7月から撮影が始まる予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で新たな主要キャラクターが追加される事がわかりました。現在マーベル・スタジオはそのキャラクターを演じる9歳から12歳までのあらゆる人種の若い女性を募集していると海外スクーパー Murphy’s Multiverse が報じています。
記事によると、そのキャラクターは10歳と説明されており、歌やダンス、コメディーの才能がある若い女優を探している、との事。
アントマンシリーズで少女といえばアントマン/スコット・ラングの娘キャシー・ラングですが、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のキャシーは14歳の設定でエマ・ファーマンさんが演じていました。クアントゥマニアがそれからどのぐらい後の話かは明らかにされていませんが、キャシーは新たにキャスリン・ニュートンさんが演じることが発表されています。
回想シーンなど、過去のキャシーが必要であれば1作目、2作目でキャシーを演じてきたアビー・ライダー・フォートソンちゃんが現在13歳で年齢的には条件ギリギリですが問題ないようにも思えます。
記事ではキャシー以外のキャラクターの可能性が高いとしつつも、その詳細は不明なようです。
他に考えられそうなキャラクターはティーンヒーローチーム「チャンピオンズ」に所属しているワスプことナディア・ヴァン・ダインがいます。ナディアはロシア語などで希望という意味であり、MCUではそのナディアを英語に変えてホープ・ヴァン・ダインがワスプとなっています。クアントゥマニアでは再度時間に関する物語が描かれるはずで、エンドゲームでスコットが子供や老人に変化したように、ホープも同じような変化をする可能性は考えられます。
あるいはヴィランとして登場が公表されている征服者カーンと関連の深いキャラクターかもしれません。
この女優さんに求められているダンスやコメディーといった才能はアントマンのコメディ色の強い作風や、ヒーロー映画に必要なアクションを考えると妥当な所ですが、歌の才能は何に対して求められているのかも気になる所です。歌に関する能力を持つキャラクターはいくらか存在していますが、10歳の少女となるとこの記事の執筆時点では思いついていません。
いずれにしてもまだ撮影も始まっておらず、しばらくはこの謎の少女について明らかになることはなさそうです。
映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。
ソース:EXCLUSIVE: MARVEL STUDIOS CASTING A YOUNG LEAD FOR ‘ANT-MAN AND THE WASP: QUANTUMANIA’