マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の最初の映像がシネマコン2024でメディア関係者向けに公開され、海外メディア Entertainment Weekly が本作の初となる公式スチル写真を公開しました。
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また、先日第一報として報じられたティザーの内容をさらに詳細に記した記事を The Direct が公開。
最初に公開された映像は非常に短いクリップで、先日の記事で取り上げた第一報がこの映像に該当するものでしたが、その後、もっと長いプレビューも公開されたと記事は言います。
それによると、サンダーボルト・ロスによるホワイトハウスでの記者会見が描かれ、サム・ウィルソンと並びたち、2人は会話をします。
「ウィルソン」と語りかけるロスはロリポップキャンディを示しながら「医師の指示なんだ」と説明。サムは「新しい見た目に慣れないな」とメタ的なジョークを飛ばします。
その後、ロスはサムに、「メキシコでの君の行動は私の目を開かせてくれた。」「私はキャプテン・アメリカにアベンジャーズを再建してほしい」と伝えます。
さらに Deadline の説明によると、サムはこの新しいアベンジャーズの決定について意見が一致しない場合の対処方法についてロスに問いかけます。これは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」での失敗を繰り返さないための対応のようです。
新しいシーンになり、ロスがイザイア・ブラッドリーも含む観客にプレゼンテーションを行っています。ロスは最近の「千年の発見」と呼ばれるものに言及し、ComicBook によればホアキン・トレスが最近の任務で見つけたもののようです。
突然、イザイアと特務機密庁のエージェントが何らかの言葉、音に反応したようで、彼らは操られたように大統領を暗殺しようとしているかに見えると言います。
サムは戦いを始めますが、キャプテン・アメリカのスーツではなく私服姿。戦いの中で、イザイアが窓を破って飛び降りるシーンはウィンター・ソルジャーを思い出させると言います。
何らかの研究所のような場所の怖いショットも映し出されたあと、”翌年”というテキストが表示され、新しいシーンに変わります。
サムは「中枢が犯されている」と語り、サムが未知の女性キャラクターと戦っている影が見え、電気武器を持つ集団と見られる人々も映し出されると IGN は説明。戦闘中、ロスが「君はスティーブ・ロジャースじゃないぞ」と言うと、サムが「あなたの言う通りだ。僕は彼じゃない。」と返答します。
そして、サムのキャプテン・アメリカのスーツの背中が映し出されたと説明しています。
ティザーは過去のキャプテン・アメリカ映画を思い出させるような作りになっているようで、スティーブ・ロジャースからサム・ウィルソンへと変わった新章となる作品でありながら、過去作からの流れをしっかりと受け継いでいるようです。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のブラック・キャプテン・アメリカことイザイア・ブラッドリーが本作にどのように絡んでくるのか、そして孫のエリはコミック通りヤングアベンジャーズに加入するのかなど、まだまだ不明な部分も多く、映画の公開までまだしばらくの間予想を楽しんで待つ必要がありそうです。
本作はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレスが再登場し、ドラマで破損したファルコンスーツを受け取っていた流れから二代目ファルコンになるとされています。
その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、米国にて劇場公開予定です。