【噂話】映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の新キャラクターサブラについて変更点が判明

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で新しく登場する事が予告されているキャラクター、サブラについて、コミックからの変更点が判明したと海外スクーパーが報じています。

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サブラの登場は海外で非常に大きな物議を醸しており、この批判に対して公式側も「コミックとはおおきく異なる」事を予告していました。

コミックのサブラはイスラエル出身のミュータントであり、イスラエル政府のエージェントとして政府の指示で紛争に介入してきた彼女はイスラエルにとってはヒーローでしたが、敵対国からすればそうではありませんでした。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」でシラ・ハースさんが演じるサブラ/ルース・バット=セラフはモサド(イスラエル諜報機関)ではなくCIAのエージェントに変更されていると言います。

イスラエルの情勢が悪化している現状を考えると事前にこれを変更していたことはかなりよく、コミックの設定を採用していれば再撮影を与儀なくされた可能性があり、そうなると今度はストライキの影響で再撮影が始められずに映画が完成しないという流れになる所でした。

ミュータントの設定に関しては変更がないようですが、本作で「ミュータント」という言葉はでずに、彼女が以前から特殊な力を持っている事だけが描かれると言います。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」は今月中に最初のトレーラーが(限定的に)公開される可能性があるようですが、詳しいプロットなどは公式からは発表されていません。

映画の公開までは1年をきっており、ストライキが終わり次第、主演のアンソニー・マッキーさんらのインタビューなどが行われ、本作のプロモーションが始まると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

【噂話】映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は日本が大きな鍵を握っていると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に関する新たな噂が話題を呼んでいます。MCUの中ではこれまであまり大きく取り上げられる事がなかった日本が物語の重要な鍵を握っているようです。

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MTTSH氏の新たな投稿によると、日本はアダマンチウムに大きな関心を持っており、これまでのところアダマンチウムを金属に加工、成功した唯一の国として登場するとの事。

アダマンチウムの爪を持つX-MENのウルヴァリンも日本で生活し、日本人女性との間に男児をもうけているほど日本にゆかりのあるキャラクターであり、ワカンダのヴィブラニウムに対抗する金属の供給国として今後のMCUに大きな影響を与える可能性があるようです。

過去の作品では「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのホークアイと真田広之さんが演じたヤクザのアキヒコとの対決シーン、「ホワット・イフ」シーズン1最終回でのウルトロンとの決戦が渋谷で行われた事、「エターナルズ」での広島のシーンと、日本が描かれた事は数えるほどしかありませんでした。

今回の噂に対する海外の反応として「またシルバー・サムライ?でも見たい」と言ったものや、「ビッグ・ヒーロー・シックスの実写化に期待」と過去に公式が珍しく否定した噂に関連して、ベイマックスのアーマーにアダマンチウムを使うことを期待するファンもいるようです。

なんとなく正義のワカンダと悪の日本になりそうな予感がしないでもないですが、本作とそれ以降の架空の日本の動向には注目となりそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリー」の配信予定日が更新されている事が確認される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の配信日がアップデートされている事が判明しました。この情報は米国著作権局に登録されていた情報が変更されたものであり、公式の発表ではありません。

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海外メディア The Direct が報じた内容によると、以前は 2024年9月29日 予定とされていましたが、現在は 2024年9月19日 予定と少し早くに変更されています。

以前からあった2024年秋配信という枠にディズニーが焦点をあわせているのは変わりがないようで、全9話構成とされているこの番組はちょうどハロウィンの頃に最終回を迎えることになりそうです。

「アイアンハート」、「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」については前回の報道と変わりがないようです。

「エコー」:2024年1月10日
「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」:2024年11月2日
「アイアンハート」:2025年9月3日

2024年の前半にディズニープラス独占のMCU作品が欠けている印象ですが、1月配信とされている「X-MEN’97」や、2023年初頭の予定だった「ホワット・イフ」シーズン2などが間に入るのではと考えられています。

現在、SAG-AFTRA のストライキは続いており、この状況次第ではさらなる延期も考えられるため、これらのスケジュールが再び変更される恐れもあります。

ソース:Marvel’s Phase 5 Slate Announces 3 New Release Dates

幻のMCU映画「ランナウェイズ」は制作開始の一歩手前まで進んでいたと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン3」の脚本を担当したドリュー・ピアースさんが、先日発売された書籍「MCU : The Reign of Marvel Studios」の中で、幻に終わった映画「ランナウェイズ」のプロジェクトに参加していた事を認め、当時の実情について説明しています。

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ピアースさんは「アイアンマン3」に抜擢されるよりも前、まだ無名だったという2010年の段階で「ランナウェイズ」のプロジェクトに起用され、脚本を書いたと言います。そして当時の事を次のように語っています。

ランナウェイズのコードネームはスモール・フェイセスで、そのロゴが入った制作会社もありました。それは現実の話で、知らない人も多いと思いますが、映画はゴーサインが出ている状態だと思っていました。

スモール・フェイセスは1960年代に活躍したイングランドのロックバンド。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーと共に「イギリスのビッグ4」の一つに挙げられるバンドの名前をコードネームとした「ランナウェイズ」はMCUの最初期に映画化計画がかなりの段階まで進んでいたというのが実情のようです。

しかし、最終的にこのプロジェクトは中止に。マーベル・スタジオがギリギリまで「ランナウェイズ」と悩んでいたのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」であり、最終決定として「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を進めることになったと言います。

「ランナウェイズ」のプロジェクトがそのまま進んでいれば競合作だった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と同じフェーズ2の頃にMCUデビューしていたはずで、ティーンのヒーローたちがヤングアベンジャーズよりも先に活躍していた可能性があったようです。

残念ながらマーベル・スタジオが手を引いた「ランナウェイズ」ですが、その後マーベル・テレビジョンがHulu向けにドラマを制作、2017年から2019年の間、3シーズンにわたって配信されました。

以前はこのドラマをディズニープラスで視聴出来たのですが、現在この作品は削除されており視聴する事は出来ません。

2022年にはこのドラマの続きの物語がディズニープラスシリーズとしてシーズン4と5が制作されるとの噂も報じられましたが、シーズン3までが削除された事を考えるとこの計画もまた幻に終わった可能性があります。

「ランナウェイズ」のメンバーはいずれもMCUに登場していませんが、メンバーのひとりである日系人のゴスロリ魔法使いニコ・ミノルはアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」でピーター・パーカーの同級生としてMCUデビュー予定になっている他、ニコの母であるティナ・ミノルは2017年の映画「ドクター・ストレンジ」でウォンの後ろにサンクタムを守る魔術師として登場していました。

他社作品からの参戦が噂されている「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で「ランナウェイズ」登場の余地があるのかは今後の注目ポイントとなっています。

ソース:Marvel Studios’ RUNAWAYS Movie Came Closer To Happening Than Anyone Previously Realized

【噂話】映画「スパイダーマン4」は2024年後半に撮影開始か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」4作目が、2024年の後半から撮影が始まると、海外スクーパーが報じています。2023年2月、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は脚本の執筆が始まっている事を報告していました。

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ソニーのスパイダーマンプロジェクトの代表であるエイミー・パスカルプロデューサーは、2023年6月には「ストライキによって脚本制作が中断中」である事を報告。しかしWGA(脚本家組合)ストライキが終わったことで制作が再開され、スケジュールの目処がたって来たのではないかと見られます。

ソニーはタイトル未定のマーベル映画2本の公開日を 2024年11月8日 と 2025年6月27日にそれぞれ設定している事が明らかになっていますが、今回の噂どおりのスケジュールであれば「スパイダーマン4」は 2025年6月27日 の公開にも間に合うだけの時間はあるようです。

実際にこの公開日がスパイダーマン最新作だとすれば、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」よりも前にピーター・パーカーの冒険が再開される事になります。

何にしても噂の撮影時期までは約1年あり、そこから公開までさらに1年ある事を考えると、続報に関してはまだまだのんびりと待つ必要があります。

デップーコミック作者がライアン・レイノルズさんの誕生日を祝して「デッドプール3」の大幅延期をからかう

コミックの「デッドプール」の作者ロブ・ライフェルドさんが、映画「デッドプール」でデッドプールを演じるライアン・レイノルズさんと自身の今月の誕生日をSNSで祝いました。しかしその投稿では、最新映画「デッドプール3」が何十年も延期する事をからかっています。

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ライフェルドさんは「デッドプール3のプレミアでの僕とライアン。誕生日おめでとう、僕らにはいつも10月がある。写真提供TVA」とコメントして、白髪でしわだらけになった二人の写真を投稿しています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」におじいちゃんのデッドプールが出てこないとは断言できませんが、この写真自体は加工だろうと見られており、最近の延期の噂に関連したジョーク画像となっています。

「デッドプール3」は5月に発生した WGA ストライキの時点で脚本が完成していたため、影響はほとんどないとして撮影が進められていましたが、その後7月の SAG-AFTRA ストライキによって俳優さんたちの仕事が制約され、撮影中断となりました。

現在は WGA ストライキが終了しましたが、引き続き SAG-AFTRA ストライキ が継続しているため、これが終了するまで制作は再開されません。

撮影はストップしていますが、ショーン・レヴィ監督はライアン・レイノルズさん、ヒュー・ジャックマンさんらと頻繁に交流している様子を明かしています。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定ですが、最新の報告ではスケジュールから削除されているとも言います。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、シム・リウさんがアキレス腱断裂を報告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主人公シャン・チーを演じたシム・リウさんが、自身のSNSを通じてアキレス腱断裂の大怪我をした事を報告しました。

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いくつかの写真や動画を投稿しながら「アキレス腱断裂も、20人の親友に抱っこしてもらえば悪くない。究極のフレンズたち、スポーツ・ウィークエンドをありがとう!」と松葉杖をつきながら週末を楽しむ様子をファンに向けて発信、そして友人たちへの感謝をコメントしています。

なお、怪我の経緯については明らかにされていません。アキレス腱断裂は全治3ヶ月から1年前後と見られており、ファンが気になるのはシャン・チーのMCUへの再登場時期です。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の監督に就任している事からアベンジャーズ5作目の映画か、同監督が制作する「シャン・チー2」のどちらかがシム・リウさんのシャン・チーとしての復帰舞台になると考えられています。

「シャン・チー2」はまだリリース予定がなく、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」は2026年5月1日 公開予定となっています。MCUの映画は公開日の1年前には撮影に入ることが多いですが、「アベンジャーズ」シリーズは特に大作である事を考慮してもう少し早く撮影がスタートすると考えられます。

アクション俳優でもあるシム・リウさんが一般人とは異なる強靭な肉体を持っている事と、過酷なリハビリに耐える精神力、それをサポートするトレーナーがいる事を考慮すれば一般人よりも回復時期は早くなるはずで、「ザ・カーン・ダイナスティ」が延期されることなく予定どおりのスケジュールで動いたとしても、治療のための十分な期間が確保されていると言えそうです。

【噂話】女性チーム「ドーターズ・オブ・リバティ」の実写化計画が進行中か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にマーベルコミックの女性チーム「ドーターズ・オブ・リバティ」(自由の娘たち)を実写化、導入する計画が進められていると複数の海外スクーパーが報じています。

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ダニエル・リヒトマン氏の第一報から始まったこの話題ですが、今のところ、チームとしてのプロジェクトであるのか、それとも「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」のような大型クロスオーバー映画内で結成されるのかは不明です。

コミックのドーターズ・オブ・リバティは18世紀半ばに結成されたドーターズ・オブ・ライトの後継チームで、アガサ・ハークネスの魔法訓練の元、ドライアドことペギー・カーターを中心に活動を始めました。最初の任務はキャプテン・アメリカ内に撃ち込まれた超人血清を悪党に手に渡さないように守ることで、現代ではペギーの姪であるシャロン・カーターを中心に活動しています。

代表的なメンバーはアガサ・ハークネス、ドライアド/ペギー・カーター、ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ、インビジブル・ウーマン/スーザン・ストーム(ファンタスティック・フォー)、モッキンバード/ボビー・モース(エージェント・オブ・シールド)、シャロン・カーター、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリュー、シュリ、ホワイトタイガー/エヴァ・アヤラ、ミスティナイト/メルセデス・ナイト、エコー/マヤ・ロペスなどがいます。

キャラクター的には大半がMCUに導入済みもしくはデビュー予定中であり、一部は死亡済みでスパイダーウーマンはソニーが権利を持っているなどの問題もありますが、十分形作る事は出来そうな範囲です。

女性チームといえば2015年のコミック「シークレット・ウォーズ」内で誕生した A-Force の実写化が検討されていると噂され、シュリを演じるレティーシャ・ライトさんシーハルクを演じるタチアナ・マスラニーさんワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーさんらがそれぞれ過去のインタビューで期待しているとコメントしています。

MCU内で先に結成されるのはどちらのチームになるのか、そしてどのようなメンバー構成になるのか、今後の続報にも期待です。

ライアン・レイノルズさんは「デッドプール3」でデップーに負けてほしいと考えていると監督が明かす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、デッドプールがウルヴァリンに負けてほしいと考えていると、ショーン・レヴィ監督が語っています。

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SiriusXM とのインタビューの中でレヴィ監督はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんの関係性について次のように語っています。

「ヒューはライアンの大ファンで、ライアンはデッドプール映画でウルヴァリンを共演させるチャンスを得ました。二人ともいつも相手を勝たせるように仕向けようとしています。この映画の脚本家仲間であり、この映画のプロデューサー仲間でもあるライアンは、『デッドプールが負けること』を望んでいることが素晴らしいです。」

「その理由は、デッドプールは素晴らしいが彼には深い欠陥があり、ウルヴァリンはウルヴァリンなので、360度のクリエイティブな力として、ライアンは『物語にとって最も満足のいくもの』を目指しています。 他のキャラクターへパンチして勝たなくてはならない作品ではありません。」

ライアン・レイノルズさんは主演だけでなく脚本とプロデューサーとしても制作に関わっており、「デッドプール3」という作品そのものを最高の状態に仕上げることに全力を注いでいると監督は説明します。

プライベートでは常にお互いを立てあっているとも監督が証言するライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんは「デッドプール3」でどのような戦いを見せるのか、注目です。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定ですが、最新の報告ではスケジュールから削除されているとも言います。

終わりのない正史論争にファイギ社長が一石を投じる─MCUの未来も示唆か

マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は2013年の映画「アイアンマン」から始まって2023年現在で映画が30作超、アニメやドラマを含めると50作品超のシリーズに膨れ上がっています。この中では「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのタイムトラベルや、フェーズ4からのマルチバース展開の影響で、その時系列がかなり複雑になってきています。

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明日発売予定の書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」では、時系列が整理される事が期待されている他、何が正史で何が正史でないのか、特にNetflixで配信された「ディフェンダーズ」関連のシリーズや、「エージェント・オブ・シールド」がどう扱われるのかと言ったことは注目されていました。

これらの作品は2013年の映画「アベンジャーズ」の直後に制作、放送が開始し、どちらもMCUとして宣伝されていたものの、次第にそういった謳い文句はなくなり、物語も明らかに矛盾するような展開になりました。

今回発売される新たな書籍の序文で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は次のようなコメントをしています。

マルチバースについて言えば、すべてがマーベルの正史であり、マーベルの歴史の異なる時期に異なるストーリーテラーによって作られた映画やシリーズが存在することを我々は認識しています。この本で示されている時系列は、フェーズ4までの MCU の神聖時間軸に特有のものです。しかし、マルチバース サーガをさらに深く掘り下げて進めていくと、タイムラインがいつ崩壊するか、あるいは収束するかわかりません。

つまりこの本で正史が明らかになるわけではなく、そのどれもが正史であり、本で扱っているのはドラマ「ロキ」シリーズで「神聖時間軸」と呼ばれている時系列という事のようです。

この本にはNetflixのドラマシリーズや「エージェント・オブ・シールド」、「ランナウェイズ」、「クロークアンドダガー」や20世紀FOXのX-MEN関連作品、ソニーの昔のスパイダーマンシリーズや最近のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)作品は取り扱っていません。

これらは神聖時間軸ではないタイムラインの正史作品であるというのがファイギ社長の見解のようで、さらに序文の後半にある「神聖時間軸の崩壊と収束」と言った文言は最新の噂が実現する可能性をほのめかしています。

「デッドプール3」では様々な過去作をデッドプールとウルヴァリンが探求すると言われており、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がMCUの世界を破壊して再生する、つまりリセットするという噂とファイギ社長の言葉は合致しているように見えます。

フェーズ6で終了する予定のマルチバースサーガはそろそろ折り返し地点に到達する頃合いですが、この書籍で紹介されていない作品のキャラクターが今後登場する可能性は十分にあるようです。

書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」は 2023年10月24日 米国でリリース予定です。ドイツ語やスペイン語など一部の外国語翻訳版も同時発売ですが日本語版はありません。