「デッドプール #6」リリース、不死身の傭兵の死の詳細が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットする直前、劇場公開前の6月にマーベル・コミックスはデッドプールの死亡を予告していました。注目されていたそのコミックがいよいよリリースとなり、不死身のはずだったデッドプールの死に関する詳細が明らかとなりました。

※これより先はコミック「デッドプール #6」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-announcement-deadpool-wade-wilson-death/”]

コーディ・ジグラーさんとロジェ・アントニオさんによるこの最新コミックでは、デッドプールはデス グリップとの最近の戦いからまだ回復中で、右足と右腕を再生できないため車椅子での移動を余儀なくされています。

彼は、人間の娘エリーやシンビオートの娘プリンセスを戦場に送り出すことで、なんとか明るい性格を保っています。エリーは自分専用のデッドプール コスチュームを手に入れ、プリンセスと一緒にロシアの武器密輸業者を倒します。

エリーの師匠にあたるタスクマスターがエリーやプリンセスの任務に同行、デッドプールが家に1人残される中、娘たちと入れ違いにデスグリップが訪ねてきます。

前号では、ウェイド・ウィルソンがデスグリップの手を切り落とし、彼の得意とする闇の魔法を使えなくしました。タスクマスター、エリー、プリンセスらは、デスグリップの隠れ家を爆破し、殺害したと思っていましたがそうではありませんでした。

デスグリップはムラマサブレード(村正の刀)を吸収しており、生気を吸う妖刀の力によってデッドプールのヒーリングファクターは無力に。ウルヴァリンでさえ自身を殺す唯一の武器と恐れる村正の力の影響でデッドプールはついに死亡する事になりました。

MCUの「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットしている裏で、デッドプールの絶望の最期が描かれた理由は不明ですが、ウェイド・ウィルソンがいつか必ず復活すると期待されるその時が来るまで、しばらくの間は娘のエリー・カマチョがデッドプールの名を継いで活動する事になりそうです。

ソース:How Does Deadpool Die in His Marvel Ongoing Series?

マーベルがデッドプールの死を宣告

マーベルコミックはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の劇場公開に先立ち、コミック「デッドプール #6」のリリースを予告しました。そして、この最新号にてデッドプール/ウェイド・ウィルソンが死亡する事を明らかにしました。

コーディ・ジグラーさんとロジェ・アントニオさんによる本シリーズではデッドプールの娘が復帰し、デスグリップというヴィランが呼び戻されました。

マーベルコミックの公式 X はこのシリーズの最新号となる #6 のカバーイラストを投稿。

デスグリップの手がデッドプールの胸を貫く画像には、「これは新時代の最初の号であり、デッドプールを今殺すのは正気の沙汰ではありません。だからこそ、私たちはそうするのです。」とテキストが込められています。

ライターのコーディ・ジグラーさんは死を探求するヴィランのデスグリップについて「ネタバレは避けますが、ウェイドは不死身で、何に対してもかなり自由放任主義的な態度をとっています。デス・グリップはそういったことにユニークなアプローチをするキャラクターです」と説明。

「彼は、このシリーズの後半で詳しく取り上げますが、ドクター・ストレンジのようなアカデミーで神秘の術を学んだ人物です。ただ、彼は落第しただけです。彼は神秘的な要素とシャン・チーやアイアン・フィストの能力の一部を組み合わせたような人物です」

「神秘的な能力の片鱗を持ち、また格闘技の腕前も持ち、死を追い求め、死の化身を見つけるという概念を軸にカルト的な宗教を築き上げたデスグリップにとって『不死身』な人物よりも魅力的なものは何か。この対立の多くは、デスグリップが不死身な人物から何を学べるかを模索することに基づいています。もしあなたの人生における追求が殺人的な格闘技を学ぶことなら、一見殺せないような人物を相手に練習するより良いことなどあるでしょうか?」

サノスの呪いによって死ぬことが出来なかったデッドプールが何故死んでしまうのか、2024年9月のコミックリリースで明らかになるようです。