日本からアクセス可能なディズニープラス上で、ソニー・ピクチャーズが制作した「スパイダーマン」関連のコンテンツが削除され、視聴が出来ない状態になっています。これはイギリスやアイルランドでも2023年夏に確認されていた現象で、日本でもそれに続く形となりました。
具体的にはサム・ライミ監督版のスパイダーマン3部作、アメイジング・スパイダーマンのシリーズ、そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン2作品に加えて、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム」、アニメ映画のスパイダーバースが視聴出来なくなっています。
また、動画だけでなく、ディズニープラスブログの「スパイダーマン」の見る順番を特集した記事やYoutube上での予告動画などの関連コンテンツも削除されています。
先にこの事態に見舞われていたイギリスでも、これについての公式発表はなく、海外メディアはライセンスの問題が原因である可能性が高いと推測するに留まっています。
Disney Plus Informer では、「ディズニーにはライセンス権をより長期間保持する意図があった可能性が高いが、ソニーはすでに他のストリーミングサービスと契約を結んでいた可能性があり、Disney+の開始よりも前から契約を結んでいたようだ。」と解説。
今後、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の配信のタイミングですべてが戻ってくる事を願うばかりです。