マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のテストスクリーニング(試写)が行われたと報じられました。本作はコミックと全く異なるメンバーで構成されている事でコアなコミックファンの不満となっていましたが、映画の内容はそれを払拭してくれるのかもしれません。
※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
#thunderbolts test screening full details
— Chad Ryan (@TheGeekyCast) November 15, 2024
The latest test screenings of ‘THUNDERBOLTS*’ have been very positive.
Yelena is the main character.
Sentry has a comic-accurate suit but with some differences.
The film begins with Yelena on a mission.
There are scenes set in the…
試写情報に強いアカウントからのリークによると、本作の試写は「非常に好評」だったとの事。
映画の主人公はフローレンス・ピューさんが演じるエレーナ・ベロワに設定されているようだとし、エレーナが任務につくシーンから始まると言います。また、レッドルームを舞台にしたシーンもあるとの事。
以前の脚本では特筆すべき役割がないとされていたゴーストに関して、試写バージョンでどのようになっているかは分かっていませんが、少なくともゴーストが「本作で最高のアクションシーンを持っている」とも判明しました。
ボブは予告でほのめかされていた通り、コミックのセントリーであり、コミックのスーツにかなり忠実としつつも、ベルトのバックルの大きさなど、細かい点ではいくつか変更されているとの事。また、第三幕ではセントリーからザ・ヴォイドに転化してしまうようです。
映画は全体的に「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に似た雰囲気があるとの事で、アクションシーンも素晴らしいとコメントしています。
今回の投稿ではタイトル中のアスタリスクについては何の報告もありませんでしたが、以前にはこれがニューアベンジャーズを指しているとも報じられていました。
試写バージョンは劇場公開バージョンとイコールではないため、今後の編集でまた印象が変化してしまう事もありえますが、現状ではかなり期待が持てる仕上がりとなっているようです。
「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。
ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。
制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。
映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月5日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。