マーベル・テレビジョンが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」のキャスリン・ハーンさん、ジョー・ロックさん、パティ・ルポーンさんらがディズニーアップフロントのイベントに出席し、海外メディア Deadline とのインタビューにて、本作の撮影の規模について語りました。
‘Agatha’s Kathryn Hahn, Joe Locke and Patti LuPone on “bursting in to tears” on set seeing Witches’ Road : “It looks like a $100 million dollar movie” pic.twitter.com/BSlVe9OASp
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) May 14, 2024
主演のキャスリン・ハーンさんは本作について「この番組でとてもスリリングだと思ったのは、ジャック・シェーファーが脚本を書いていて、彼女はワンダヴィジョンも書いていたのですが…彼女とプロデューサーのメアリー・リヴァノスにとって、CGIを最小限に抑えることが非常に重要でした。なので、(CGは)私たちの魔法以外はほとんどありません。」と明かしました。
そして「それが本当に興奮するポイントで、私たちはCGに頼らずともそれができることを何度も証明できました。CGIは最小限ですが、それがとてもスリリングでした。セットは素晴らしくて…本当に美しく、非常に没入感のある体験でした。」と付け加えました。
また、共演のルポーンさんもこれについて次のように補足しています。
「その点について言わせていただくと、セット、プロダクションデザイン、セットドレッサー、照明、衣装、すべてが素晴らしく、私たちがセットに来たときに見たものは、クリエイティブな人々全員が最高の状態にあると感じました。」
「特にウィッチズ・ロードはなんて美しいのでしょう…私たちはセットに入って実際のウィッチズ・ロードを見たとき、涙が溢れました。それは素晴らしいストーリーであるだけでなく、見た目も華麗です。まるで1億ドルの映画のように見えます。」
コミックでは、ウィッチズ・ロードは魔術師だけが歩ける空間で、現在の有力視されている説は、アガサとビリーがスカーレット・ウィッチを探すためにそこへ向かうというものです。
ただし、エリザベス・オルセンさんがワンダ・マキシモフとしてシリーズに出演するかどうかはまだ不明です。
なお、本作は昨年後半にディズニーCEOが提唱したMCUの予算削減よりもかなり以前から制作がスタートしていた作品であり、このドラマが実際に1億ドルをかけて作られているのかは現在のところ不明です。参考までにドラマ「シークレット・インベージョン」は2億ドル超の予算で制作され、「ロキ」シーズン2は1.4億ドル、「エコー」は4000万ドルほどで制作されている事が報告されています。
ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 より米ディズニープラスで初回2話配信予定です。