マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がゲームのコンサルティングに関与していくと報じられる

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マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が映画やドラマの制作に加えて、ビデオゲームの世界に足を踏み入れることになると、海外メディア Bloomberg が報じました。それによると、Electronic Arts が Marvel Entertainment と契約を結び、3つのビデオゲームが開発される事になると言います。

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第1弾はすでに発表されている「アイアンマン」のゲームで、まったく新しいソロプレイ用のサードパーソン・アクションアドベンチャーになると言います。

残る2つについては発表されていませんが、うち一つはブラックパンサーのゲームとも噂されています。

EAのCCO(最高執行責任者)であるローラ・ミーレ氏は、「我々はバランスの取れたポートフォリオを持つために意図的、計画的な戦略を持っています。他のEAゲームをプレイしないマーベルファンが存在する事でしょう。それはスターウォーズでもそうでした。」とコメント。そして、「これは開発者だけでなくファンやプレイヤーにとっても素晴らしい瞬間」として、「マーベルがEAクリエイターの一員になることを楽しみにしており、このコラボが卓越した体験を皆さんにお届けするだろうと確信しています。」と述べています。

そして、ミーレ氏は4年前にケヴィン・ファイギ社長と連絡を取り、EAの様々なゲームスタジオを統括する上で何か知恵を得られるかもしれないと期待していたことが明らかにされました。

そのやりとりが具体的に何をもたらしたのかは不明ですが、2020年に再び連絡を取ったミーレ氏は、マーベルでゲーム部門のトップを務めるジェイ・オングさんと協力関係を結ぶようになったのだと言います。

ファイギ社長はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関して前例のない多数のプロジェクトを抱えている通り、ゲーム開発への関与といってもアドバイス程度ではないかと海外メディアは見ているようです。

しかし、MCUがマーベル・スタジオ作品ではない過去の実写作品やアニメ作品なども接続し始めている事を考えると、これを機にマーベル・ゲーム・ユニバースもMCUとクロスオーバーしていく可能性が出てきているのかもしれません。

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ソース:Electronic Arts Strikes Three-Game Deal With Marvel