俳優のヘイリー・ルー・リチャードソンさんが Happy Sad Confused ポッドキャストに出演し、マーベル映画のオーディションに何度も落ちたという過去を明かしました。中止されたDC映画「バットガール」の主演候補でもあった彼女は、番組内でその情熱を示しています。
「スプリット」、「ファイブ・フィート・アパート」、「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」などで注目されているヘイリー・ルー・リチャードソンさんは、司会のジョシュ・ホロウィッツ氏から「バットガール」が初めてのヒーロー映画オーディションだったか質問され、「いいえ、私はかなりの数、挑戦しました」と明かしました。
そしてオーディションの際にはコスプレするのか質問されると「そんなことはしたことがありません。マーベルの大スクリーンテストに参加した時は、本物のカメラがあって、ヘアメイクもしてくれました。でも、どんな服を着ればいいのか、どんな色にすればいいのかは、指示されるだけでした。実際にスーパーヒーローのコスチュームに身を包むことはありませんでした。」とオーディションの裏側について語りました。
そして「台本も見ていないのに圧倒された」と言うマーベル映画について、オーディションに合格すれば「その後の7年間とか、文字通り何でもやる事になるんだけど、それは…とてもエキサイティングなことだと思うんです。監督や、それを作るプロデューサーに会えたり、そのキャラクターのコミックを全部読んだり…そんな一体感は本当にワクワクします。信頼して身を投じられるようなものです。でも、選ばれるのはとても大変な事です。」と語りました。
司会が「まだ1つか2つ、ヒーロー映画を作るかもしれないよ」とジョークを言うと、リチャードソンさんもからかいながら同意し、「彼らはかなりうまくいってるようですね」とコメントしてまだチャンスが残されている事とチャレンジする事を示唆しました。
リチャードソンさんが何役のオーディションを受けたのかは不明で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)、ソニー・ピクチャーズのスパイダーマンシリーズ、今はもうなくなってしまったFOX時代の「X-MEN」シリーズなどの可能性が考えられるようです。
マーベルコミックの膨大なキャラクターの中には未だに実写化されていない女性ヒーローも数多くいますから、リチャードソンさんが念願のヒーロー役を演じるチャンスはまだまだ残されているようです。