ウォルト・ディズニー社が動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」を2020年の後半にも日本で開始すると明らかにしました。ディズニーが過去に配給した映画や独自作品を見られる同サービスは、米国と欧州を中心に会員数が5000万人を突破し、今後はアジアや中南米地域への事業展開に力を入れていくようです。
具体的な日付や価格は発表されていませんが、NTTドコモと提携して行っているディズニーデラックスとは別のサービスになるとのこと。
ディズニー+とディズニーデラックスの違い
運営形態の違い
ディズニー+は直営で、ディズニーデラックスはドコモとの共同運営になります。ディズニーデラックスではディズニーアカウントとdアカウントが必要なためやや面倒です。
作品の違い
ディズニーデラックスではディズニー、ピクサー、マーベルの作品が見放題ですが、直営のディズニー+では映画以外の配信専用コンテンツがあります。スター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」など一部はディズニーデラックスでも遅れて配信されています。また、ディズニーデラックスのサービス開始以降に買収した、旧20世紀FOXのコンテンツも含まれます。
画質の違い
ディズニー+は4k HDRの配信に対応していますが、ディズニーデラックスは対応していません。
視聴エリアの違い
ディズニーデラックスは海外旅行先ではアクセス拒否されてしまい、視聴できません。ディズニー+はグローバル対応になっています。
料金プランが発表されていませんが、基本的にディズニー+のほうが上位のサービスとなっています。今後ディズニーデラックスは、ドコモが何かしらのテコ入れをする可能性があるかもしれませんね。
当ブログでよく取り上げているMCUのドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」などについては現状はディズニー+のコンテンツであり、ディズニーデラックスでの配信についてはアナウンスされていません。
ディズニー+は今年後半のサービス開始予定ということで、MCUドラマのスケジュールに変更がなければ、「ワンダヴィジョン」からは日米同時配信開始となりそうですね。