ゲーム「マーベル・ライバルズ」より、桃桃子さんデザインのサイロックのトレーラーが公開

NetEase Games と Marvel Games が制作中の新作ヒーローシューター「Marvel Rivals」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)のより、X-MENのサイロックのキャラクタートレーラーが公開されました。コミックのサイロックには様々なバリエーションが存在しますが、本作のサイロックは桃桃子さんのデザインをベースとしたバージョンになっています。

ピーチ・モモコとしてマーベル・コミックスのアートを手掛ける桃桃子さんとゲームのアートデザインチームのコラボにより完成した本作のサイロックですが、キャラクターボイスは『サイバーパンク 2077』などの有名な作品で活躍した声優のアルファ・タカハシさんで、共に日本の魂が吹き込まれたキャラクターに。

コミック「デーモン・デイズ X-MEN」の設定に基づいたこのサイロックは、以下のような背景を持っています。

時は封建時代の日本、「サイ」と名づけられたサイキックファイター「サイロック」は一介の浪人として、古代の妖怪の退治に人生を捧げる決意をします。ウルヴァリンの手助けのもと、 得意な武器「サイキックブレード」を駆使して妖怪の殲滅を誓いますが、タイムストリームのもつれによって元の世界から切り離され、『マーベル・ライバルズ(Marvel Rivals)』の世界に迷い込み、コレクターの「展示品」になってしまいます。幸い新しくできた仲間たちと共に檻を脱出できたサイは、知り合いの戦士たちがまだ生きている可能性があることを知ります。 今ここから、ヒーローたちを集め、紛争を終結させ、故郷に戻るという新たな使命が始まります――。

サイロックはさまざまなテレキネシスを巧みに使用し、敵を出し抜くことが得意なヒーローです。素早い動きで短距離を瞬時に移動したり、攻撃する前に自分の姿を消したりすることができるほか、究極スキルでは翼を極限まで広げ、瞬く間に戦場を横切り、その場にいるすべての敵を薙ぎ払うことができます。

ベストセラーコミック「デーモン・デイズ X-MEN」の桃桃子さんは 2021年にリンゴ賞とアイズナー賞をダブル受賞し、2024 年にも再びアイズナー賞を受賞しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/2021-eisner-award-best-cover-artist-peach-momoko/”]

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとして 2024年12月6日 リリース予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」よりサイロックのコンセプトアート公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、ほんの少しだけ映画に登場していたX-MENのキャラクター、サイロックのコンセプトアートが公開されました。

本作のコンセプトアートを担当したジョン・バカラドさんは Instagram を更新。

「デッドプール&ウルヴァリンのサイロック最終コスチュームコンセプト。サイロックは、カサンドラの子分の一人として、ヴォイドで復活するために選ばれたもう一人のミュータントでした。彼女はすでに『X-MENアポカリプス』と『ラストスタンド』に登場していました。私たちは、より実用的で戦術的な雰囲気のデザインにしたかったのですが、彼女のアイコニックなカラーパレットを使い、ストラップの要素はコミックの描写にちなんでいます。」

そして最後には実際の写真を添えて「アイーシャ・フセインが演じていました。」と投稿しました。

本作のサイロックは「X-MEN:LAST STAND」(ファイナルディシジョン)のメイ・メランソンさんでもなければ、「X-MEN:アポカリプス」のオリヴィア・マンさんでもなく、アイーシャ・フセインさんを起用。

しかし、コスチュームも一新された事が災いしたのか、サイロックが登場していた事自体に気が付かなかった観客も続出。中盤の戦闘シーンでは X-23 とやりあうなど、アザゼルらがモブ扱いを受ける中では特別な見せ場があったと言えますが、その後少し経過したあとは既に殺されて地面に横たわっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/olivia-munn-psylocke-sword-video/”]

コミックのサイロックは二人、イギリス人のエリザベス・ブラドックと日本人のカンノンが存在しています。

ベッツィはテレパシー能力を持つ人物で、双子の弟ブライアンはキャプテン・ブリテンであり、姉のベッツィがその名を継いで活動していた事がありました。しかしその時のヴィランとの戦いで失明。その後、異世界「モジョ・バース」へ誘拐された際にバイオカメラアイを移植され、視力が回復、この頃からサイロックを名乗るようになりました。

さらにその後のある事件でモジョ・バースのスパイラルの手により、犯罪集団「ザ・ハンド」のボス「マツオ・ツラヤバ」の愛人であるくノ一「カンノン」と、精神が入れ替えられてしまいました。そのため、日本人の外見を持ち、忍術を用いるようになります。

心はベッツィ、身体はカンノンの女忍者は「サイロック」として、心はカンノン、身体はベッツィの方は「ルバンシェ」を名乗るように。しかし、ルバンシェはレガシーウィルスで死亡し、ベッツィはカンノンの肉体のまま生きる事となりました。

この出来事から数十年の時間がリアルタイムで経過し、最近のコミックではベッツィの肉体を持ったカンノンが復活した上に精神も元の肉体に。互いに自分自身に戻ったあと、カンノンがサイロックを名乗って活動しています。

「デッドプール&ウルヴァリン」を含む過去3回の実写化では全てヴィランとして登場する事になりましたが、MCUの「X-MEN」リブート映画ではヒーローとして登場する事が出来るのでしょうか。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

マーベルがアジア系ヒーローを祝うヴァリアントカバーを発表

マーベルが「Asian Pacific American Heritage Month 2021(アジア・太平洋系アメリカ人の文化遺産継承月間)」を記念して、インヒョク・リーさんによる新しいバリアントカバーを発売する事を発表しました。カバーにはシャン・チー、ミズ・マーベル、サイロック、ジュビリー、シルク、アマデウス・チョ、ジミー・ウー、アーマーといったアジア系ヒーローが登場します。

インヒョク・リーさんは「ヴェノム」や「イモータル・ハルク」のヴァリアントカバーを提供してきたアーティストで、公開されたカバーにはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場していたジミー・ウーや、今年後半に配信予定のミズ・マーベル/カマラ・カーン、ドラマ化が噂されているシルク、そして日本人のX-MENであるアーマー/イチキ・ヒサコとカプコンの格闘ゲームでも古くからおなじみのサイロックが描かれています。

©2021 MARVEL

リーさんは、「マーベルの世界を象徴するアジアのヒーローたちを描いた8枚の Asian Pacific American Heritage Month 2021 ヴァリアントカバーを描けることをとても誇りに思います。シルク、Ms.マーベル、サイロック、シャン・チー、私はこれらのヒーローたちをとても愛しています。私はイラストレーターであり、キャラクターデザイナーでもあるので、彼らの衣装をモダンまたはテックウェア風にリノベーションすることを提案したところ、マーベルは私の提案を気に入ってくれました。エミリー・ニューコメンからこれらのカバーについての依頼を受けたとき、とても意味のあることだったので、忙しいにもかかわらず引き受けました。マーベルと仕事をするようになって10年になりますが、いつでも楽しく仕事ができることを嬉しく思っています。」と語っています。

全バリエーションのリストは以下の通りです。

8月4日発売
・アベンジャーズ #47
・イモータル・ハルク #49
・ヘリオンズ #14
・X-MEN #2


8月11日発売
・アメイジング・スパイダーマン #72
・キャプテン・マーベル #11
・マーベルズ・ボイス:アイデンティティー #1


8月25日発売
・ウルヴァリン #15

「Asian Pacific American Heritage Month 2021(アジア・太平洋系アメリカ人の文化遺産継承月間)」ヴァリアントカバーは 2021年8月発売予定です。

ソース:Marvel Reveals Stunning Variant Covers Celebrating AAPI Heroes

マーベルズ・ストームブレイカーズ一期生、桃桃子さんが描くコミック「DEMON DAYS:X-MEN」#1が3月発売

マーベル・コミックスは桃桃子(ピーチモモコ)さんが描く新たなコミック「デーモンデイズ:X-MEN」を 2021年3月に発売することを発表しました。桃子さんはマーベルが2020年10月に発表した次世代のコミックアーティスト「マーベルズ・ストームブレイカーズ」の一期生で、キャプテン・マーベルやエターナルズ、スパイダーマン、エアロなどのヴァリアントカバーで人気を博しました。

「デーモンデイズ:X-MEN」#1は、ウルヴァリン、サイロック、ヴェノムなどのキャラクターが登場する5部構成のプレステージシリーズの第一弾。3か月ごとにリリースされる予定です。

公式概要は以下のとおり。

悪魔の標的にされている村に、超能力の刃を持ったさまよう剣士が到着すると、悪魔の日の冒険譚が始まります。1つの悪魔は恐ろしい赤い舌を持った白黒であり、別の悪魔はそこにいる最強の悪魔かもしれません!刀の準備をして、悪魔、モンスター、ミュータント、魔法の神秘的な世界に足を踏み入れて、ピーチモモコからしか得られなかったマーベルユニバースの革命的な再想像を読者に提示する素晴らしいプレミア号をお届けします。

©MARVEL

Marvel.comとのインタビューの中で、桃子さんは物語や登場人物について「シリーズ全体が日本で開催されます。たくさんのマーベルキャラクターを新しいフォーマットで紹介します。ですから、本当のマーベルの世界に何があるのか​​、みんなに忘れてもらいたいです。私のキャラクターはスーパーヒーローではありません。侍、鬼、妖怪、シャーマン、用心棒…などたくさんあります。私は彼らの特別な力の多くをそのままに、自然な妖怪物語の力を与えるために多くの調整も行いました。繰り返しますが、私はすべてのキャラクターで多くの境界を押し広げました。私が作成したさまざまなバージョンを皆さんが楽しんでくれることを願っています。しかし、私は十分に維持したので、どのキャラクターもそれぞれが誰であるかを知ることができると思います。 」と明かしました。

©MARVEL

物語のインスピレーションについて聞かれると「多くのインスピレーションは、私が育ったさまざまな日本の民話から来ました。また、2018年にアッパーデックのマーベルフレアカードに取り組んでいたとき、キャラクターにスカーレットサムライ/ヤシダ・マリコを描いていました。スカーレットサムライは日本人であるだけでなく、女性キャラクターであり侍であり、ヤクザのバックグラウンドを持っているので、私は彼女の話を空想しました。それは私が物語を作らなければならないと感じたキャラクターでした。」と答えました。

コミック「DEMON DAYS:X-MEN」#1は 2021年3月発売予定です。

ソース:公式サイト

オリヴィア・マンさんが今でもサイロックの刀技が衰えていない事をアピール

2016年公開の映画「X-MEN:アポカリプス」でサイロックを演じたオリヴィア・マンさんが、「私のサイロックの剣を見つけた」とSNS上に投稿し、その技をおさめた動画を公開しました。

残念ながらラストは少しミスしてしまったものの、マンさんが2016年のインタビューにて「私はサイロックを長年愛してきました」と言ったとおり、今もなおその愛は健在な様子です。

残念ながらFOXによる「X-MEN:ダークフェニックス」へは、映画「ザ・プレデター」の撮影スケジュールの都合で参加できずに終わってしまい、ディズニーがFOXに買収されたことで次のサイロックの登場がかなり不透明になっています。

オリヴィア・マンさんは実はマーベル・スタジオが手掛けるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも登場していますが、ヒーロー役ではなく一般人(レポーターのチェス・ロバーツ)役で「アイアンマン2」に登場しています。再びサイロックとしてスクリーンに戻る日は来るのでしょうか。

FortniteにX-FORCE登場!

ゲーム「フォートナイト」にX-FORCEのメンバーが参戦。そのトレーラーが公開されています。

みんな大好き、俺ちゃんことデッドプールはもちろん、リーダーであり未来から来たサイクロップスの息子ケーブル、キャプテン・ブリテンの妹でありX-MENでもあるサイロック、確率を操作し幸運を身にまとうドミノがラインナップされています。

公式サイト:ケーブル、サイロック、そしてドミノがデッドプールに続いてフォートナイトのX-フォースに参戦!

デップー、ケーブル、ドミノが登場する映画