映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ラストで紹介された新キャラクターは当初もっと大きな役割があったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の共同脚本を務めたジョー・ロバート・コールさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューの中で、今作で紹介された重要な新キャラクターについて、廃案となった脚本を振り返りながら言及しました。

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コールさんは「ティ・チャラ王子は、チャドウィックが亡くなる前の脚本にもいて、彼は子供を授かっていました。彼が子供を持つことは、私たちがやりたかったことのDNAの中に常にありました。ただ、彼が亡くなった後、王子を登場させる最善の方法について確信が持てなかったんです。だから、彼の息子を僕らの新しいストーリーに登場させるために、様々なイテレーションがあったんです。」と説明しました。

王子の登場について「最終的に最後に明らかにすることに着地しました。ラモンダがハイチに行くとき、そこで王子が明らかにされる可能性について話していた時期もありました。初めから王子を何らかの形で映画の一部にしたくて、可能な限り最高のバージョンに着地したと思っています。」と別のタイミングでの登場計画があった事も明かしました。

そして元の脚本と比較し、「ええ、(以前の)イテレーションでは、物語をより子供にフォーカスしており、王子はその一部でした。もちろん、それは変更されましたが、私たちは彼を何らかの形で映画の中に存在させたかったのです。そして、この情報をいつ観客に明かすか、そのベストバージョンは何かということを話し合いました。感情的な面だけでなく、物語的にも、登場人物がこの情報を知ったときにどのような影響を与えるか、などです。チャドが亡くなった後、彼がより大きな存在になることはありませんでした。」と語りました。

「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」と「ブラックパンサー」ではティ・チャカとティ・チャラの父と息子の物語が描かれ、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」ではティ・チャラ王と王子による新たな父と息子の物語が描かれる予定だったと言います。

ティ・チャラを演じるチャドウィック・ボーズマンさんの死によって脚本が大幅に変更され、王子の出番はほとんど失くなってしまったようですが、MCUがさらに10年続いた頃には王子によるあらたなブラックパンサーがスクリーンを駆けているかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ソース:M’Baku Could’ve Been Black Panther – and More ‘Wakanda Forever’ Spoiler Secrets

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、他にも二人のブラックパンサー候補がいた事が判明

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の共同脚本を務めたジョー・ロバート・コールさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューに応じ、劇中でお披露目されたブラックパンサーとは別の二人の人物が候補にあった事を明かしました。

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コールさんはチームで様々なアイデアを出し合い、この物語の旅や、MCUの今後にとって何がベストな選択になるのか、検討し合ったと言います。

ジョー:私たちはアイデアを出し合い、物語の行く末を推測し、最もインパクトのある選択は何か、つまり最高の旅は何かということを考えました。そして、そのキャラクターを映画化した後にどうするのか。エムバクは確かに、少しばかり翻弄された人物でした。コミックでは、シュリはブラックパンサーであり、彼女がパンサーになるのは自然なことで、その表現が最も適切だと思います。しかし、あらゆる種類のアイデアを検討しました。そして、最高の決断を下し、ストーリーにとってベストなことをしたかったんです。

RS:ナキアも可能性はありました?

ジョー:それも議論されました、彼女の名前は確かにありましたよ。

エムバクやナキアといったキャラクターもやはり候補として検討されてはいたようですが、最終的にブラックパンサーはシュリが引き継ぐ事になりました。

マーベル・スタジオのネイト・ムーア副社長は marvel.com とのインタビューで「レティーシャ・ライトは当初、シュリを新ブラックパンサーにという声に圧倒されたものの、『このフランチャイズに対して正しいことをしたい』と考えていました。」と振り返りました。また、ライトさんが本作におけるストーリーテラーとしての責任を引き受けた事を大いに評価しています。

ライアン・クーグラー監督もティ・チャラの死によって最も影響を受けるのはシュリだと指摘し、彼女がその役割を担うことがいかに理に適っているかについて言及しました。

「チャドの死があまりにも予想外だったので、明らかだったとは言い難いのですが、非常に理にかなった選択でした。テーマが何なのか、ティ・チャラの死について語るとき、その影響を最も受けるのは誰なのか、それがわかってきたのです。シュリが私たちの映画の結節点であるべきだということが明らかになりました。」

為政者としての経験がないシュリはワカンダ国王の役割を、ジャバリのリーダーとして経験が高いエムバクに託し、ブラックパンサーの活動に専念する選択をしました。これにより、新たなブラックパンサーは今後のMCUでワカンダを飛び出していくことが可能になり、アベンジャーズらと共に世界や宇宙、他の次元にまでも旅立つ準備が出来たようです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ソース:M’Baku Could’ve Been Black Panther – and More ‘Wakanda Forever’ Spoiler Secrets

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のおもちゃリークによりM.O.D.O.K.の外観が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のおもちゃの画像がリークされました。アメリカのフィギュアメーカー Funko! が展開するPOP!フィギュアシリーズのクアントマニアに対応した新商品の画像からは、本作で初登場となるM.O.D.O.K.(モードック)のMCU版のデザインも垣間見ることが出来ます。

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コミックのモードックは巨大な頭に小さな手足がついたデザインですが、POP!シリーズ自体も頭を大きくしたデフォルメフィギュアになっているため、逆になじんでいるような感触になっています。3枚目の画像でアントマン、ワスプ、カーンと比べるとやはり身体は小さく、コミックに準じたデザインであることも分かります。

M.O.D.O.K.は SDCC2022 や D23 Expo 2022 の会場で限定公開された予告に登場しているとのことですが、オンラインで公開されたファーストトレーラーには含まれていませんでした。

9月にはクアントマニアのTシャツ商品にプリントされたモードックの姿もリークされましたが、それと今回のフィギュアと比べると似てるような似てないようなといった曖昧な印象となっています。

実際のデザインがセカンドトレーラーで広く紹介される事に期待されています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

【噂話】マーベル・スタジオはライアン・ゴズリングさんをセントリーとして導入を計画していると言う

マーベル・スタジオが俳優のライアン・ゴズリングさんをMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」でセントリーとして起用しようと計画していると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が自身の Patreon で有料会員向けに発信しました。

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レポートによると、スタジオは30歳~50歳の男性俳優を探しているとし、このキャラクターは強力なヴィランであり、「邪悪なスーパーマン」と例えています。そして、この役にライアン・ゴズリングさんまたはアレクサンダー・スカルスガルドさんを起用し、2024年公開予定の「サンダーボルツ」での紹介に向けて計画が動いているとの事。

コミックにおいて、セントリーことロバート・レイノルズは高校生の時に超人血清の改良版を撃ち「太陽100万個分」という中二病の王道ような設定の強力無比なパワーを手にした、マーベル界でもトップクラスのキャラクター。

ベルトにSのマークがあるセントリーは能力的にもデザイン的にもスーパーマンをオマージュしていますが、決定的に違うのはセントリーは暗黒面ヴォイドを抱えていること。

セントリーはアベンジャーズやファンタスティック・フォーたちとも友人で誰からも好かれ、信頼されているヒーローですが、ヴォイドがその精神と肉体のコントロールを取ったとき、一転して地球は破滅の危機に陥ってしまいます。

デヴィッド・ハーバーさんが「サンダーボルツはMCUに爆弾を投下する」と発言していたのはセントリーとヴォイドの事なのでしょうか?

今回の話題に登場したライアン・ゴズリングさんは以前にノヴァを演じるのではないかと噂されていましたが、本人がこれを否定、ゴーストライダーを演じたいと明かしていました。

そして、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はこの話に対して、「MCUに彼の場所を見つけたい」とキャスティングについて前向きである事を明かしていました。

ゴズリングさんはゴーストライダーではなくセントリーで合意したのか、それともアレクサンダー・スカルスガルドさんがセントリーになるのか、そしてそもそもセントリーが「サンダーボルツ」に登場する事になるのか、今後の情報にも要注目です。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ライアン・レイノルズさんが歌とダンスのクリスマス映画「デッドプール」の構想を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」で主人公をデッドプール/ウェイド・ウィルソンを演じるライアン・レイノルズさんが、海外メディア BigIssue とのインタビューの中で、「デッドプール」のキャンセルされた映画について語りました。

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「デッドプールの映画で歌とダンスのナンバーを見たいですね」とレイノルズさんは語ります。「4年前、レット・リースとポール・ワーニックと私は、デッドプール主演のクリスマス映画を書いたんです。でも、ディズニーがフォックスを買収したことで迷走してしまい、作られることはありませんでした。」

そして、「この先いつかその映画を作ることができるかもしれません。ミュージカルとまでは行かないけど、完全なデッドプールのクリスマス映画なんです。いつかね。」と今後制作して行きたい姿勢を示しました。

ライアン・レイノルズさんはボツになったというクリスマス・デッドプール映画と同じレット・リースさんとポール・ワーニックさんらと共に現在「デッドプール3」の開発に取り組んでいます。

レイノルズさんは過去にも、買収前に計画されていた20世紀FOX版「デッドプール3」の内容についても明かしています。

デッドプールの映画は3作目となりますが、MCUとしては1作目であり、今回明かされたクリスマス映画も含めてまだまだ先の構想が考えられているようです。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

ソース:Ryan Reynolds: ‘The great gift about getting older is you become more comfortable with sucking’

映画「キャプテン・アメリカ」3作目はもともと全く違う話だったがケヴィン・ファイギ社長に許可されなかったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」は当初の計画ではまったく異なる物語になる予定だったと、ポッドキャスト「The Town」に出演したプロデューサーのネイト・ムーアさんが明かしました。

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ムーアさんはキャプテン・アメリカ3作目の映画がコミックの「シビルウォー」ではなく「マッドボム」をベースにしていた事を番組内で次のように明かしました。

キャプテン・アメリカ3を開発していて、とてもうまくいっていました。ウィンター・ソルジャーが成功し、ファンは映画の続きに興味をもって話をしていたのですが、明らかにウィンター・ソルジャーのストーリーを解決しなければならないと思いました。キャップとバッキーを最終的に再会させたかったのです。そして、ジモを使いたいと思ったんです。素晴らしいキャラクターです。キャップの典型的な悪役ですよね。マッドボムのマクガフィンを軸に映画を作り、マッドボムが爆発して一般市民同士が争うようになるんです。正直なところ、『キングスマン』でやったことに少し似ていると今は思います。

マッドボムは1975年のコミック「キャプテン・アメリカ #193」で登場し、起動すると特定のエリアにいる全員が怒りの発作を引き起こされ狂戦士化するような装置でした。

ムーアさんとチームはうまくいっていると思っていたそうですが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、このマッドボムの物語は「十分に大きくない」と考えたと言います。

それはクールで、地に足がついていて、政治的で、何でもありでした。私たちは、「原稿を書かせてください、証明してみせます」と言いました。原稿が終わると、ケヴィンは僕をオフィスに引っ張り込んで、「シビルウォーに挑戦した方がいいと思うんだ」と言ったんです。僕は「ケヴィン、シビル・ウォーに登場するキャラは半分もないんだよ。ニュー・ウォリアーズもいないし、できない理由だらけだ。」と言いましたが、彼は「家に帰ってコミックを読んで、それについて話そう」と言ったんです。その夜、家に帰ってそれを読んで、前に読んだことがあったからもう一度読んでみたんだけど、「そうだ、ネガティブゾーンの刑務所がないんだ」って思いました。

ムーアさんが指摘した多くの足りない要素にもかかわらず、ファイギ社長は「シビル・ウォー」の実現に自信を持ち、ライタールームで「マッドボムは中止して、君たちはシビル・ウォーをやるんだ」と言いました。

マーカス、マクフィーリー、ジョー、アンソニーと一緒にライタールームに行ったら、ケヴィンが顔を出して、「マッドボムはやめて、君たちはシビルウォーをやるんだ」って言ったんです。それで僕は「ああ、くそ」と思いました。で、ジョーは「そうだ!シビル・ウォー?すごいな!」って。それから、どうやってシビル・ウォーをやるか考えなければなりませんでした。でも、彼は観客を興奮させるような大きなアイデアがマッドボムにはなかったから、中止にしたんです。ほら、怖かったし、すべてを投げ出して新しく始めるときは、いつもちょっと変な感じだけど、彼の言うとおりでした。彼は正しかった。シビル・ウォーでこそバッキーのストーリーを完成させることができました。ジモの使い方もわかりました。この映画の中心的な構想は、観客が引き付けられるようなものだったし、そうなったんです。

Entertainment Weekly とルッソ兄弟監督の以前のインタビューでもマッドボム構想について語られており、キャップが民間人と戦わなければならない苦悩が描かれる予定だった事を明かしています。また、民間人だけでなくサム・ウィルソンやシャロン・カーター、ナターシャ・ロマノフなど、キャップの友人たちもバーサーカーになり、親しかった人と戦わなければならないゾンビ映画のような様相も呈していたようです。

結局のところマッドボムのプロットは採用されず、シビル・ウォーを原作にした第3作はヒットし、その後のMCUにも大きな影響を与えました。

マッドボムについてはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でもマッドボムをベースにしたウイルス兵器の登場が噂されていた時期がありますが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響からこのプロットは破棄されたのではないかとも報じられていました。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの物語はいったん終わりを迎えましたが、MCUはフェーズ4に入り、キャプテン・アメリカはサム・ウィルソンへと受け継がれました。キャプテン・アメリカ4作目の映画はサムにとっては初めての映画でもあり、どのような物語が展開されていくのか注目されています。

現在、公式にサンダーボルト・ロス長官の再登場が発表されており、亡くなられたウィリアム・ハートさんの代わりにハリソン・フォードさんがキャスティングされています。他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したダニー・ラミレスさん演じるトレスの再登場や映画「インクレディブル・ハルク」からサミュエル・スターンズの再登場も判明しています

その他噂として、2021年にはレッドスカルの娘の登場が報じられましたが、ロス長官再登場によりレッドハルクの導入が予想されているため、2021年当初とは脚本が変わっているのかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

【噂話】映画「デッドプール3」のキャスティングコールよりヴィランのヒントが判明

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」のキャスティングコールが報じられ、ライアン・レイノルズさん演じる主人公デッドプールとヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンと戦うことになるヴィランのヒントが明らかになってきました。

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スクーパーのダニエル・リヒトマン氏のPatreonによると、ヴィランとして30代~50代の女性キャストの募集が行われているとの事。そしてこのキャラクターがデッドプールとウルヴァリンのメインの敵となると報じています。

同時にスタジオは、BIPOC(黒人先住民有色人種)で、「メインキャラだけどスーツは着ない」男性リードも募集しているそうです。「強くてコメディもできる」事が条件で、ライアン&ヒューとの共演シーンがあるキャラクターとの事です。

海外スクーパーの Murphy’s Multiverse はこのヒントと映画「デッドプール」の最初のティザー映像から、デンジャーが登場するのではないかと指摘しています。デンジャーとはX-MENが使用するトレーニングルーム「デンジャールーム」が自我を持ち、女性型アンドロイドの姿をしたキャラクターでX-MENと敵対する事になりました。ティザーではライアン・レイノルズさんがこのデンジャーが登場するコミックを読んでいる姿が映されており、関連があるかもしれないとの事です。

SNS上で他に目立つ予想としては、本作がマルチバースものになるという噂から、レディ・デッドプールやレディ・デスストライクの登場が考えられています。どちらも女性版のデッドプールとウルヴァリンといったキャラクターで、本作でのTVA関与の噂もあいまって、ドラマ「ロキ」でロキが自分の女性版であるシルヴィと対峙したように、デッドプールとウルヴァリンが別のユニバースの自分と戦う可能性はゼロではないようです。

レディ・デッドプールまたはレディプールと呼ばれる別ユニバースのデッドプールであるワンダ・ウィルソンはマスクから飛び出している金髪ポニーテールとセクシーなボディが特徴的なキャラクター。本家ウェイド・ウィルソンと同じく顔面大火傷のケロイド姿でデビューしましたが、美女にそんな要素を求めるファンがいなかったのか、いつの間にか綺麗な顔に戻りました。

レディ・デスストライクは別ユニバースではありませんが、女性版ウルヴァリンの一人としてよく敵対しているキャラクター。レディ・デスストライクは大阪出身のユリコ・オーヤマ(Yuriko Oyama 邦訳本によっては小山:オヤマ表記に)というキャラクター。ユリコの父がウルヴァリン誕生のきっかけになったアダマンチウムと骨の合成方法を発見した人物で、ユリコはウルヴァリンがそれを盗んだと考え敵対しました。なお、ユリコは実写映画「X-MEN2」にも登場していますがバックボーンはほとんど描かれず、演じているのも日本人ではなく中国系女優のケリー・フーさんでした。

「デッドプール3」は現在、無題の「デッドプール&ウルヴァリン」映画として開発されているとも報じられており、当初よりもウルヴァリンの存在が大きくなっている様子。撮影開始が近い様子は何度か報じられてきましたが、今のところはまだプリプロダクションであり、今回のキャスティングコールも今後の脚本の手直し等で無意味になる可能性は残されています。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ネイモアのあそこが編集されていた事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」が先日公開され、米国では4.1億ドルから4.3億ドルを売り上げる見込みでヒットしています。そんな中、本作で初登場となったネイモア・ザ・サブマリナーが、ファーストトレーラーの時と比べて大事な部分が編集されてしまっていると、鋭いホークアイを持つファンがSNS上で指摘しました。

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Twitterの@belovasoup氏はトレーラーのワンシーン(左)と、実際の劇中写真(右)を並べ、下のような比較投稿をしています。

ネイモアの大事な部分の膨らみがCGにより平らにされているのがよくわかるようです。

コスチュームの性質上、これは現場でもわかっていたはずの事ですが、スタジオあるいはディズニーが編集の段階でどうしても気になって、後からCGによる編集を加えることになってしまったようです。

MCU史上もっとも奇妙な編集とも言える今回の部分がなぜこういう事になったか、(今のところ)当然説明はありません。これによって映画のレーティングが変わってしまう可能性があったのかもしれません。好意的に解釈するのであれば、歴戦の戦士であるネイモアですから、急所を守るアーマーを下に仕込んでいるとも考えられるでしょう。

結局の所、この部分が物語に与える影響はありませんが、デジタル編集されてしまうという珍事件が発生していました。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ジェームズ・ガン監督がDCトップ就任についてコメント─「両方愛していれば世界は終わらない」

マーベル・スタジオでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを手掛けてきたジェームズ・ガン監督が、マーベル・コミックのライバルであるDCの実写映画シリーズDCEUを手掛けるDCスタジオ(旧DCフィルムズ)の共同会長および共同CEOに就任にした事について、Twitterにコメントを投稿しました。

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ガン監督は「あんたはDCだ!もうマーベルじゃない!」とのツイートを引用して、「すべてのプレスで明らかにされたように、5月まで、私はDCとマーベルの両方です。私は過去10年の人生の大半をガーディアンズ3部作に捧げてきました&それらやそれに携わった何千人もの人々を見捨てるつもりはありません。両方を愛していれば、世界は終わらないのです。」と両方とも愛している事を明らかにしました。

ファンの間にありがちなライバル会社同士の派閥争いはマーベルとDCにも存在しており、ジェームズ・ガン監督のDCスタジオ就任以降は過激派の論争が続いていました。これを見かねた監督が今回、現在の心情を表明したと見られています。

ライバルとして切磋琢磨してきた両コミックの実写映画シリーズですが、ジェームズ・ガン監督が今後マーベル映画を撮らないとは限らないようです。2022年夏のインタビューではマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に新プロジェクトを売り込んでいる最中である事を明かしていました。

監督のDC就任の一報が報じられた際に直撃インタビューを受けたケヴィン・ファイギ社長も「彼の作品ならまっさきに並んで見に行く」と語っており、この件はジェームズ・ガン監督とマーベル・スタジオの関係が悪化したというような話ではありません。

また、ガン監督は以前に両スタジオの代表にコミックのような「マーベルvs.DC」の実写化の話を持ち込んだとも明かしており、ガン監督がDC側のトップについたことでこのプロジェクトが現実になる可能性が上がったとも考えられています。

キャプテン・マーベルとスーパーマンが対決する日が来るかもしれないと思いつつ、ひとまずは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のホリデースペシャルとVol.3を楽しむのがベストなようです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」の概要は以下のとおりです。

大切な仲間のクリスマスを特別なものに・・・。そんな思いから銀河一の”落ちこぼれ“チームが用意したクリスマスギフトは・・・なんと人間!? 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ガモーラを失って傷心したクイルを励ますため、 “ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、完璧なクリスマスギフトを求め地球に降り立つ。 しかし、“クリスマス”という地球の慣習など知らない彼らが用意したプレゼントは、モノではなく・・・クイルの憧れ”ケヴィン・ベーコン”だった。 果たして、彼らのサプライズは成功するのか!?ジェームズ・ガン監督が贈る、銀河一の”落ちこぼれ“チームの破天荒なクリスマス・アドベンチャーが始まる!

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は 2022年11月25日 ディズニープラスで配信予定です。

デボラ・アン・ウォールさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のオファーがまだ来ていないと明かす

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」でカレン・ペイジを演じたデボラ・アン・ウォールさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のオファーの電話が来ていない事を、ポッドキャスト「INSIDE OF YOU」の中で明かしました。

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番組の中でデボラ・アン・ウォールさんは「私が言えるのは、彼ら(マーベル)はまだ私に電話していません。したがって、今のところ私はその一部ではありません。」と現状を明かしました。

また、カレン・ペイジを演じた事を振り返り、「私はその一部になることができて興奮しています。彼らは私がどこにいるか知っています。以前にも言ったように、私はカレン・ペイジというキャラクターが大好きです。私はその話をするのが大好きです。もっと言いたいことがあるような気がします。しかし、どのようなストーリーを伝えたいかは彼ら次第です。」と語りました。

デボラ・アン・ウォールさんは以前の別のインタビューでもカレン・ペイジの再演を希望していますが、今なおオファーがないと少し悲しい情報のアップデートとなりました。

カレン・ペイジはデアデビル/マット・マードックの恋人であり、カレンがMCUに登場した場合はドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」で描かれたシーハルクとデアデビルの間に割って入ることになり、MCU初の三角関係が描かれる可能性もあります。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は全18エピソードになると発表されており、ヒーローとしての物語以外に人間関係を描く余地はかなり用意されていると考えられますが、カレン・ペイジ再登場はあるのでしょうか?

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Daredevil’ Star Deborah Ann Woll: Marvel Hasn’t Called Me to Join Disney+ Reboot, So ‘I Am Not Part of It’