ドラマ「ロキ」シーズン2、ウロボロスのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2より、O.B.ことウロボロスの未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。キー・ホイ・クァンさんが演じたこのキャラクターは、とあるキャラクターの変異体だったバージョンのアートも以前に公開されていました。

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アーティストのアレクシ・ブリクロットさんは自身の Instagram にてこのアートをファンに共有。

ロキ シーズン2のウロボロスの初期コンセプトアート。キー・ホイ・クァンがキャスティングされるずっと前。
旧式のメカニック・ジャンプスーツ。全体的にオレンジ色(劇中でのTVAの色)で、補色として青が混じっています。頭にはウロボロスの蛇模様のタトゥー。あまり目立たないように、薄い王冠のように小さくしました。壁にある “リサイクル “のロゴは、巨大な蛇/ドラゴンが自分の尻尾を食べるというウロボロスの設定にもちなんでいます。そして、彼が宇宙すべてを見ているかのように盲目にし、第3の目か別の感覚で常に変化するようにしていました。

ウロボロスはシーズン2の開発初期段階中に様々な変遷をとげたキャラクターのようで、ファンが実際の配信で見たキャラクターとはデザイン、設定共に大きく異なっています。

シーズン2のラストではメビウス、ハンターB-15、ケイシーらと共に新生TVAの中心人物となっている事が描かれていましたが、シーズン3や別の作品でウロボロスや変異体たちが登場する事はあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」S2よりウロボロスの初期アート公開、当初はとあるキャラの変異体だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2より、キー・ホイ・クァンさんが演じたO.B.ことウロボロスの未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。アーティストの説明によると、ウロボロスは当初、別のキャラクターの変異体だったと言います。

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アレクシ・ブリクロットさんは自身の Instagram にてこのアートを公開。

「ロキ シーズン2のコンセプトアート。ウロボロスがメビウスの変異体であることを探求する。そのため、オーウェン・ウィルソンの似顔絵をこの大きな赤い口ひげで変えながら描いている。別の時間軸のメビウス。TVAオレンジのクラシックな配色に、補色のヒント。ヴィンテージのメカニックスタイル。背景はTVAオフィスの不条理な官僚的側面を反映させようと楽しんでみました。」

ウロボロスにはメビウスの変異体としての役割がいくつか検討されていたようですが、より複雑になっていく事と配信の尺の問題でこのアイデアは隅に追いやられていったようです。

変異体と言えば、ウロボロスはその技術力、そしてヴィクター・タイムリーとの無限の繋がりからカーンの変異体ではないかとも考えられていましたが、演じたキー・ホイ・クァンさんはファンのこの理論について「正直な所、私がOBをこんなに愛している理由は、彼がとても純粋だからです。ご存知ですか?彼は自分の仕事以外のことは何も考えていません。彼は自分の仕事をとても愛し、とても愛情と熱意を持ってそれに取り組んでいます。彼が悪者になってしまうのを見るのはちょっと悲しいと思います。」とコメントしています。

シーズン2ではマルチバースの消滅の危機が訪れていましたが、ゴッド・ロキによってこれは回避されました。代わりにマルチバース戦争のリスクを受け入れざるを得なくなりましたが、これは今後アベンジャーズたちが対処していくと考えられています。

マルチバースが存続した事で、今後のMCUでメビウスの別の変異体などが登場する可能性もあるのかもしれません。

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」シーズン2、プロデューサーがウロボロスの物語の背景について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2のケヴィン・ライトプロデューサーが、本作で初登場となるMCUオリジナルキャラクターのウロボロスについて、そのバックボーンなどを語りました。

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海外メディア Blavity とのインタビューの中で、キー・ホイ・クァンさん演じるO.B.ことウロボロスについて次のように語っています。

キーは、多くの人々の新たなお気に入りのマーベルキャラクターになると思います。簡単なあらすじは…TVAには素晴らしいプロダクションデザイン、コンピューター、テクノロジー、その他もろもろがたくさんあります。それはどこから来ているのか?誰がこの古い古いものを稼働させているのか、その答えはO.B.、ウロボロスなんです。

また、ライトさんは「キーと出会えて幸運でした。他に候補がありませんでした。彼は本当に、このすでに素晴らしいアンサンブルにうまく溶け込んでいると思います。」と演者を称賛しました。

また、ScreenRant との別のインタビューでは、「400年間も地下室に閉じこもって、ただひたすら働いている男というアイデアをもっと知るだけでも、何かとてもエキサイティングなんです。だから、彼は少し風変わり、少し変わり者なんです。」と述べ、「素晴らしいのは、キーが作品に加わると決めた時だと思います。オーウェンが『メビウス』に打ち込み、トムが過去12年間『ロキ』に心血を注いできたようにね。彼はそれを自分のものにして、素晴らしいやり方で自分の仕事をする方法を見つけたんです。」と、こちらでもキー・ホイ・クァンさんを称えました。

ライトプロデューサーは過去に「TVAはマルチバース版のS.H.I.E.L.D.」とも表現しており、ウロボロスは現時点でS.H.I.E.L.D.のレオポルド・フィッツやジェマ・シモンズのような役割をこなしているようです。

これまでに公開されているトレーラーによると、ウロボロスは今後のいくつかのエピソードでも登場するようですが、クレジットシーンのザルタンとは一体何を意味しているのか、そして今後のMCUにも登場するようなキャラクターとなるのか注目です。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2023年10月13日10時 より配信予定です。

ソース:‘LOKI’ PRODUCER KEVIN WRIGHT SAYS SEASON 2 IS ‘LOVE LETTER’ TO FANS OF FIRST SEASON