ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に、映画「アメイジング・スパイダーマン」シリーズからグウェン・ステイシーが登場するのではないかとかねてより噂になっている件について、グウェンを演じていたエマ・ストーンさんが否定しました。
MTV News で噂について聞かれたストーンさんは次のように述べました。
そのような噂は聞いたことがあります。何も言ってはいけないのかどうかはわからないけど、私は関与していません。卒業生としてどんな反応をすればいいのかわかりません(笑)
「ノー・ウェイ・ホーム」ではかねてよりマルチバースが導入されると言われており、サム・ライミ版「スパイダーマン2」(2004年)からアルフレッド・モリーナさんがドクター・オクトパスを、「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年)からジェイミー・フォックスさんがエレクトロを再演することが俳優さん自身の口から明らかになっています。
そして、トビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんによるスパイダーマンが本作にも登場するという噂とともに、それぞれのシリーズのヒロインであったキルスティン・ダンストさん演じるメリー・ジェーン・ワトソンとエマ・ストーンさん演じるグウェン・ステイシーの再登場についても噂されていました。
「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドさんは以前にも否定していた事から、「アメイジング・スパイダーマン」組は両者揃って否定する形となりました。
コミックのグウェン・ステイシーは単なるヒロインから現在はヒーローのスパイダーグウェン(ゴーストスパイダー)として活動しており、2018年に大ヒットしたアニメ映画「スパイダーマン: スパイダーバース」にも登場していました。
ソニーは現在スパイダーマンの映画世界を拡張する計画をしており、「シルク」のドラマ化なども報じられています。スパイダーグウェン(ゴーストスパイダー)の実写化の可能性を考えるとエマ・ストーンさんではトム・ホランドさんのピーター・パーカーよりもかなり年上になるため、新たなグウェン・ステイシーとしてピーター・パーカーの同級生・同世代に見える女優さんがキャスティングされる可能性は高そうです。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。