …

映画「ザ・マーベルズ」は日本のアニメに影響されていると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」が日本のアニメの影響を受けていると、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が指摘しました。「ザ・マーベルズ …

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2024年7月26日「デッドプール&ウルヴァリン」
◆2024年11月1日 SSU「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」(米10月25日予定)
◆2024年12月13日 SSU「クレイヴン・ザ・ハンター」(日米同時公開)
◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月5日「サンダーボルツ*」(日本はGW)





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。