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ドラマ「ワンダヴィジョン」8話のイースターエッグをピックアップ

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」は、これまでに公開されてきた映画シリーズと同様イースターエッグがたくさんある作品です。この記事ではそれらについて取り上げて行きたいと思います。今回はエピソード8「前回までは」に注目。

この記事にはネタバレを多く含んでいますので、未見の方はご注意ください。

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8話

エピソードタイトル「前回までは」

ワンダの生い立ちにフォーカスし、現状に至る経緯が明かされたエピソードでした。

1693年 マサチューセッツ州セイラム

マーベル・スタジオの伝統的なロゴが赤からアガサ・ハークネスの魔法と同じ紫へと変わり、アガサの過去のシーンから始まります。ここでアガサが17世紀には既に存在していたことが分かりました。この設定はコミックと同様ですが、大きく違うのはやはり外観です。コミックの老婆姿と比べると、ドラマのアガサはかなり若い外見を取っているようです。

アガサは仲間たちから「裏切り者」と呼ばれ何かの罰を与えられるようなシーンになりますが、これは実際に歴史上セイラムで行われたとされる魔女裁判と、コミックの魔女裁判のシーンの両方をオマージュしていると考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

「年齢も立場もわきまえず知識を盗み、強力な黒魔術を使った」ことが原因で糾弾されるアガサですが、コントロールの方法を教えて欲しいを懇願するも一蹴され、魔法のエネルギーのようなものを照射されます。しかしそれを媒介として仲間の生命を吸収してしまいました。最終的にはリーダー格であり母親であるエヴァノラ・ハークネスの生命までも吸収してしまい、アガサはエヴァノラのブローチを奪って飛び去ります。

このシーンでアガサはいくつかの言い訳をするのですが、否定したり認めたり何が真実なのか不明瞭になっています。こういう所や自身の力をコントロール出来ないというあたりも現状のワンダに似ています。

ちなみにエヴァノラはコミックにおいて該当するキャラクターを発見出来ませんでした。

魔法の基礎

シーンは現在に戻り、アガサの地下室ではワンダが捕らえられ魔法を封じられていました。アガサはルーン魔術による結界によって、この中ではアガサしか魔法を使えなのだと言います。実際の“ルーン魔術”とは北欧にルーツを持つ魔術のことでオーディンが深く関係していますが、MCUでのルーンとオーディンの関係は不明です。

ルーンの講釈を皮切りに、アガサは魔法の基礎をワンダに語ります。このあたりはコミックどおりアガサがワンダの師匠であるようにも見られます。しかしながら、基礎も知らずにアガサが出来ないことをあっさりやってしまうワンダへの嫉妬のようなものも感じ取れます。

©2021 MARVEL,Disney

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ニセトロ

アガサはピエトロも偽物であった事を明かしました。ニセトロと呼称された偽ピエトロは英語では Fake Pietro 略して Fietro と表記されています。アガサはネクロマンシー(降霊術)が使えない事を明かし、どっちにしろピエトロの遺体はこの大陸にないと告げます。ピエトロがどこに埋葬されたのかはMCUで言及されていません。最後に確認されたのは、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のラストにてヘリキャリアの救命ボートにクリントが乗せたシーンです。

アガサが言うにはニセトロはウェストビューの住人のようですが、ニセトロが見せたクイックシルバーと同じ高速移動能力もアガサの魔法によるものなのでしょうか。

©2021 MARVEL,Disney

髪の毛

アガサはワンダの過去を振り返るためにワンダの髪の毛を使って魔法を使います。これは映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でドクター・ストレンジがソーの髪を使って転移魔法を実行したことに似ています。MCUの魔術師の基礎のひとつかもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

幼少期

ソコヴィアで家族と過ごす幼少期に場面が変わります。戦争真っ只中のソコヴィアで、ワンダの父親オレグはDVDを盗んできては売りさばいて生計をたてている様子です。

エピソード5にて両親の死別がワンダが10歳の時、とされていたので1999年の記憶である事が伺えます。家庭用のDVDプレイヤーが発売されたのは1996年、PlayStation2の発売が2000年であること考えると、ソコヴィアの情勢にそぐわない最新の娯楽のようにも思えます。

なお、「マルコム in the Middle」は2000年から放送されたドラマなので、この時点でDVDがあるのは奇妙な事です。単なるミスかもしれませんし、ワンダの記憶が曖昧である事を意味しているのかもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

ヘックス内でシットコムが繰り広げられていたのは、ワンダが幼少期からシットコムをよく見ていたからであることがここで明かされました。

家族団らんでDVDを見ていると、突如爆撃を受けます。これまでにMCUで描かれていたとおり、スターク・インダストリーズの爆弾によるものでしたが、不発弾ではなく、ワンダのヘックス・パワー(確率操作)によって爆発が防がれていた事が判明しました。

また、このシーンでワンダは幼い頃から能力を持っており、マインド・ストーンのおかげで能力を得たわけでないことが実際に描かれました。この事はマーベル公式のMCU設定本「ワカンダファイル」で示唆されていました。

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ヒドラ時代

幼少期に続いてヒドラへ志願して間もない頃が描かれます。ロキの杖に近づくと青い宝石の中にあるマインド・ストーンが姿を現し、強烈な光の中でスカーレットウィッチの影を垣間見て倒れ込みます。この事はヒドラの職員には何も見えておらず、ロキの杖自体何も起きていませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

これは自身のうちあるスカーレットウィッチを見たのかもしれませんし、もしかするとコミックのワンダの実母ナタリアの影かもしれません。理由については後述します。

そしてこの施設でもワンダはシットコムに夢中なようで、The BradyBunchのシーズン1「KittyKarry-AllIsMissing」を見ているようです。

©2021 MARVEL,Disney

ウルトロン後

次にアベンジャーズ・コンパウンドのおそらくワンダの自室へとシーンが変わります。家具の充実度合いを考えると、これは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のラゴス事件よりも前、おそらくウルトロンを倒して正式にアベンジャーズに加入した直後ぐらいだと考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

ヴィジョンも生まれたてで人間の事についてかなり疎い様子が描かれています。ヴィジョンは大切な人や愛を知らないAIとしてヴィジョンなりにワンダを励ましていました。ワンダがヴィジョンに好意をもつきっかけになったと思われるシーンです。

また、ここではワンダが「何度も波に打ち付けられる感じ」と話し、立ち上がってもまた次の波に襲われ、いつか溺れ死ぬと言います。ワンダは同じぐらい強力なヒーロー、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースに比べるとかなりメンタルが低下していることがわかります。

S.W.O.R.D.本部

S.W.O.R.D.本部へ向かった日の事が判明します。8話まで来てA.I.M.が関与している可能性はかなり低くなりましたがそれでもまだ六角形は登場します。

ヴィジョンの分解された身体の内部に六角形が確認できるようになっています。

©2021 MARVEL,Disney

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あなたを感じない

ワンダはヴィジョンの額に手を触れ、「あなたを感じない」と言葉を漏らします。映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではヴィジョンの額に触れ、「あなたを感じる」と言ったシーンがありました。また、ヴィジョンがワンダの魔法を浴びて「君を感じる」と言ったシーンもありました。

©2021 MARVEL,Disney

この時、ワンダは赤いオーラをまとった手でヴィジョンに触れました。ワンダが立ち去った後、これが原因でこのバラバラのヴィジョンが何らか反応を示した可能性があります。そうでなければ、ヘイワードがウェストビューまで来た理由がいまいちわかりません。

本来のウェストビュー

ワンダは車でウェストビューへと向かいました。ハーブやジョーンズ、ハート夫人や配達員の本来の姿も垣間見えました。しかしドッティの姿を確認することは出来ません。最後の1話で判明するのか、マーベル・スタジオの手のひらで踊らされていたのか、もうすぐにわかる事でしょう。

©2021 MARVEL,Disney

権利書

ワンダとヴィジョンはウェストビューに土地を買っていた事が判明します。権利書には「二人の終の棲家」と書かれていました。

©2021 MARVEL,Disney

しかしちょっと待ってください。アベンジャーズの給与はわかりませんが土地の代金には目を瞑るとして、この土地はいつ買ったのでしょうか。ワンダとヴィジョンがラブラブに見えだしたのは早くても「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でラゴスでの事故があったあと、トニー・スタークにアベンジャズ・コンパウンドに閉じ込められて二人でパプリカシュを作っていた頃です。このタイミングではせいぜい付き合いたてのカップルにしか見えず、終の棲家を買うような関係には見えませんでした。

完全なカップルに見えたのは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」における逃亡生活中でした。この時二人はソコヴィア協定違反の上、脱獄中の指名手配犯です。権利書には偽名ではなくワンダとヴィジョンのサインがあるのですが、お金があっても家が買えるはずもありません。そして逃亡生活中にブラックオーダーに襲撃され、キャップと合流し、基地へと戻り、ワカンダへ向かいます。その後はヴィジョンはサノスによって、ワンダはストーンによって死を迎えます。ワンダはその後、ストーンによって復活しますが、二人で家を買うようなタイミングは当然ありません。

とすると、この権利書は果たしてホンモノなのでしょうか?

ヴィジョンの再生

二人で住む予定だった場所まで来るとワンダの悲しみが爆発し、ついにこのドラマの原点が明かされました。このドラマで登場していたヴィジョンは新たに無から生み出されたヴィジョンである事も判明しました。しかもマインド・ストーンまで再生してしまっています。これはつまり、ワンダが他のストーンを再生できてしまう可能性も示唆しています。ヴィランにとってこれほど欲しい魔法はありません。

©2021 MARVEL,Disney

そして、この無から生み出されたヴィジョンがヘックス外に出ると崩れだして行ったことから察するに、ビリーとトミーもヘックスの外に出ることは出来そうにありません。

カオスマジック

アガサがワンダの魔法をカオスマジックと呼びます。これはコミックのワンダのパワーと同じ呼称で、もともとヘックスパワー(確率操作)だったパワーがカオスマジックへと進化しました。ワンダのカオスマジックは邪神、あるいは古代の悪魔と呼ばれるクートンをパワーソースとして実行されます。

©2021 MARVEL,Disney

そしてアガサはカオスマジックを使うワンダに対して、「それはつまりスカーレットウィッチよ」と言います。この言動からアガサは以前にも「スカーレットウィッチ」に遭遇している可能性、もしくは以前にそういう存在がいたことを書物なので知っている可能性が考えられます。

コミックにスカーレットウィッチは二人存在し、ワンダの他もう一人はワンダとピエトロの実の母ナタリア・マキシモフでした。

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アガサのブローチ

アガサのブローチのデザインが今回のシーンとよく似ています。ブローチは真ん中の鎌を持った人物の両脇に二人の人物の姿があり、アガサが両手でビリーとトミーを捕らえている姿を暗示しているようです。とすると鎌の人物にあたるアガサはやはりヴィランに属するのでしょうか?

しかしそれでもまだアガサの目的は判明していません。

ホワイトヴィジョン

ミッドクレジットシーンでは白いヴィジョンが登場します。コミック「West Coast Avengers (1985) #45」で登場したホワイトヴィジョンは、ヴィランによって分解された後に復元されたヴィジョンですが、色だけでなく感情と記憶を失ったまったく別のヴィジョンでした。

©2021 MARVEL,Disney

もしもヘックス生まれのヴィジョンの記憶や感情を移せるとすれば、これほどうってつけのボディはありません。もちろんヘックスの外でも活動可能となるでしょう。


以上が気づいたポイントです。他にも何かあれば追記するかもしれません。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。