マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」で、ダナイ・グリラさん演じるドーラ・ミラージュの隊長オコエにLGBTQ+の設定が追加されるようだと、海外スクーパーのダニエル・リヒトマンが報じました。
2018年公開の映画「ブラックパンサー」ではもともとオコエとアヨの極めて軽いラブシーンがあったが削除されていることを、アヨを演じたフローレンス・カサンバさんが認めていました。
今回のニュースが彼女たちの関係を復活させるものか、新たなキャラクターを登場されるものかは判明していません。しかし、噂のキャスティングとしてドーラ・ミラージュの元隊長アネカの登場が報じられており、このアネカを相手とする可能性は高いようです。
コミックのアネカはアヨと恋人関係でしたが、MCUのアヨはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場した事を考慮しても、まだまだ役割は小さいと考えられます。ラブストーリーを描くにあたってそれなりに存在感のあるキャラクターを必要とするため、その役割がオコエに渡される可能性は高いのかもしれません。
オコエがLGBTQ+であるというのはコミックにはない設定ですが、マーベル・コミックにはそもそもLGBTQ+のキャラクターが多く、昨今の映画業界の単なる多様性描写ブームとは言えないようです。コミックをもとにMCUでも同性愛者として表現されたロキがいる他、「エターナルズ」ではファストスもLGBTQ+として描かれていました。コミックではデッドプールやアイスマンなども同性愛者であり、ワンダの息子ビリーも同様です。
先日は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のメイおばさんもLGBTQ+として扱うアイデアがあった事が報じられていました。(from Comicbook.com)
現在、本作はシュリを演じるレティーシャ・ライトさんの怪我により撮影が中断されていますが、2022年1月から撮影再開されると報じられています。
映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 に米国公開予定です。
ソース:Black Panther 2 Rumor Reveals Okoye’s New LGBTQ+ Relationship