マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2でキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」での役割と今後のペギーについて、海外メディア Comicbook.com との間で自論を展開しました。
アニメ版のキャップと実写版のキャップが同一人物なのかという視聴者の疑問に対し、アトウェルさんは両者を比較して次のように述べています。
信じられないほどの蜘蛛の巣のような可能性と並行世界の存在のおかげで、ひとつの糸に縛られすぎない自由があると思います。「ドクター・ストレンジ」における彼女は特定の役割を果たしており、もっとシリアスで真面目でした。『I could do this all day』と言い放って、すぐにフリスビーに真っ二つにされるギャグも、楽しくてばかげた要素のひとつです。
そして彼女にとって変わらない部分があるとしながらも、別の彼女がたくさん存在することについて自身の考えを示しました。
「ホワット・イフ」でのテイストと実写版は必ずしも合致しないと思います。プロジェクトごとに必要とされるものに応じて、彼女たちはそれぞれの世界の中で存在し続けることができます。そして、キャプテン・カーターというキャラクターが発展していくにつれて、彼女の多くの側面を取り入れていくことができると思います。彼女は自分がやることを愛しているという事実を持ちながら、責任感が肩にのしかかっています。彼女は常にスティーブを愛し続けるでしょうが、悲しみを乗り越えてより深い目的意識と自分らしさを身につけることができるでしょう。観客が彼女を愛する部分に基づいて彼女の成長を続けていくことができると思います。
「ホワット・イフ」シーズン2のラストではシーズン3で「寄り道」をする事が予告されていましたが、この寄り道の後、Earth-838に到着してイルミナティに参加するとは考えていないようで、別の未来を歩むことになるだろうと考えていると明かしました。
シーズン3においてキャプテン・カーターがどのような物語に巻き込まれていくのか、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」とは別の実写版キャプテン・カーターが登場する可能性はあるのか等、まだまだ気になる疑問は残されていますが、ヘイリー・アトウェルさんは様々なバージョンのペギー・カーターを演じることについて今も前向きな姿勢を見せています。
そしてアトウェルさんはペギーとスティーブ・ロジャースの間に子供がいるバージョンも考えている事を明かしつつ「その子はベンチャーキャピタリストか、テクノロジーオタクなど両親とは全く違うタイプで、”ふたりとも、うるさいわ”と言うようなタイプかもしれません。”逆らって、両親とは全く違うことをしてやる”みたいなね」と語りました。
コミックやゲームのユニバースでは二人の間にいくつかのバージョンの子供が存在していますが、彼女らやオリジナルの子供がMCUに登場する可能性も捨てきれないのかもしれません。
アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。
ソース:Hayley Atwell Reveals Major Hope For Captain Carter Story (Exclusive)