ソニーがアニメ映画「スパイダーパンク」を開発中、他噂の二作品も継続開発中

ソニー・ピクチャーズが「スパイダーバース」のスピンオフアニメ映画「スパイダーパンク」を開発中だと、海外メディア Deadline が報じました。主人公スパイダーパンクの声を「スパイダーバース」シリーズから引き続きダニエル・カルーヤさんが担当すると言います。

記事によると、脚本はアジョン・シンさんと共に、ダニエル・カルーヤさんが共同脚本として参加するとの事。プロットの詳細は不明としつつ、スパイダーパンクは「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」にも再登場すると予想されていると伝えています。

ダニエル・カルーヤさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」でウカビを演じましたが、続編の「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」では投獄されたままなのか再登場はなし。今回報道の新作アニメ映画の脚本を務めるとなると、スケジュール上、「ブラックパンサー3」での再登場も怪しくなってくるかもしれません。

また、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は今回の発表に伴って、スパイダーウーマンとヴェノムのアニメプロジェクトも引き続き進行中だと報告しています。

実写シリーズであるSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)はファンの期待を満たすことが出来ませんでしたが、一方でアニメの「スパイダーバース」シリーズは過去2作共に大ヒット。三作目は予定よりかなり遅れているもののこちらも期待されており、スパイダーパンクたちがそれに続いて行けるのか注目です。

ソース:Spider-Punk Animated Feature From Daniel Kaluuya & Ajon Singh In Development At Sony

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」プロデューサーが次回作「ビヨンド」に登場予定のユニバースをひとつ明かす

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のプロデューサーを務めるフィル・ロードさんとクリス・ミラーさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で次回作「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」に登場予定のユニバースについて言及しました。

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インタビューで3作目ではさらなるスタイル的なレベルアップが見られるかと質問されたミラーさんは「そう希望しています」と述べ、ロードさんは「神の思し召しですよ」とコメント。

ミラーさんは続けて「スパイダーパンクの世界を訪れることは、次回作で予定している多くのクレイジーでミックスメディアな冒険のひとつに過ぎません。したがって、それは全く新しい目の保養になるでしょう。」とスパイダーパンクのユニバースが描かれる予定である事を明かしました。

また、ロードさんはスパイダーパンク/ホビー・ブラウンについて「ホビー・ブラウンは、この映画の中で最も難しく、挑戦的なキャラクターの一人です。彼はパンクの雑誌のような見た目でレンダリングされるため、ほとんどのショットは先月まで入っていませんでした。」と述べました。

この問題と解決方法について、「アニメーターは、彼が変わる頻度や、体のどの部分をどのようにレンダリングするかをコントロールすることが可能でした。そして、ライティングアーティストがやってきて、まるでトナーなしのコピー機で5秒で仕上げたかのように見せますが、実際には、信じられないほど洗練されたツールやシェーダーを使って、それを実現し、その上、フレームの上に絵を描いて、それを補完するローファイなことをすべてやっています。だから、そういうスタイルで世界全体を作ったり、リールを作ったりするのは、私たちにとって楽しみなチャレンジなんです。」と語りました。

スパイダーパンクのEarth-138の登場が予告されたインタビューでしたが、別のインタビューではグウェンの変異体が数多く登場する事が予告されるなど、早くも次回作へのプロモーションが始まっているような展開を見せています。

また、かなりの実写シーンが削除された事も明かされているため、3作目ではそれらが再検討されて改めて描かれるかもしれません。

続編では他にどのようなユニバースが登場するのか、期待と注目が集まっています。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

ソース:‘Spider-Man: Across The Spider-Verse’s Lord & Miller On Sequel’s “Down To The Wire” Journey To $209M WW Opening – Crew Call Podcast

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」にダニエル・カルーヤさんがキャスティング

ソニー・ピクチャーズが制作するアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に映画「ブラックパンサー」(2018年)のダニエル・カルーヤさんが声優起用されたと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。「ブラックパンサー」では主人公ティ・チャラの親友ウカビを演じていましたが、スパイダーバースではまったく別のキャラクターになると言います。

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記事によると、ダニエル・カルーヤさんは「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」でスパイダーパンク/ホバート・”ホビー”・ブラウンの声を担当するとの事。コミックのスパイダーパンクはホームレスの10代の若者であり、彼のユニバースで抑圧されたニューヨーク市民のヒーローになります。 なお、過去のおもちゃリークによると、スパイダーパンクはアメリカ人からイギリス人へと変更されているため、彼が本作においてもニューヨークで愛されているかどうかは不明です。

ダニエル・カルーヤさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でウカビを演じていましたが、続編となる「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」にはスケジュールの競合により出演できなかったと明かしています。

「ワカンダフォーエバー」のライアン・クーグラー監督のインタビューによると、ウカビはまだワカンダにいるとの事で、「ワカンダフォーエバー」で彼についての言及もあるそう。ブラックパンサー3作目やスピンオフドラマで再登場する可能性はのこされているようです。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」の制作に携わるフィル・ロード&クリス・ミラー氏は本作において「240キャラクターと6つのユニバースが描かれる」とし「1000人体制で制作されている」と説明しており、極めて豊富なキャラクターの登場が予告されています。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

ソース:‘Spider-Man: Across the Spider-Verse’ Adds Daniel Kaluuya as Spider-Punk