【噂話】マーベル・スタジオが「エアロ」の実写化を検討していると言う

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にエアロを登場させようと検討を進めていると報じられました。2019年にマーベル・コミックスにデビューしたばかりの彼女はまだほとんど知られていませんが、上海を守護するヒーローとして、アジア圏では比較的認知度が高くなっています。

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エアロは中国の作家、周礼芬氏とアーティストのケン氏によって創作され、 2019年7月の「エアロ」第1号で初めて登場しました 。このキャラクターはマーベルが中国での存在感を拡大する取り組みの一環であり、そのキャラクターは中国の文化と神話に根ざしています。

レイ・リンは上海出身の建築家で、空気を操る能力を持っていました。この能力は、空を飛んだり、強力な風を吹き出したり、バリアを張ったり、物体を切り裂いたりするなど、さまざまな力の源となっています。こういった特殊な能力を用いて故郷・上海の美と平和を護るレイ・リンは、市民からエアロと呼ばれるようになりました。

彼女は後にジミー・ウーがリーダーを務めるアジアのヒーローチーム、エージェント・オブ・アトラスにも加入しました。

ジミー・ウーは「アントマン&ワスプ」や「ワンダヴィジョン」に登場している他、チームメンバーのクエイク/デイジー・ジョンソンは「エージェント・オブ・シールド」の準主人公として実写化済み。

シャン・チーやミズ・マーベルは言わずもがなで、ウェーブ/パール・パンガンはスパイダーマンのアニメでデビューする事が予告されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-your-friendly-neighborhood-spider-man-more-detail-from-marvel-podcast/”]

その他、シルクやブローン、ルナ・スノーらもチームメンバーとして描かれています。

残念なことに、エージェント・オブ・アトラスがアジアを守るヒーローと言われつつも、その実、日本人ヒーローは所属していません。

コミックにおいて日本は独自のヒーローチーム、ベイマックスも所属するビッグ・ヒーロー・シックスが防衛している他、サンファイアやアーマーといった強力なX-MENもいること、なおかつウルヴァリンが日本に縁があることで、日本には十分な戦力があるとされているのかもしれません。

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今回の噂が真実であれば、「シャン・チー2」はエアロを紹介するのに適した舞台と言えそうですが、続報にも注目となります。

ソース:Marvel Studios Rumored To Have Plans For Obscure Superhero Aero, The Protector Of Shanghai

マーベルがCOVID-19により停止していた「エアロ」「ソードマスター」の2タイトルを8月と9月に再開 ─ アイアンマンもゲスト出演

マーベル・コミックが新型コロナウイルスのパンデミックにより、2020年3月以降シャットダウンされていた「エアロ」と「ソードマスター」を再開させることがわかりました。

エアロは8月26日の#10で戻り、9月16日と10月21日にはそれぞれ#11と#12が続きます。#9は、ディストリビューションのシャットダウン前の3月19日に発行されました。 

©MARVEL

#10からはアイアンマンが参戦し、エアロの宿敵マダム・ファンと対峙します。


「ソード・マスター」は9月2日に#10、10月7日に#11、11月に#12が発売されます。リン・リーは女媧の本部へと向かい、蚩尤の悪魔とも対峙します。

©MARVEL


これらの2つのタイトルは、中国文化の要素を組み込んだ新しいマーベルキャラクターであり、主に中国系の人々によって作成されます。これらのキャラクターは、マーベルと中国を拠点とするインターネットテクノロジー企業NetEaseとのパートナーシップの一環として作成されました。

「デビューしたその日から、エアロとソードマスターは即座に読者に響き渡り、彼らの冒険がマーベルの神話に深く浸透するにつれて人気が高まっていきました。彼らの漫画が戻ってきて、ウィンドウォーカーとブレードベアラーの英雄的な旅の次の章を設定することに興奮しています。」とマーベルの編集長C.B.セブルスキー氏はコメントしています。

ソース:Marvel adds two M.I.A. titles to their August & September schedule

コミック「Aero」Vol.1の発売と共にトレーラーが公開 ─ 上海を守る女性ヒーロー

上海を中心に活動するヒーロー、エアロの単独作品となる「Aero」のペーパーバックが2020年2月25日に発売となりました。

そしてMARVELの公式Youtubeチャンネルにてそのトレーラーが公開されています。

アジア系ヒーローということで、アジアのみならず世界中で人気の高い日本のコミック調に描いたとのことです。しかし今の所邦訳版はありませんのでご注意ください。

エアロとは

中国の有名な建築家であるレイ・リンは、エアロキネシスの力で、上海を守っています。超高層ビルを建設していないときの彼女は、強力な風を作って空を飛び、空気を操ります。エージェント・オブ・アトラスのメンバーでもあります。

あらすじ

建築家として、また、時にはヒーローとして、故郷・上海の美と平和を護るレイ・リン。彼女は人々に、エアロと呼ばれていました。
仕事や恋人にも恵まれ、順風満帆な毎日を過ごし、彼女自身もこの街でこうしてずっと充実した毎日を送るのだと信じていました。
しかしそんな些細な幸せを打ち砕くように、次々とトラブルが巻き起こります。上海の街と彼女を、最大の危機が襲うのでした。


MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ではアジア系ヒーロー「シャン・チー」が2021年2月12日に米国公開予定です。エアロもいつかスクリーンデビューするのでしょうか? なお、エアロが所属するチーム、エージェント・オブ・アトラスを結成させたジミー・ウーはMCUの映画「アントマン&ワスプ」に登場済み、そしてドラマ「ワンダヴィジョン」でも登場予定となっています。

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