マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」に大物俳優が出演する予定だったと海外スクーパーが報告しています。しかし残念ながらこの計画は撮影には至らなかったとも言います。
The original plan for The Marvels was to cast a well known name (they were looking at Clive Owen and George Clooney) to play a big Marvel hero from the comics who we think will have a big role in the movie but then dies at the end of the first act. That was scrapped pic.twitter.com/Guf9MyxalY
— MyTimeToShineHello (@MyTimeToShineH) September 2, 2023
MTTSH 氏は「『マーベルズ』の当初の計画では、クライヴ・オーウェンやジョージ・クルーニーを起用し、コミックに登場するマーベルの大物ヒーローを演じさせる予定を検討していまし。しかし、それは中止されました。」と伝えています。
具体的なヒーロー名は記されていませんが、「マーベルズ」の舞台を考えるとノヴァはその候補の一人かもしれません。
かつて「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の脚本を担当したクリストファー・マルクスさんとスティーブン・マクフィーリーさんは、ノヴァを「インフィニティ・ウォー」に登場させる計画があったと明かしています。
ノヴァはザンダー星のノヴァ軍を代表するヒーローですが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」1作目でノヴァ軍が紹介されて以降、特に動きがないまま「インフィニティ・ウォー」の中でサノスによってザンダー星が破壊された事が明らかになっています。
破棄された「インフィニティ・ウォー」の計画の詳細は不明ですが、ノヴァが生き残り、サノスの脅威を地球に伝えに来る役割があったのではと考えられています。そしてその役目はブルース・バナーに継承されています。
「マーベルズ」でキャプテン・マーベルが旅の途中でノヴァ軍の生き残りと出会うという流れはあっても不思議ではありませんが、「マーベルズ」がMCU史上最短のランライムの映画とされている事から余分な話は削ぎ落とされている事は疑いようがありません。
コミックでノヴァとして活躍する人物のうち、代表的なキャラであるリチャード・ライダー自体は地球の高校生であり、ジョージ・クルーニーさんらが演じるには少々無理がある所。コミックのリチャードに力を託して死んでいった能力の元の持ち主ローマン・デイなどを演じていたのかもしれません。
ノヴァの実写化についてはスペシャル・プレゼンテーションとしての単発ドラマでの計画も報じられていますが、これは最近になってキャンセルされたとも言われています。
出番が見送られ続けているノヴァは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」までに合流する事が出来るのでしょうか?
映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。