ドラマ「ワンダヴィジョン」は元々10話あったと監督が明かす ─ 削除シーンでは悪魔との戦いも

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ドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が、ケヴィン・スミス氏の Fatman Beyond にオンライン出演し、本作はもともと10話構成で制作が進められていたことを明らかにしました。また、番組の中では「ワンダヴィジョン」の削除されたシーンについても言及しました。

※この記事には「ワンダヴィジョン」のネタバレが含まれています。ご注意ください。

番組の中で監督は以下のようにコメントしました。

物事は絶えず変化していたし、壊れては再構築されていました。物語は変化し、特に現実の世界の多くのものとフィナーレは変更されました。多くの実験が行われ、さまざまなことを試していました。10話を予定していた時期もありましたが、結局2話をバラバラにすることにしました、リズムを少しでも良くするためにね。そしてもちろん、アトランタでパンデミックにより私たちが数ヶ月休むことになったので、ポストプロダクションを行っている間にさらに変化し、アイデアが浮かび上がり、その結果として小さな変化が起こりました。

以前にエージェント・ロドリゲス役のセレナ・アンデューズさんが所属するタレント事務所がFacebookに投稿した画像ではエピソード10があることが示唆されており話題になりましたが、彼女が撮影した時点では10話構成で撮影されていたのが真相という事になりそうです。

また、ビリー&トミーとモニカ、ダーシー、ラルフ・ボーナー(ニセトロ)がアガサ・ハークネスの地下室からダークホールドを盗もうとするシーンも撮影した事を明かし、その際に悪魔として本性をあらわしたセニョール・スクラッチーと戦う予定だったと明かしました。これは素晴らしいシーケンスで役者の演技も最高でしたが、しかし時間内にVFXが完成しないと判断し、このシーンは削除し変更されたとの事です。

うさぎのスクラッチーは大方の予想どおりただのうさぎではなかった事が明かされましたが、最終的には制作時間の都合であまり描かれなくなったようです。

新型コロナウイルスは「ワンダヴィジョン」の配信スケジュールに関して、他の作品に比べ大きな影響を与えていないように見えていましたが、その内容には大きく影響を与えてしまっていたようです。

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