SSU映画「エル・ムエルト」にホナス・キュアロン監督が起用

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)6作目にあたる映画「エル・ムエルト」にホナス・キュアロン監督が起用されていると、海外メディア The Wrap が報じました。また、ガレスダンネットアルコセールさんが脚本を担当し、開発は初期段階にあると伝えています。

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ホナス・キュアロン監督はアルフォンソ・キュアロン監督の息子で映画「Gravity(邦題:ゼロ・グラビティ)」の脚本を担当、映画「Desierto(邦題:ノー・エスケープ 自由への国境)」の監督などを務めました。

脚本のガレスダンネットアルコセールさんは、アメリカとメキシコの合作映画「Miss Bala(邦題:ミス・リベンジ)」を執筆しました。

エル・ムエルトはラテン系アンチヒーローで怪力の持ち主。コミックのエル・ムエルトは以下のような概要です。

エル・ムエルト/フアン・カルロス・エストラーダ・サンチェスはスーパーパワーを持つプロレスラーで、この家系は祖先から代々受け継がれるパワーとマスクを守るため、エルドラドに力を証明しなければならない定め。

ある日、フアンの父マーカス・エストラーダがエルドラドに息子を差し出しましたが、フアンは恐れをなしてエルドラドと戦うことができませんでした。父は息子を奮い立たせるため犠牲となって身を捧げます。エルドラドは父の勇気に敬意を表し、フアンに10年間旅をして勇敢になること、そして覆面の戦士と戦ってその覆面を剥がせという使命を与えました。

フアンがその旅の中でニューヨークへ渡った時、スパイダーマンの正体を暴きたいJ・ジョナ・ジェイムソンがプロレスのチャリティ・マッチを企画。スパイダーマン対エル・ムエルトの試合が開催されました。エル・ムエルトはスパイダーマンのマスクを剥がす寸前まで圧倒したところ、スパイダーマンは反射的に麻痺毒を注入してしまいました。入院したエル・ムエルトのもとに、エルドラドが命を奪いに出現した際、スパイダーマンがこれを救出し、2人はタッグを組んでエルドラドを倒しました。

映画「エル・ムエルト」は2018年の「ヴェノム」から始まったSSU作品の6作目にあたる映画。主人公エル・ムエルト役にプエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニーさんの起用が発表されています。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

ソース:Jonás Cuaron to Direct Bad Bunny in Sony’s ‘El Muerto’ From ‘Blue Beetle’ Writer Gareth Dunnet Alcocer (Exclusive)

ソニー・ピクチャーズ会長が「エル・ムエルト」や「クレイヴン・ザ・ハンター」に興奮していると語る

ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント会長 兼 CEOのトニー・ヴィンシクエラ氏が海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューに応じ、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の新作映画「クレイヴン・ザ・ハンター」や「エル・ムエルト」について言及しました。

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会長は「バッド・バニー(エル・ムエルト役)はマーベルの大スターになるでしょう。アーロン・テイラー・ジョンソンはクレイヴンです。映画『ブレット・トレイン』の二人のスターをスパイダーマン・ユニバースに迎える事に興奮しています。」と語りました。

「エル・ムエルト」や「クレイヴン・ザ・ハンター」はマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズとは別に、ソニー独自のユニバースとして開発されているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のシリーズ作品。2018年の「ヴェノム」からスタートし、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」と公開済みで2023年に「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダム・ウェブ」の公開が控えています。またドラマシリーズとなる「シルク」の開発についても報じられています。

MCUが2008年の「アイアンマン」からスタートし、2012年にシリーズ6作品目で「アベンジャーズ」結成に至った事を考えると、SSUはかなりスローペースでかつユニバースの中心人物であるはずのスパイダーマンも未だに不在である事など、ファンをやきもきさせています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」ではユニバースの転機を迎える事が出来るのか、注目されています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日に劇場公開予定です。

米ソニーが映画「エル・ムエルト」の制作を発表 ─ スパイダーマンと戦ったスーパーレスラー

米ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の新たなタイトルとなるマーベル映画「El Muerto(エル・ムエルト)」を2024年1月12日に全米公開すると発表しました。ソニーが現地時間25日にラスベガスで開催したシネマコン(映画興行主向けのコンベンション)で発表したと各種海外メディアが報じています。

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Deadline によると主人公エル・ムエルト役にプエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニーさんの起用に向けて交渉中との事。過去にグラミー賞を受賞したこともあるバニーさんは、実際にプロレスラーとしての活動経験もあり、マーベル映画初のラテンヒーローとしてふさわしい抜擢となっていると記事は伝えています。

主人公エル・ムエルトことファン・カルロス・エストラーダ・サンチェスはコミックでは、先祖代々伝わるスーパーパワーを受け継いだレスラーとして描かれており、スパイダーマンとリングの上で対戦したこともあるキャラクター。ソニーの公式発表によると、映画ではアンチヒーローとして描かれるとの事です。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

ソース:Bad Bunny To Play Spider-Man Character El Muerto In Standalone Marvel Pic For Sony