「ヴェノム:ザ・ラストダンス」ファイナルトレーラーから見られる残念な原作改変と期待される今後の展開

昨晩公開されたSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」では約3分の映像で、ヴェノム映画シリーズの完結編となる物語をほのめかしています。今回の記事ではこの予告映像から気になる点をいくつかピックアップしていきます。

※これより先は原作コミックのネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

SSUのヴェノムシリーズは最初から原作に忠実ではなく、もっとも大きなところでは胸にクモのシンボルがないという根本的な部分から改悪だと当初から指摘されていました。今回の予告ではそれに比べると小さな部分ではありますが、原作のヴェノムからは考えられないシーンが含まれています。

それが「まずは着替えだ」と言ってタキシードの男性を殴り飛ばすシーン。変装のために服を奪うという流れのようですが、コミックのヴェノムは服装などを含む外見を自在に操り、変身出来る能力を持っています。スクラル人のように声まで変化する事はありませんが、他人から服を奪うだけの変装ぐらいは本来の能力で十分可能なはずでした。

変身は原作のようにささっとすませて一秒でも長く物語を描いて欲しい所ですが、映画でシリアスな展開が続く中で、お口直し的なギャグシーンとして取り入れられているのかもしれません。

次にトレーラーはシンビオートの創造主である邪神ヌルについて言及しています。映像ではヌルらしき人物の姿も登場していますが、演じている役者さんについては公式発表されていません。海外ではノーマン・リーダスさんではないかとも噂されています。

コミックのヌルはエディの息子ディラン・ブロックを求めて地球に来訪。ブロックを出せば痛みなく迅速に地球を破壊してやると宣言するヌルに対して、アベンジャーズやX-MENたちが抗戦しましたが、ヌルは彼らをシンビオートで支配し争いにもなりませんでした。

絶望したヴェノムは地球が助かるならヌルに仕えると申し出ましたが、ヌルは、自分が興味を持っているブロックはディランだと言って拒否し、ヴェノムシンビオートをエディから引き剥がしてエンパイアステートビルの屋上から投げ落とし、エディは死亡、ハイブにコーデックスされました。

息子のディランと光に弱いシンビオートに対して雷で対抗できるソー、ヴァルキリーがかろうじてヌルに抗う中、ハイブマインドの中でエディ・ブロックはフラッシュ・トンプソンとアンチヴェノムシンビオート、レックス・ストリックランドとティラノサウルスシンビオートのコーデックスと再会しました。

ディランとソーがヌルを傷つけたことを利用して、エディたちはハイブマインドの中心であるゴッドハイブに侵入。エージェントアンチヴェノムのコーデックスがヌルが制御できないシンビオートの1つに結合し、白いシンビオートドラゴンとして生者の世界に生まれ変わったとき、ヌルは状況を理解して激怒、ティラノサウルスのシンビオートをハイジャックし、エディを完全に殺すつもりで再び彼と対峙しました。しかし、エディはヴェノムシンビオートの助けを借りてハイブマインドから脱出し、ヌルと対を成す光の神エニグマフォースの新しい宿主として選ばれました。

ヌルはこれに対抗するためにシルバーサーファーを狙いますが、エディがこれを阻止。ソーのムジョルニアとシルバーサーファーのサーフボードをシンビオートで結合させたアックスを生み出し、ヌルの野望を食い止めました。その後はヌルの身体を太陽の中心核にまで飛ばして、ユニパワーで破壊しました。

「ザ・ラストダンス」でこの物語を描くのは無理があると考えられますが、少なくともヌルが地球に目をつける所までは予告に含まれています。

SSUのエディには息子のディランがいないため、ヌルはディラン・ブロックではなく故郷から逃げ出したシンビオート(ヴェノム)の回収に来たという線が強いと考えられます。

「ザ・ラストダンス」のヴェノムが一人で太刀打ちできる相手とは考えにくく、今作で登場すると思われているトキシンと手を組んだり、カーネイジを蘇らせてすら難しそうであり、映画のラストでヴェノムやエディが殺されて吸収されてしまう可能性は十分にありそうです。しかしこれはSSUがより面白くなるチャンスでもあると考えられそうです。

ヴェノムシンビオートはエディが纏っているものだけでなく、今はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸に一欠片が残された状態が続いています。

神聖時間軸のヴェノムシンビオートがエディの変異体やその息子のディランに寄生し、ヌルがそれを狙ってマルチバースを渡ってくるような展開になれば、かなりコミックに近い状態が再現される事になります。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」はSSUとMCUの壮大なクロスオーバーの始まりとなる可能性がありますが、ヌルが駆け足で倒されて小さくまとまって終わる可能性も残されています。

かつて「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督は同映画が劇場公開される前に、クロスオーバーの可能性についてIGNに話していました。

「ほら、みんなが口にしているのはその疑問だ。みんなヴェノムがスパイダーマンに出会うかどうか知りたがっているが、個人的には絶対にないと思う。冗談だよ、もちろんそうなるよ。」

「それは、いつそこに行き着きたいか、そして、どれだけの需要があるかによるでしょう。人々がもっとヴェノムの物語を欲しがっているのに、いきなりスパイダーマンに飛びつくと、その間にたくさんの素晴らしいスーパーヴィランのキャラクターを見逃してしまうことになるかもしれない。だから、ある意味、急いでそこに向かえば、いろんな扉を閉ざしてしまうことになるかもしれない。」

スーパーヒーロー映画には魅力的なヴィランの存在が欠かせませんが、ヴェノムとスパイダーマンが共闘するためのピースとしてヌルが紹介される事になるのか、本作の展開には注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のファイナルトレーラーが公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のファイナルトレーラーが予告通り公開されました。3分ほどの動画の中では以前に公開されて削除された海外CMの映像が含まれる他、新たなシーンも収録されています。

「俺の故郷が・・・俺達を見つけた」とヴェノムはエディに警告。「送り込んだのは誰だ?」とエディが尋ねると「創造主」とヴェノムは答え「彼が必要としているものがある。」とも話しています。そして、予告の中ではコミックのシンビオートの創造神である邪神ヌールのような姿の人物も登場。

また、ジュノー・テンプルさんが演じる謎の科学者は「シンビオートは偶然ここに来たわけではない。」とも説明しています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

このシリーズは、これまで2作で13億6千万ドルの売上を記録。ソニーはこれを三部作の最終作と宣伝していますが、邪神ヌールは今回は顔見せ程度とも報じられており、「モービウス」、「マダム・ウェブ」と落ち込んでいるSSUの状況を本作でどうにかできるかどうかで、新たな三部作やクロスオーバー映画が作られるのではとも予想されています。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が予告の予告を公開、最終トレーラーが木曜公開へ

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のファイナルトレーラーが現地時間の今週木曜日に公開される事が、公式 X によって予告されました。

この予告の予告自体にも新たな映像がかなり含まれており、以前に削除された海外CMの映像もいくつか見られるようになっています。また、CBM はこの新しいシンビオートは字幕からトキシンである事が確認されたと報告しています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のポストクレジットシーンでエディ・ブロックとヴェノムが再びどこかへ転送されてしまった直後から始まると見られており、ファーストトレーラーでは同じバーでヴェノムシンビオートが回収されるシーンも含まれていました。

本作は引き続きトム・ハーディさんがエディ・ブロックを演じる他、キウェテル・イジョフォーさん、ジュノ・テンプルさん、クラーク・バッコさんらがキャスティング。

本作は監督が前2作とも異なっていますが、前2作で脚本を担当していたケリー・マーセルさんがメガホンを取っています。脚本はケリー・マーセルさんが監督と兼任し、トム・ハーディさんも執筆に参加しました。

先日はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスパイダーマンを演じるトム・ホランドさんが秘密の撮影をしたことを報告、これが「ヴェノム」最新作と関連しているのではないかとも疑われています。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、海外CMで新たなシンビオートがさらっとネタバレ、プロモアートも流出

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の新たな海外CMがオンライン上に到着しました。30秒ほどの動画の大部分はファーストトレーラーの映像を流用していますが、いくつかの新シーンも含まれています。

※これより先は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

動画のサムネイルにも設定されている新しいシンビオートは、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のマリガン刑事が寄生されたトキシンのように見えると感じるファンがいる一方で、コミックのラッシャーのようだと感じるファンもいるようです。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」で登場したパトリック・マリガン刑事は作中で寄生されたような描写があった事と、コミックのマリガンは実際に寄生されてトキシンと名乗るヒーローになっている事もあって、3作目での登場が期待されているシンビオートです。

一方でヴィジュアルの直感的な印象から、これがラッシャーではないかと考えるファンも。コミックで緑色で描かれるシンビオートのラッシャーは、以前にも登場の噂がありました。

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また、本作のアパレル用のプリントに使われるとされるアートもオンライン上に流出。

トレーラーではヴェノムが馬に寄生している姿が描かれていましたが、これらのアートによると、他にもカエルや魚(ピラニア?)に寄生する姿がスクリーンに映し出される可能性を示しているようです。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

SSU「ヴェノム:ラストダンス」、キウェテル・イジョフォーさんがMCUとの役の違いについて「見ればわかる」とコメント

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ラストダンス」に出演しているキウェテル・イジョフォーさんが、Youtube番組 Happy Sad Confused に出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ドクター・ストレンジ」シリーズのモルドとの違いについてコメントしました。

「ドクター・ストレンジ」1作目に起用された際、先の計画について知っていたのか質問されたキウェテル・イジョフォーさんは「確かに、時間の経過とともに発展するあらゆる物事と同様に、操作、変更、または再発明の対象になるような幅広いアイデアがありました。でもどうなるかはある意味では、誰にもわかりませんね。」と笑いながら回答しました。

そして、「そのさまざまな側面が実現する可能性はまだあります。正直に言うと、当時の会話にはなかった、モルドにとってまったく新しい領域があり、そこにはあらゆる能力と可能性が秘められています。それは間違いなく想像力次第です。これはとてもエキサイティングなことだと思います。ストーリーが前進していく中で、個人またはチームのヴィジョン。私はそれに興奮しています。」と述べ、「この分野には、並外れて熱心で才能のある人たちがいると感じています。私にとって、それはまだとてもワクワクする世界です。」と付け加えました。

そして「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の展開についてどう考えているかとたずねられると「さっきも言ったように、あれは新しいものでした。まったく予想していなかったことでした。そういう意味で、とても魅力的だと思いました。この先どうなるのか、とてもワクワクする何かがあるような気がしました。そういうところが全体的に気に入っています。これらのキャラクターや世界を、本当に信じられないような方法で探求できるというアイデアが気に入っています。」と答え、3作目以降について「そこには美しい扉が開かれていると思うし、その物語を語る瞬間を見つけることで、その物語の最もエキサイティングな部分を語り、そこに光を当てることができると思います。本当に素晴らしいものになる可能性があると思うんです。」と期待を語りました。

また、「ヴェノム:ラストダンス」ではキウェテル・イジョフォーさんはヴィランのオーウェル・テイラーを演じていると噂されていますが、MCUでモルドを見たファンが混乱しないかと質問されると、「一番いいのは、映画を観ることだと思います」と笑顔で答えました。

「みんなが映画を観て、それから関わるようになって初めて、重要な会話が生まれます。この時点では、会話はそれほど重要ではありません(笑)。あの世界でケリー(監督)と一緒に仕事ができて、トム(ハーディ)が一緒に踊った本当に特別なキャラクターと関わることができて、最高でした」

「撮影現場でヴェノムが登場するのを見ると、『わお!』って思う。本当にすごい瞬間ですよ。トムが隣に立っていたら、『ヴェノムが来た!』って思うでしょう。彼は本当に素晴らしいものを作り上げたんです。」

ソニーの紛らわしいキャスティングは当初から混乱を引き起こしていましたが、現在はモルドを演じているわけではないと考えられています。

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紛らわしいといえば、「ヴェノム:ラストダンス」の予告では「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の1シーンのその後と思われる映像が差し込まれており、なぜこの映画がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸のその後を描いているのかについてもファンは混乱しています。

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本作が何故かニューヨークで再撮影している事も話題ですが、ヴェノムの完結作とされるこの映画で何が起こっていくのか注目です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、なんとニューヨークで再撮影が行われている

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が再撮影を行っている事が判明、目撃されています。しかもこれが物語の舞台のサンフランシスコではなくニューヨークで行われている事で、今度こそ本当にスパイダーマンが関与してくるのか、海外ファンは気になっています。

ニューヨークを代表する人気のヒーロー、スパイダーマンを連想せずにはいられないこの再撮影ですが、これはポストクレジットシーンの内容となるのでしょうか?

海外メディア CBM は、「ラストダンスを完結作とうたっているにも関わらず、エディがデイリー・ビューグル紙かデイリー・グローブ紙に歩いて行き、ピーター・パーカーと出会うかもしれないとほのめかすシーンで映画が終わるのは、いかにもソニーらしいやり方だろう。 」と指摘、これまでどおり期待を煽るだけで実際にはスパイダーマンは登場しないと推測しています。

本作の予告が6月に公開されて以降、目立った話題もありませんが、次の予告が8月下旬から9月下旬にかけて公開されるとも報じられています。

この作品が本当に完結作なのか、それとも3部作の完結編というだけで、あらたな章が開幕する事になるのか、そして「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に寄り道してさえ何も起こらなかったスパイダーマンとの共演について、どうなっていくのか注目です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

【噂話】映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」はSSU史上最長の上映時間になると言う

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の米公開が4ヶ月後に迫る中、本作の上映時間がシリーズで最長になると報じられています。

Feature First によると、上映時間は現在約2時間15~20分(135~140分)に設定されているとの事。 現状では現在も編集作業中であり、今後数ヶ月でまた状況が変わる可能性は十分にあります。

「ヴェノム」(112分)、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」 (97分)と比べると現状ではかなり長時間に設定されており、 「モービウス」(104分)や「マダム・ウェブ」(116分)と比べてもSSU全体の中で最も長い映画となるようです。

本作はヴェノムの起源とも言えるシンビオートの神ヌールが登場するのではないかと噂されており、ヴェノムの完結編とされるこの作品で、ある程度の時間の確保は必要だと言えそうです。

公式にはメインヴィランは発表されておらず、過去の報道ではヴェノムに復讐心を持つオーウェル・テイラー、2作目のラストで寄生されたパトリック・マリガンのトキシン、そして前述のヌールなどが候補とされています。

また、主演のトム・ハーディさんは先月のインタビューで「スパイダーマンはMCUに行ったけど、ソニーにもいる」という旨の意味深な発言をし、注目を集めています。

本作は引き続きトム・ハーディさんがエディ・ブロックを演じる他、キウェテル・イジョフォーさん、ジュノ・テンプルさん、クラーク・バッコさんらが秘密の役割でキャスティング。

本作は監督が前2作とも異なっていますが、前2作で脚本を担当していたケリー・マーセルさんがメガホンを取っています。脚本はケリー・マーセルさんが監督と兼任し、トム・ハーディさんも執筆に参加。物語は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」からつながっていると考えられています。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

【噂話】邪神ヌールは「ヴェノム3」ではなく、将来のクロスオーバー映画か

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に先日、コミックのシンビオートの創造主、邪神ヌール(ヌル)が登場すると報じられ話題になりましたが、別のスクーパーはこれを否定しています。その新たな主張によると、彼は「温存」されているようです。

CBM によると、MTTSH 氏は先日の @Cryptic4KQual 氏に異論を唱える形でヌールが「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に登場する事を否定。その代わりに「究極の悪役として、クロスオーバー イベントのために温存しておくようだ。」とコメントしています。

先日の記事でも少し解説したようにヌールはマーベル・ユニバースの中で極めて強力なキャラクターの一人であり、一本の映画の中で登場して退場していくには少々もったいないキャラクター。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-knull-rumor/”]

しかしながら温存という選択はそこまでシリーズをヒットさせ続ける事が必要不可欠であり、MTTSH 氏の主張が正しければ、ヌール実写化の実現は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」と「クレイヴン・ザ・ハンター」の評価次第という事になりそうです。

コミックのヌールはヴェノムやアンチヴェノムらと共闘したソー、ヴァルキリー、シルバーサーファーらによって倒されましたが、映画にヌールが登場したとしてスパイダーマン・ユニバースのみで対処しうるのか、それともMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のヒーロー達に助けを求める事になるのか、まずはヴェノム最新作を見守る必要がありそうです。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:RUMOR: Sony Pictures May Be Saving Knull, The God Of Symbiotes, For A Future Crossover Movie

【噂話】「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に邪神ヌールが登場する?

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にシンビオートの神であるヌールが登場する事を海外スクーパーがほのめかし、話題となっています。コミックにおけるシンビオートの始祖たるヌールとヴェノムは切っても切れない関係であるのは明白ですが、この映画に登場する余地はあるのでしょうか。

@Cryptic4KQual 氏は X に「ヴェノム3に非常に恐ろしい人物が登場すると聞いている」と投稿。

シンビオートの神、邪神、暗黒神、そしてキング・イン・ブラック(黒衣の王)などと呼ばれるヌール(Knull:表記揺れでヌル)が「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に登場する事を示唆しました。

ヌールは 2013年のコミック「Thor:God of Thunder #6」で初登場。ただしこの時は名前が設定されていませんでした。

このコミックはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の原作にあたる部分で、ゴア・ザ・ゴッドブッチャー(神殺しのゴア)が登場し、彼の持つオールブラック・ザ・ネクロソードの最初の所有者として回想シーンで当時名前がなかったヌールが紹介されました。

その後、2018年の「ヴェノム #3」で Knull の名前が与えられ本格的に登場。

ヌールはセレスティアルズが誕生する以前の宇宙から存在しており、世界に満ちる「光」とそれによって生まれた「命」を強く嫌悪し、それら全てを破壊し尽くして宇宙を元の深淵に戻すことを目的としています。最初に死剣オールブラックを創造したヌールはハイヴに居を構え、その後無数のシンビオートを創造し、彼らを率いて「光」との戦争を続けました。

ヌールの戦闘力は高く、セレスティアルの首を一撃ではねるほどで、その遺体から無限ともいうべきエネルギーの供給を受け、さらに強力になっています。なお、はねられた首はノーウェアとして多くの人々が住む星となっています。

「ザ・ラストダンス」の予告では飛行機上でヴェノムとゼノファージが戦うシーンが含まれており、これをヌールが送り込んだと考える事は可能です。また、前作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でハイヴの存在が明かされた事なども、ヌール登場の布石になっていました。

しかし、ヌールは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のエゴや「エターナルズ」のアリシェムらセレスティアルズを一撃で倒すようなキャラクターであり、MCUのサノスのような一大サーガのラスボスにふさわしいスーパーヴィランの一人と言えます。

「ザ・ラストダンス」のヴィランについては過去に何度か別のキャラクターが登場する事が報じられている中で、ヌールについて描く時間が残されているのか、そして実際に彼が登場するとなれば、このひとつの映画であっさりと決着がついてしまうのか、それとも今後のSSUを通じてヴェノムたちがチームを組んで戦うことになっていくのか、注目となりそうです。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、ジュノー・テンプルさんが「マダム・ウェブ」の失敗を気にしていないと明かす

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に出演するジュノー・テンプルさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、「最高の仕事が出来た」と語っています。

インタビュアーが「マダム・ウェブ」の興行不振の後、ソニーのスーパーヒーロー映画には余分なプレッシャーがかかっているように感じるとした上で、「ヴェノム3」の仕事上でプレッシャーを感じたか質問されたテンプルさんは次のように答えました。

正直に言うと、私はそんな風に考えることには慣れていません。この規模の映画に参加するのは私にとってかなり新しい経験です。ただ、素晴らしいプロジェクトに関わる中で、自分ができる限りの最高の仕事が出来たと願っています。この映画を5人が見るにせよ、500人が見るにせよ、もっと多くの人が見るにせよ、彼らが楽しんでくれて、日常生活から少しでも抜け出すことができればいいなと思っています。

テンプルさんにとって、「マダム・ウェブ」の結果はあまり影響を及ぼさず、「ヴェノム」の最新作に集中していたとの事。

本作でジュノー・テンプルさんが何を演じているかは公表されておらず、先日公開されたファーストトレーラーではシンビオート関係の科学者である事が判明しています。

過去のインタビューでは「撮影したものがいざ映画になると全然異なって見える」と発言しており、作中で彼女はヴェノム同様CGIを身体に纏うタイプのキャラクターになると推測されており、海外ファンはそれがコミックのスクリームになるのではないかと見ています。

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海外メディア WGCT によると英語版予告では彼女の名前が字幕に「ドクター・ペイン」と表示されていると指摘。コミックのサディアス・ペイン(Thaddeus Paine)をベースにしたキャラクターかもしれないと言います。

サディアス・ペインは初老のハゲ頭の男性医師で、機械式の外科用ガントレットを装着し、末期患者に人体実験を繰り返す二流のヴィランでした。コミックではエディとヴェノムを引き離す実験に参加した他、クレアやムーンナイトとも関係のあるキャラクターでした。

テンプルさんがどのようなキャラクターを演じているのか、全貌が明らかとなるまでまだしばらく時間が必要なようです。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:Juno Temple on Her Toughest ‘Fargo’ Scene, ‘Ted Lasso’ Criticism and ‘Venom 3’