【映画紹介】「マイティ・ソー」【MCU Vol.4】

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※この記事は本作の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2011年公開の映画「マイティ・ソー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の4作目でフェーズ1の6作品中4作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

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あらすじ

西暦965年ヨトゥンヘイムのラウフェイ率いる氷の巨人族に地球が襲われました。
アスガルドの王オーディンは軍を率いて侵攻を阻止、休戦協定を結ぶのでした。
その時、氷の巨人のちからの源である「箱」をアスガルドに保管。中身は地球に落として行ってしまいましたが、結果として氷の巨人たちの力は削がれてしまいました。
この出来事は地球人によって神話として語り継がれていました。

時は過ぎ西暦にして2010年、オーディンの息子ソーの王位継承の儀式の最中の出来事でした。宝物庫に侵入者があり、氷の巨人が「箱」を取り返しに来たのです。
ソーは「これは休戦協定を反故にする侵略だ」として弟のロキと仲間を率いてヨトゥンヘイムに攻め込みます。

父オーディンの介入により、全面戦争だけは避けられました。
しかしソーは罰として力を奪われ、アスガルドから追放
追放され、落ちた先は地球の「ニューメキシコ」でした。

見どころ

アイアンマンやハルクとはまた一味違うヒーロー、ソーのシリーズの最初の作品です。

雷神ソーは北欧神話の神様。MCUにおいてオーディンやソーは宇宙人であり、昔の地球人がそのスーパーパワーを見て神様と勘違いした、という設定です。 

映画冒頭では力任せに物事をすすめるソーですが、オーディンに力を奪われ地球に追放されてしまいます。
世間知らず、というより地球の慣習を知らないソーは空回りしながらも、ジェーンたちとの交流を経験し、内面から成長していく様子が描かれています。

イケメン俳優や美人女優の名演技、適度な笑いと胸アツシーン。
幻想的なアスガルドと、親しみのある地球というふたつの舞台。
そして日本人的にちょっと気分が上がる、日本人キャストの起用など、見ていて飽きないのではないでしょうか。

また今後のMCUにおいて見逃せない設定なども散見。この記事ではネタバレを控えておきますので、じっくり鑑賞してみてください。

そして今回もお馴染みのスタン・リー氏が登場しています。
エンドクレジット後の映像はフェーズ1ラストの作品「アベンジャーズ」につながるブリッジ映像が。要チェック!

ソーの能力

寿命が長い:アスガルド人は地球人に比べて寿命が長く、1000年を超えて生きられるようです。

身体能力:アスガルド人の中でもトップクラスの怪力の持ち主。力比べではハルクと互角です。

格闘能力:長い戦闘経験によりその能力は高く、武器の扱いにも長けています。

知的能力:戦闘的直感が優れており、戦略能力も高いです。宇宙言語を複数理解しています。

ムジョルニア(Mjornir)

ソーの愛用武器である魔法のハンマー。ウルという超金属で作られています。

コミックでは「高潔な心の持ち主」、MCUでは「アスガルドの王に相応しき人物」のみがムジョルニアを持ち上げることが出来るとされており、ハルクの怪力を持ってしてもびくともしません。

持ち主の元に空間を超えて戻ってくる特殊なパワーを秘めています。

キャラクター

ソー・オーディンソン/演:クリス・ヘムズワース

アスガルドの第一王子にして雷の神。喧嘩っぱやく傲慢な部分が目立つ反面、
仲間を思う心が強く、過ちには反省する潔さもあり、アスガルドの民には愛されています。
オーディンソンとはオーディンの息子という意味で、苗字ではありません。

ロキ /演: トム・ヒドルストン

アスガルドの第二王子。嘘と悪戯の神。父オーディンへの承認欲求や兄ソーへの嫉妬心などがうずまき、様々な問題を画策します。
なんだかんだフリッガ母さんは大好き。

オーディン/演: アンソニー・ホプキンス

アスガルドの現国王。全能の神。ながらくアスガルドと9つの世界の平和を守ってきました。
王の杖グングニルを携え、8本脚の馬スレイプニルを愛馬としています。
ソーもロキも変わらず平等に愛して育ててきたつもりでいました。

フリッガ /演: レネ・ルッソ

オーディンの妻で、ソーとロキのお母さん。
熟練の魔女であり、幻術と剣術にも長けています。とにかく優しい。

ヘイムダル/演: イドリス・エルバ

アスガルドの戦士にして、ビフレストの番人。
その目は宇宙のあらゆるものを見通すことが出来ると言われています。

ヴォルスタッグ /演: レイ・スティーヴンソン

ソーの友人、ウォリアーズスリーの一人。
巨大な両刃の戦斧を振るい豪快に闘う 、陽気な大食漢。

ファンドラル /演: ジョシュア・ダラス

ソーの友人、ウォリアーズスリーの一人。
長剣を鮮やかにふるい闘う、やや苛烈で女好きの男。

ホーガン /演: 浅野忠信

ソーの友人、ウォリアーズスリーの一人。
ヴァナヘイム出身の戦士でモーニングスターをふるう、寡黙な男。

左からホーガン、ファンドラル、ヴォルスタッグ

レディ・シフ /演: ジェイミー・アレクサンダー

ソーとロキの幼馴染で、戦闘術の達人。クールで義理堅い。

ラウフェイ/演: コルム・フィオール

氷の巨人の王でヨトゥンヘイムの支配者。
テッセラクトを創造したものの、オーディンに奪われてしまった。
ソーを挑発して先に手を出させるなど、意外に戦略家です。

~ ここからは地球人 ~

ジェーン・フォスター/演: ナタリー・ポートマン

天文物理学者で、明るく好奇心旺盛な女性。
アインシュタイン・ローゼン・ブリッジの研究をしており、 ニューメキシコでオーロラを観測中に発生した磁気嵐の中でソーと出会うことになります。

ダーシー・ルイス/演: カット・デニングス

政治科学専攻の大学生で、ジェーンの親友。単位をもらうためにジェーンの助手をしています。

エリック・セルヴィグ/演: ステラン・スカルスガルド

天文物理学者。ジェーンのなくなった父の同僚。本人曰く、ガンマ線研究者(ブルース・バナー/ハルク)と知り合い。

クリント・バートン(ホークアイ)/演: ジェレミー・レナー

ホークアイのコードネームを持つS.H.I.E.L.D.のエージェント。
弓の名手で狙いを外すことはありません。

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フィル・コールソン /演: クラーク・グレッグ

S.H.I.E.L.D.のエージェント。
映画「アイアンマン2」の劇中の急用にて、地球に突如現れたハンマー(ムジョルニア)の調査のためニューメキシコに。
コールソンは苗字であり、コールの息子という意味ではありません。


出典:marvel.fandom.com

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