マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」で主人公のアガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、「ワンダヴィジョン」との関係性について言及しました。
「アガサ:オール・アロング」と「ワンダヴィジョン」の両番組について「そうですね、一番大きな要因は、ジャック・シェーファーがすべてを創り出したことです」とハーンさんはインタビューで説明しました。
「彼女は、アガサのこのイテレーションを創り出したようなものです。アガサはコミックのあらゆるところに登場し、多くの世界に触れています。ですから、このアガサの創造は彼女によってとても美しく作り上げられました。しかし、私たち 2 人にとって、それがウェストビューとウェストビューの世界に敬意を表し、次に何が起こるかという現実から始まることが非常に重要でした。ですから、これは彼女が力を取り戻すことではなく、力を変えることについて描いています。彼女は変化するのです。」
コミックではヒーローとして描かれるアガサ・ハークネスはワンダの師匠であり、ペギー・カーターがリーダーを務めるドーターズ・オブ・リバティの一員として活動。スティーブ・ロジャースと協力してミッションに挑んだ事もある他、アベンジャーズやファンタスティック・フォー、ミッドナイト・サンズなどど協力してきました。
キャスリン・ハーンさんが「アガサが力を取り戻すのではなく、アガサが変化していく」物語だと発言した事は、彼女がヴィランからコミックのようなヒーローへと変化していく事をほのめかしているのか、注目となりそうです。
「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。
「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。
本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。
本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。
ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。
さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。
ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。
また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。
そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。
「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。
ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。
ソース:Agatha All Along: Kathryn Hahn Reveals Most Important Aspect of Following WandaVision