【注意】ドラマ「シークレット・インベージョン」、エミリア・クラークさんのキャラクターについて公式ネタバレか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するエミリア・クラークさんの役柄について、長らく秘密な状態が続いていましたが、本日、公式によるネタバレが行われた可能性が高いとして話題になっています。

※これより先は「シークレット・インベージョン」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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Twitterアカウント Streamr 氏の報告によると、オンラインGIF検索エンジンおよびデータベース Tenor の「シークレット・インベージョン」公式アカウントが掲載している画像から、キャラクター名が判明したとの事。

エミリア・クラークさんが「It’s the beginning」と話すgifアニメには「アビゲイル・ブランド」のタグがつけられており、ファイル名も「its-the-beginning-abigail-brand.gif」となっている事がわかります。

これによって、エミリア・クラークさんは噂のひとつであったアビゲイル・ブランドを演じているに違いないと話題になっています。

コミックのアビゲイル・ブランドは元S.H.I.E.L.D.のエージェントであり、S.W.O.R.D.の長官を務めるミュータントとエイリアンのハーフというキャラクター。コミックの「シークレット・インベージョン」にも登場し、長らくマーベル・コミックにおける宇宙問題の解決に対応している人物の一人です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」でS.W.O.R.D.が紹介されましたが、その長官(代理)の座にはタイラー・ヘイワードというMCUのオリジナルキャラクターがついており、当初コミックファンは困惑していました。しかし、ドラマのラストではヘイワードは逮捕され、MCU内ではS.W.O.R.D.長官不在のまま物語が途切れており、エミリア・クラークさん演じるアビゲイル・ブランドが引き継いでいるか、「シークレット・インベージョン」内で引き継ぐ可能性がありそうです。

©MARVEL

エミリア・クラークさんは過去の THR とのインタビューで、「MCUで10年間過ごす準備が出来ている」とも語っており、現在73歳となったサミュエル・L・ジャクソンさんの演じるフューリーの後継者としてS.H.I.E.L.D.やS.W.O.R.D.の長官となり、ヒーロー達を動かしていくのかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

マーベル・スタジオ社長がS.H.I.E.L.D.とヒドラのMCUへのカムバックについてコメント

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のバーチャル・グローバル・プレス・カンファレンス中に、MCUの今後におけるS.H.I.E.L.D.とヒドラについて質問され、コメントしました。

インタビューの中で社長は以下のように回答しました。

繰り返しになりますが、いつでもコミックを見ることができますよね。私たちは常に過去に起こったことからヒントを得ていて、それらの組織は何年にもわたって様々な形で現れたり消えたりしています。だから、彼らはいつでも(戻ってくる)可能性があるんです。ワンダヴィジョンで見たS.W.O.R.D.のような新しい組織もありますから、MCUには常に何かしらの政府機関や影のある組織が必要なのです。

「ワンダヴィジョン」で登場したS.W.O.R.D.はなかなか予想外の結末を迎えることになりましたが、引き続きMCUで描かれていくものと考えられています。フューリーがいる限りS.H.I.E.L.D.が戻ってくる可能性は十分ありそうですが、しばらくはS.W.O.R.D.にスポットが当たる事になりそうです。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサムやバッキーがどこに所属しているのか、敵はどういった勢力なのかというポイントにも要注目です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日(金) ディズニープラスで配信開始です。

また、S.H.I.E.L.D.とヒドラの戦いを描いたドラマ「エージェント・オブ・シールド」も全話ディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s Kevin Feige Addresses If SHIELD or HYDRA Could Make Comebacks In MCU

コミック「S.W.O.R.D.」の新シリーズが発表─イベント「X・オブ・ソーズ」のスピンオフ

マーベルはX-MENのイベント「X・オブ・ソーズ」のスピンオフとして「S.W.O.R.D.」を発表しました。ライターのアル・ユーイングさんとアーティストのヴァレリオ・スキッチさんによって描かれます。「エンパイア」でも示唆されていたS.W.O.R.D.の復活ですが、「X・オブ・ソーズ」後の世界においてミュータント達の宇宙での冒険を描くとのことです。

公式の説明は以下の通り。

ミュータントたちは地球を代表して、地球外の全てのものに対処するためにS.W.O.R.D.(Sentient World Observation and Response Department)を再起動。彼らの運命を決定する大胆な次の一歩を踏み出します。このシリーズは、X-Menの世界だけでなく、マーベルユニバース全体にも多大な影響を与えます。S.W.O.R.D.のミュータントが宇宙の景観を永遠に歪めているからです。マグニートー、アビゲイル・ブランド、ケーブル、フレンジー、ウィズキッド、ファビアン・コルテス、元アベンジャーのマニフォールド、など多くのファンのお気に入りのミュータントが登場。

ユーイングさんは「Xチームと一緒に仕事をすること、そしてマーベルの陽気なミュータントたちを新しい宇宙の時代に連れて行くこと、そしてクラコアの新しい時代に宇宙を紹介することは絶対に素晴らしいことです。ミュータントはもっと大きく考えて、さらに遠く、私が驚いているような領域にまで踏み込んでいくでしょう。死を克服した後、次は何をするのでしょうか?」とコメント。

スキッチさんは「S.W.O.R.D.が何をしているのかについてはあまり言えませんが、チームのメンバーはそれぞれに独特の役割を持っていると言えます。だからこそ、私は彼らのユニフォームをテクニカルな服、都会的な服、そして儀式用のユニフォームまでデザインしました。宇宙服はトレッキングやハイキングの服装から着想を得たもので、これらのキャラクターは宇宙飛行士ではなく探検家なので、典型的な宇宙服からは程遠いです。」とコメントしました。

コミック「S.W.O.R.D.」#1は 2020年12月 発売予定です。

©MARVEL

ソース:Al Ewing Takes Mutantkind Beyond the Stars in ‘S.W.O.R.D.’

映画「ニュー・ミュータンツ」の新たな映像にロッキードの姿を確認

公開が迫る映画「ニュー・ミュータンツ」の新たな動画が公式Twitter上で公開され、これまでに監督が登場を示唆していたものの映像には登場していなかったロッキードの姿が確認されました。

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動画のラスト、マジックことイリアナ・ラスプーチンの肩にちょこんと座っている姿勢から飛び立っていく小型のドラゴンがロッキード。

コミックのロッキードはX-MENのキティ・プライドのペットで、宇宙生物でありS.W.O.R.D.のエージェント。マジックと直接関係のあるドラゴンではないものの、マジックとキティは親友

「ニュー・ミュータンツ」にキティが登場することは監督の過去の発言からも可能性は低そうですが、名前程度の登場はあるのかも?

映画「ニュー・ミュータンツ」は 2020年8月28日より米国公開です。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」の早い段階でS.W.O.R.D.が登場する予定だった

先日、好評価をもって終了したABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」のエグゼクティブ・プロデューサーであるジェフリー・ベルさんが、CBRとのインタビューでドラマの早い段階でS.W.O.R.D.を登場させる構想があったことを明かしました。

記事によるとベルさんは「シリーズの早い段階でS.W.O.R.D.についてあれこれ試していましたが、マーベルにシャットダウンされました」と語っています。

ドラマ最終回のエピローグにおいて、デイジーはゼファースリーに乗り込み宇宙でのミッションを行っていました。ファンの間ではひとときS.W.O.R.D.の導入にわきあがりましたが、実際にはS.H.I.E.L.D.の船であることが判明しています。

マーベルに止められた理由について、S.W.O.R.D.がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するからだろうと記事には書かれており、ドラマ「ワンダヴィジョン」に登場してくるとされています。

コミックのS.W.O.R.D.ってどんな組織?

S.W.O.R.D.は2014年12月に発行された「Astonishing X-Men vol. 3 #6」で初登場した比較的新しい組織です。宇宙からの脅威を監視し対抗する事を目的とした諜報機関で、地球の衛星軌道上に本拠地を持っています。

正式名称は「Sentiest World Observation and Response Department」。長官はアビゲイル・ブランドというエイリアンの父とミュータントの母を持つ女性です。

主なS.W.O.R.D.のメンバーはX-MENのビースト、スパイダーウーマン、ミズ・マーベル/カマラ・カーン、ロッキード(X-MENのキティ・プライドのペットである小型のドラゴン)などです。


映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」では謎の宇宙基地でバーチャルバカンスを楽しむニック・フューリーのシーンがありましたが、これをもってMCUにはすでにS.W.O.R.D.が登場しているとする説もあります。マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏はどのような構想を練っているのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はシーズン1~シーズン6まで、ディズニープラスで日本語吹替対応で配信中。ファイナルシーズンとなるシーズン7の配信日程は不明です。

ソース:AGENTS OF S.H.I.E.L.D. Tried To Use S.W.O.R.D. Early On In The Series But Were Stopped By Marvel Studios

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、ポケベルの裏にはあの組織の名前が

2018年公開の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストは消えゆくフューリーがキャプテン・マーベルに救難信号を送信し、幕を閉じました。その際に使用されたポケベルは2019年に公開された「キャプテン・マーベル」にて登場し、フューリーとキャロルの絆を描いていました。

現在、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の小道具オークションがebayにて開催されており、海外掲示板のRadditではそこに出品された、ポケベルのプロトタイプの写真が投稿され話題を呼んでいます。

The back of the unpainted prototype of Captain Marvel’s pager from Infinity War has a SWORD logo from r/marvelstudios

ポケベル裏面の左側には上部にS.H.I.E.L.D.のロゴがあり、その下には別の組織のロゴが刻まれています。その部分を拡大したものが下の画像です。

剣のマークの横には 「Sentient World Observation and Response Department」 と刻まれており、設定的にはS.H.I.E.L.D.だけでなくS.W.O.R.D.もここに絡んでいたことが伺えます。

このポケベルはもともとフューリーが持っていたもので、その頃からS.W.O.R.D.との共同開発だったのか、あるいは「キャプテン・マーベル」のラストでキャロルが改造しておいた、と言った段階で S.W.O.R.D. が関わったのか、そういった可能性が考えられます。

S.W.O.R.D. はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で登場するとされていますが、「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」(2019年)で既に登場しているとする説もあります。しかしその起源についてはMCUの中で語られていません。

コミック上ではS.H.I.E.L.D.が地球の平和維持組織であるのに対して、 S.W.O.R.D. は宇宙の脅威を排除する組織。MCUにおいては「ワンダヴィジョン」で「キャプテン・マーベル」に登場したモニカ・ランボーと、「アントマン&ワスプ」に登場したジミー・ウーが S.W.O.R.D. のエージェントとして登場するとされています。

S.W.O.R.D. はワンダとヴィジョンを宇宙の脅威として捉えているのでしょうか。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「キャプテン・マーベル」はDVDやブルーレイが発売中。また、ディズニープラスでも配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで2020年冬に配信予定です。

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