ジェフ・ワドロウ監督が幻に終わった映画「X-FORCE」の脚本内容を明かす

「キック・アス2」などで知られるジェフ・ワドロウ監督が Youtube 番組に出演し、2013年から20世紀FOXで計画されていた映画「X-フォース」について語りました。「デッドプール」が制作される以前に計画されていたこの映画には、コミックに忠実なデッドプールが登場する予定だったと言います。

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監督は「デッドプール」が制作される前の時点で「X-フォース」の脚本を担当したと明かしつつ、次のように語っています。

幸運なことに、「デッドプール」の映画が制作される前に、FOXのために「X-フォース」の脚本を書くことが出来ました。デッドプールは「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場していましたが、コミックファンとしてそれが茶番劇であることは明白でした。全くもって忌まわしい行為でした。私はこの映画でそれを正しいものにしたかったのです。

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場したライアン・レイノルズさん演じるウェイド・ウィルソンは映画の途中で人工的に様々なミュータント能力を植え付けられ、デッドプールの象徴でもあるおしゃべりにとって大事な口も縫い付けられるというアイデンティティを否定するかのようなキャラクターとなっていました。

ワドロウ監督は当時構想していた「X-フォース」の物語について次のように述べています。

この映画の売りは『X-MENが私立学校に通うミュータントの話なら、公立学校に通うミュータントはどうなるのか?』というものでした。
私は90年代に遡ってオリジナルの「X-MEN」にインスピレーションを受けてこの映画を書きました。ケーブルを登場人物たちの闇の指導者として登場させていました。ニュー・ミュータンツと呼ばれる若いミュータントたちも関係していました。キャノンボール、ブンブン、ドミノ、それからリクターやフェラルもいました。

監督は、これは『レッド・ドーン』をモデルにしたロードムービーで、ミュータントたちは西テキサスへと逃走していたと説明し、デッドプールがそれを追いかける役回りだったと言います。

私はずっと彼らを追いかけ回す敵役が欲しかったんです。デッドプールはもともとX-フォースのコミックシリーズでヴィランとして登場したので、メインの敵役が寄せ集めのヴィラン集団を倒すために雇った傭兵がデッドプールだったんです。彼は赤い防弾マスクをつけたライダースーツを着ていました。コミックブック通りの見た目にするよう、徹底的にこだわりましたよ。
ライアン・レイノルズにその役を演じてほしかったので、脚本を送って頼んだんです。彼はすごく気に入ってくれました。デッドプールにとっては壮大なカメオ出演だと言っていました。ヴィランで脇役でしたが、最終的には改心させられるキャラクターでした。

結局このプロジェクトは実現しないまま「デッドプール」がヒットし、「デッドプール2」ではX-フォースも結成されました。その後、ワドロウ監督のプランとは別の「X-フォース」がデッドプールのスピンオフが2019年、ディズニーの買収によるFOXとの事業統合の直前の時点まで動いていた事が分かっていますが、その後、報道はほとんどされなくなっていきました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デッドプール&ウルヴァリン」がヒットすれば、3度目の正直として「X-フォース」の映画化が再始動するのかもしれません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

ライアン・レイノルズさん、映画「デッドプール3」撮影を目前に意味深ツイート

マーベル・スタジオが来月から撮影を開始するというMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、撮影を控えたこのタイミングで謎のツイートをして話題になっています。

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レイノルズさんは数時間前に前作「デッドプール2」の画像を引用しながら「X will live forever!」とツイート。

Xフォースは永遠に生き続けるという言葉は、3作目での再登場を示唆しているのでしょうか?

半年ほど前、Xフォースのメンバーであるシャッタースターを演じたルイス・タンさんが「デッドプール3」への出演をにおわせるなどしており、Xフォースの動向には注目が集まっています。しかし、ドミノを演じるザジー・ビーツさんは2023年3月のインタビューでオファーがない事をほのめかしており、各俳優陣の言動にファンは惑わされている状況です。

今回のライアン・レイノルズさんの発言の真意は何なのか、撮影が始まる事で次第に何らかのヒントが発見されるかもしれません。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

コミック「X-FORCE」シリーズの新たな敵はセレブラックス!知覚兵器と化したセレブロとの対決を描く

2022年4月から開始される新たなコミックシリーズ「X-FORCE」の敵がセレブロである事をマーベルが発表しました。「デスティニー・オブ・X」の一部となる「X-FORCE」シリーズはライターのベンジャミン・パーシーさんと新たなアーティストのロバート・ギルさんによって描かれ、「X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン/X・デス・オブ・ウルヴァリン」の余波で意識を持つようになったセレブロ、セレブラックスと対決するといいます。

公式概要は以下のとおりです。

ミュータントがクラコアで繁栄する限り、X-FORCEは島国を最も危険な外部の脅威から保護しなければなりません。そうするためにこのチームは、手を汚し、最も極端で危険な状況で彼らの命を危険にさらすことをいとわない必要があります。彼らは過ちを犯し、数え切れないほど何度も殺されて復活しました。そして今、彼らはクラコアの夢の中心を襲う新たな敵に直面するでしょう。
ウルヴァリンがクラコアに戻ると、セキュリティ欠陥により精神融合し、脅威と化したセレブラックスが島を支配していた!この脅威はどこから来たのか?そしてそれはフォージに何を求めているのか?

©2022 MARVEL

本シリーズについてパーシーさんは、「X-Forceにとって楽な時期はありませんでしたが、1年先は特に混沌とした挑戦的なものになるでしょう。X LIVES OF WOLVERINE / X DEATHS OF WOLVERINEについてはあまり詳しく説明できません。これは、ビーストがこれらのファイルを機密扱いとしてリストしているためですが、影響があると言えます。もちろん一部のキャラクターについては。しかし、感覚的になったセレブロユニットの1つにとっても、知性と力への渇望は文字通りです。セレブラックスがやってきます。また、チームの劇的な変革と、私たちがしばらくの間構築してきたキッドオメガの大きな変革も期待する必要があります。616で私のお気に入りの悪役の1人が、私が何年も書きたいと思っていた複数の問題の物語に登場しているので、カバーしてください。そして、孔雀のタトゥーを持つ男が最終的にマスクを外されることを期待してください。ロバート・ギルのアートは私の心を揺さぶり、私の電子メールの受信箱を溶かしています。皆さんと共有するのが待ちきれません。脅威、騒乱、道徳的混乱に備えましょう。」とコメントしています。

コミック「X-FORCE #27」は 2022年4月 より発売予定です。

ソース:公式

FortniteにX-FORCE登場!

ゲーム「フォートナイト」にX-FORCEのメンバーが参戦。そのトレーラーが公開されています。

みんな大好き、俺ちゃんことデッドプールはもちろん、リーダーであり未来から来たサイクロップスの息子ケーブル、キャプテン・ブリテンの妹でありX-MENでもあるサイロック、確率を操作し幸運を身にまとうドミノがラインナップされています。

公式サイト:ケーブル、サイロック、そしてドミノがデッドプールに続いてフォートナイトのX-フォースに参戦!

デップー、ケーブル、ドミノが登場する映画