先日、好評価をもって終了したABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」のエグゼクティブ・プロデューサーであるジェフリー・ベルさんが、CBRとのインタビューでドラマの早い段階でS.W.O.R.D.を登場させる構想があったことを明かしました。
記事によるとベルさんは「シリーズの早い段階でS.W.O.R.D.についてあれこれ試していましたが、マーベルにシャットダウンされました」と語っています。
ドラマ最終回のエピローグにおいて、デイジーはゼファースリーに乗り込み宇宙でのミッションを行っていました。ファンの間ではひとときS.W.O.R.D.の導入にわきあがりましたが、実際にはS.H.I.E.L.D.の船であることが判明しています。
マーベルに止められた理由について、S.W.O.R.D.がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するからだろうと記事には書かれており、ドラマ「ワンダヴィジョン」に登場してくるとされています。
コミックのS.W.O.R.D.ってどんな組織?
S.W.O.R.D.は2014年12月に発行された「Astonishing X-Men vol. 3 #6」で初登場した比較的新しい組織です。宇宙からの脅威を監視し対抗する事を目的とした諜報機関で、地球の衛星軌道上に本拠地を持っています。
正式名称は「Sentiest World Observation and Response Department」。長官はアビゲイル・ブランドというエイリアンの父とミュータントの母を持つ女性です。
主なS.W.O.R.D.のメンバーはX-MENのビースト、スパイダーウーマン、ミズ・マーベル/カマラ・カーン、ロッキード(X-MENのキティ・プライドのペットである小型のドラゴン)などです。
映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」では謎の宇宙基地でバーチャルバカンスを楽しむニック・フューリーのシーンがありましたが、これをもってMCUにはすでにS.W.O.R.D.が登場しているとする説もあります。マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏はどのような構想を練っているのでしょうか。
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はシーズン1~シーズン6まで、ディズニープラスで日本語吹替対応で配信中。ファイナルシーズンとなるシーズン7の配信日程は不明です。