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ディズニーがMCUを殺した、ジェームズ・ガン監督が語る。「DC vs. マーベル」は簡単に実現するとも

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督は、現在、DCスタジオの共同CEOとして、マーベル・コミックのライバル社であるDCの実写作品の制作に携わっています。そのガン監督が最新のインタビューで昨今のマーベルの苦戦について言及しました。

海外メディア Rolling Stone とのインタビューで「最近のマーベルは作品を作りすぎている」とインタビュアーが発言した際にガン監督は「ルイ(マーベルの長年のエグゼクティブ・プロデューサー、ルイス・エスポジート氏)も私に個人的にそう言いました。本当に彼らのせいなのか、私には分かりません。 」としつつ、マーベルは上からの命令に従っただけだとし、「それは不公平だし、正しくありませんでした。そして、それが彼らを破滅させたのです。」と、ディズニーがMCUを殺してしまったと語りました。

ディズニーのやり方を見て何か学んだ事はあるかと質問された監督は次のように述べました。

間違いなくあります。私たちはすべてのプロジェクトを幸運のように扱わなければなりません。毎年一定数の映画やテレビ番組を制作しなければならないという義務はありません。ですから、最高品質だと思うものはすべて制作するつもりです。もちろん結果的に良い作品もあれば、そうでない作品もあるでしょうが、平均的にはすべてが可能な限り高品質になることを願っています。個人的に満足できる脚本がなければ、何事もスタートしません。

ガン監督は財務計画を達成するために映画の制作をスケジューリングするビジネス重視のディズニーとは違って、最高の作品を最高のタイミングで制作してリリースしたいというアート重視のやり方でやっていくと語りました。

どちらもメリットとデメリットがあるやり方ですが、まずは7月公開の「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」と「スーパーマン」の対決が最初の指標となります。

また、コミックの「DC vs. MARVEL」のようなクロスオーバー作品についても言及。

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その話はもう何億回もしました。簡単に実現する可能性はありますが、同時に実現したら面白いと思っています。でも、世間はもうちょっと乗り気じゃないかなとも思います。みんなはスーパーヒーローの良い物語を見たいと思っていて、それが大事なんです。そして、スーパーヒーローを使った様々な物語を見たいんです。それは当然のことですが、もっと多様性と、より質の高いストーリーテリングが必要なんです。スパイダーマンとスーパーマンがタッグを組むだけでは、つまらなければ意味がありません。だから、現実的な視点から考えないといけない。そして、それを実現するのは本当に難しいんです。

どうやら権利的な問題はファンが思っているほど障壁にはなっていないようで、やろうと思えばいつでも実現出来るようです。

とはいえマーベル・スタジオはMCUの立て直しに力を入れている最中であり、DCもDCEUの失敗を経てDCUのスタートに注力している所。両者のクロスオーバーは最優先事項ではありません。ふたつのシリーズが切磋琢磨していった先で実現するものと見られます。

ソース:Rolling Stone

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。