映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のセットにまたもやあのヴィラン会社が登場

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のセット内に、MCUの1作目から度々登場しているコミックのヴィラン企業のロゴが含まれている事が確認されました。

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atlanta_filming は Instagram にて本作のセット写真を公開。その2枚めにはロクソンのロゴが映し出されています。

コミックでのこの会社は、20世紀初頭にロクソンオイルカンパニーとして始まり、事業拡大により現在はロクソンエナジーコーポレーションとなっている大企業。
S.H.I.E.L.D.の創設期の資金提供元でもありましたが、ヒドラとも関係を持っている会社でした。世間に知られること無く、裏で違法な活動もしています。
現在のロクソンCEOはダリオ・アガーという人物で別名ミノタウロスというヴィランです。
ミノタウロスはダークエルフのマレキスと手を組み、9つの世界を牛耳ろうと企みますが、それを阻止するために立ち上がるのが、傷つき倒れたソーに変わってムジョルニアを手にしたジェーン・フォスターでした。

ジェーンのマイティ・ソーと関係が深いロクソンでしたが、「ソー:ラブ&サンダー」にロクソンが絡む事はありませんでした。

MCUにおいてロクソンは1作目の「アイアンマン」から登場しており、「ロキ」や「シーハルク」でもその存在が確認されています。

©MARVEL,Disney

MCUで最も有名な企業であるスターク・インダストリーズに負けないぐらいの出演回数となるロクソンですが、フェーズ5に入って「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」までの段階で物語にはまったく絡んできていません。

「ニューワールド・オーダー」でも単なるイースターエッグとしての登場になるのか、それともようやく何らかの役割をもって動き出すのか、注目となりそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国公開予定です。

Roxxcartのウェブサイトが発見される ─ ドラマ「ロキ」との関連性は?

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のトレーラーに登場していた架空の会社 Roxxcart のウェブサイトが存在している事が明らかになりました。マーベル・コミックにはロクソン・エナジー・コーポレーション(あるいはロクソン・オイル・コーポレーション)を本社とした様々な子会社が登場するため、Roxxcartもその一部と見られています。

今回報じられた Roxxcart.com のウェブサイトは会社のロゴが画像で表示されるだけで、今の所他のページへのリンクやボタンなどは一切ありません。

上がサイトで表示される画像、下がトレーラーで見られるものです。

Image from roxxocart.com

©2021 MARVEL,Disney

これが「ロキ」のマーケティングの一環として作成された公式のウェブサイトなのか、あるいはファンの一人が立ち上げたサイトなのかも今の所不明です。というのも、ソースコードを見てみてもディズニーやマーベルのコピーライトは一切記入されておらず、ただただ画像を一枚表示しているだけのシンプルなサイトとなっています。ドメインは2020年の12月に取得されているようです。(※現状でこのサイトの正体が不明なため、本記事に該当サイトへのリンクは貼っていません。)

コミックのロクソンは「 Captain America」 #180 (1974 12月)で初登場し、所有者や従業員もコロコロ変わりつつ幾度となく登場し、キャプテン・アメリカ以外にも様々なヒーローと衝突してきました。ロキとの直接的な関係は見つかりませんでしたが、ロクソンは雷神ジェーン・フォスターのメインヴィランとして描かれていた事があります。

MCUとの関連性としては、これまで「アイアンマン」の3作品全てにイースターエッグとして登場していますが、「アイアンマン3」以降は鳴りを潜めていました。最後に登場したのはトニー・スタークとアルドリッチ・キリアンとの最終決戦が行われた港にロクソンの船が停泊しているシーンでした。

©MARVEL,Disney

今回見つかったこのサイトがオフィシャルのものであれば、ロクソンは「ロキ」の中で大きく扱われる存在になるかもしれません。

「ロキ」の公式あらすじは以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月11日(金)よりディズニープラスにて配信開始予定です。

ソース:Tom Hiddleston’s Loki: Marvel Launches MCU Website For Marketing of Disney+ Show

ドラマ「ロキ」の撮影現場にもロクソンの影

ディズニー+で配信予定で現在撮影中のドラマ「ロキ」のロケ写真より、ロクソンの存在が確認されました。

Roxxon Corp is in Loki from r/MarvelStudiosSpoilers

避難用のバスには「Roxxcart」というロゴが書かれているのがわかります。

コミックでのこの会社は、20世紀初頭にロクソンオイルカンパニーとして始まり、事業拡大により現在はロクソンエナジーコーポレーションとなっている大企業。
S.H.I.E.L.D.の創設期の資金提供元でもありましたが、ヒドラとも関係を持っている会社でした。世間に知られること無く、裏で違法な活動もしています。
現在のロクソンCEOはダリオ・アガーという人物で別名ミノタウロスというヴィランです。
ミノタウロスはダークエルフのマレキスと手を組み、9つの世界を牛耳ろうと企みますが、それを阻止するために立ち上がるのが、傷つき倒れたソーに変わってムジョルニアを手にしたジェーン・フォスターです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)においてロクソンがどのような企業かはまだ明かされていません。
しかし実は既に登場しているのをご存知でしょうか?



映画「アイアンマン」の終盤、アイアンモンガーの背後に映るビルにはロクソンのロゴが描かれています。
そう、MCUの1作めから既に登場していたのです。

続いて映画「アイアンマン2」からです。ウィップラッシュに破壊されたレースマシンにロクソンのロゴが登場しています。

さらに映画「アイアンマン3」のラストの港です。船はロクソンの所有物でロゴが描かれており遠目でわかりにくいのですが、日本語字幕で鑑賞している場合はしっかりと日本語で表示されます。

他にも大人の事情でMCUに合流できなくなったドラマ、「エージェント・オブ・シールド」「エージェント・カーター」「デアデビル」「アイアンフィスト」「クローク&ダガー」にもロクソンは登場していました。

ロクソンは壮大な伏線の可能性もあり、制作側の単なるマニアックな遊びかもしれません。さらにロキのドラマはマルチバースの世界であるため、MCUのメインストリームとどの程度関連性があるのかも不明です。

これから先、ロクソンがどのような動きを見せてくれるのか、次のMCU作品である「ブラックウィドウ」からも注目していきたいですね。

ソース:Loki Photos Confirm Involvement of Surprising Marvel Villains