マーベルコミックが2022年12月にモニカ・ランボーを主人公とした初のソロコミックシリーズ「フォトン」を発売すると発表しました。このタイミングでのコミック獲得といった流れは、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に登場するモニカにも影響を与える可能性がありそうです。
コミックのモニカ・ランボーはキャプテン・マーベル、フォトン、パルサー、スペクトラムといった複数のヒーローネームを名乗っていた人物で、ドラマ「ワンダヴィジョン」にてモニカがデビューし、コミックと同様に見える能力も獲得していましたが、そのヒーローネームに関しては言及されることなく終えていました。
MCUでは母親のマリアが映画「キャプテン・マーベル」でフォトンのコードネームを使用していた事などから、モニカもフォトンを名乗る可能性が考えられていましたが、今回のコミックソロシリーズの発表はその考察論を後押ししているかもしれません。
今回発表されたコミックの概要は以下のとおりです。
ニューオーリンズ・ハーバー・パトロールからアベンジャーズ、そしてアルティメイトまで、モニカ・ランボーはリーダーとして、またチームプレーヤーとして人生を歩んできました。しかし今、彼女は現実を打ち破るような危機に直面し、たった一人でそれを引き受けなければならなくなります。そのために、フォトンには新たな能力が要求され、さらにそれを超える必要があるのです。
©MARVEL
ライターのイブ・L・ユーイングさんは「モニカ・ランボーのようなレガシーキャラクターの物語を担当することは、とても光栄です。モニカのキャラクターはマーベル・ユニバースで長い歴史を持っていますが、彼女自身の物語が語られたのはずっと前のことです。私は、約30年前に最後のモニカ・ランボーのソロ・アドベンチャーを発表した伝説的人物であるドウェイン・マクダフィーのペンを引き継ぎます。光栄なことで、彼女の驚くべき宇宙的な能力と、日常的で親しみやすい葛藤の両方を強調する方法で物語を伝えることに興奮しています。ベテランの読者にも、初めてコミックを読む人にも、等しく何かを提供できるタイトルになればと思います。」とコメントしています。
コミック「フォトン #1」は 2022年12月7日 米国発売予定、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年7月28日 米国公開予定です。