「アガサ・オール・アロング」、ジョー・ロックさんとショーランナーが6話のネタバレについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のティーン役ジョー・ロックさんと、脚本兼ショーランナーのジャック・シェーファーさんが、海外メディア Variety とのインタビューで、今週配信された6話のネタバレについて語りました。

エピソード6「Familiar by Thy Side(邦題:使い魔たずさえ)」はティーンの過去に触れるエピソードが展開。

無事にこのエピソードの配信が出来た事についてシェーファーさんは「彼はこの秘密の部分をとても上手に、とても優雅に乗り越えてきました。彼がこのキャラクターと番組のストーリー展開に注いだ努力についてようやく語れるようになってほっとしています。」と言います。

ティーンの正体について

ジョー・ロックさんは劇中でシジルによって秘密が守られていましたが、実生活では自力で秘密を守る必要がありました。

「『ビリー・マキシモフ役なの?』って聞かれるのも10回目ぐらいになると、私は『え? いや!』って感じで、だんだん楽になってきました。でも今週は『史上最悪の秘密。みんな知ってたよ!』みたいなコメントをたくさん見ました。そうだけど、何も言えないですよね? やっぱり秘密は守らなきゃいけなかったんです!」

コミックのビリーの複雑な誕生経緯について知らされた時、シェーファーさんは「どういう事?もう1回説明して」と感じたと言います。

「正直に言うと、まだ完全には理解できていないんです。直感的な筋書きを求めている私には、あまりにも多くのステップと登場人物がいて、まったく我慢できませんでした。ストーリーは正確で親しみやすいものにしたいが、同時に衝撃と驚きも与えたいのです。」 

これまでのMCUでもそうだったように、コミックを忠実に再現する事は最優先事項ではないため、ビリーの転生についてはコミック版にある程度寄り添いながらもかなりコンパクトな形で導入する事になりました。

ビリーにはまだ隠された謎があるのかと質問されたシェーファーさんは肩をすくめながら「うーん、明らかにすべきことがまだある、というのが私の意見です。物語は半分以上終わっていて、プレイヤーはボードに載っていますが、まだ骨に肉が残っている状態です。」と語りました。

ロックさんはウィリアム・カプランを演じるにあたってバル・ミツバーのシーンがとても大変だったと言います。

ロックさん、ウィリアムのハフトーラの歌い方とトーラーの一部の朗読法について、アレクサンドリア・シュヴァル=ワイナー氏と4か月間練習したと言います。「ヘブライ語で話したり歌ったりするときに、イギリス訛りからアメリカ訛りに変えるのは大変です。彼女は、私たちがそれらのシーンを最大限の敬意を持って撮影できるように本当に助けてくれました。」

ジョー・ロックさんはユダヤ人ではありませんが、今回のエピソードの執筆にはユダヤ人の脚本家ジェイソン・ロストフスキーさんらが参加、ロックさんは「脚本家たちが、女性たちと儀式や神聖なものへの信仰に対する理解の重なりについて語ってくれたこと、そして伝統を強く意識したこの美しいシーンを創り出す機会に、とても感動しました。」とコメントしました。

 そして、撮影当時19歳だったジョー・ロックさんを13歳のウィリアム・カプランに見せるために、ヘアスタイル、アイライナーといったメイクによる工夫に加えて、175cmある身長を低く見せるためにカメラアングルにこだわったとも明かしました。そして、このシーンを成功させた最大のポイントは「ジョーの演技力だった」とシェーファーさんは称賛しました。

ラルフの再登場について

エヴァン・ピーターズさんが演じるラルフ・ボーナーを再登場させる事について大変だったかと聞かれたシェーファーさんは「実際のスケジュールは覚えていないのですが、彼が興味を持ってくれたので、とても簡単に決めることができました。」と言います。

「彼は何に対しても最高の態度で臨みます。」とし、エヴァン・ピーターズさん自身がラルフのセリフやジョークの具体的なアイデアを持ち込んだと言います。劇中で登場した魔女対策グッズも「彼はその日に手元にあった小道具を使ってそれを作ったんです。」と説明。

「あの帽子にはいろんな彫刻が彫ってありましたが、あれは彼のアイデアでした。魔女のスプレーも彼のアイデアでした。彼はとにかく全力で取り組みます。」とも付け加えました。

トミーは登場する?

ビリーの願いが明らかになった今、「アガサ・オール・アロング」の残り3つのエピソードでトミーを見られるかと質問され、ロックさんは「それは答えられません。」とパニック気味に目を大きくしながら答えています。「ええ、答えはわかっていますが、教えることはできません。まだいくつかの秘密が残っています。」

シェーファーさんも「彼の願いは兄弟との再会だということを、ようやく観客に正直に伝えられて、とても興奮しています。」とだけコメントしました。 

ヤングアベンジャーズについて

コミックのヤングアベンジャーズのメンバーであるビリーの今後のMCUにおける役割について質問されたジョー・ロックさんは「私のスケジュールは空いているので、とても楽だと思います。私の事を最初に欲しがる人が、最初に私を手に入れるのです。ここ数週間はとても退屈でした。ここ数年、とても忙しくしてきましたが、今年は『ハートストッパー』を手に入れて以来、最も静かな時期でした。それが嫌です。興奮しすぎて部屋に閉じ込められた子供のようです。」と、今のところ次の予定が決まっていない事を明かしました。


ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2024年10月24日10時 より配信予定です。

ソース:Billy Maximoff Returns: Joe Locke and ‘Agatha All Along’ Creator on Hiding His Identity, ‘Wacky’ Fan Theories and Bringing Back [SPOILER] From ‘WandaVision’

「アガサ・オール・アロング」、ジョー・ロックさんが今後の展望について語る─チームのリーダーになりたい

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」で謎の少年ティーンを演じるジョー・ロックさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、今後の展望について語りました。

「番組が現実味を帯びてきました」と切り出すジョー・ロックさんは「ビリーは魔女団の脇役として始まりました。しかし今では彼も魔女だとわかり、状況は一変しています。彼には魔女たちに危害を加えるだけの力がある事も証明されました。彼は今や、ウィッチズロードで最も強力な人物です。」と語りました。

「それはグループの力学にどのような変化をもたらし、関係の将来にどのような変化をもたらすのでしょうか?」 と言うジョー・ロックさんは今週配信の6話についてジャック・シェーファーの素晴らしい演技指導とストーリーテリングのおかげで、この番組で最高のエピソードになっています。」とし、ビリーが何故ウィッチズロードに来たのかが明らかになると予告しました。

ワンダ・マキシモフの息子ビリー・マキシモフを演じる事については「グレーゾーンを扱うことについてたくさん話し合いました。5話の終わりには、あの魔女たちに何が起こるのかはわかりませんが、彼は良いことをしていません。それで彼は悪い人間になるのか、彼は良い人間なのか、とたくさん考えました。そして、それが彼の人生における母親のような人物との類似点を引き出します。」

「ワンダは悪い事もしましたが、必ずしも悪人というわけではありません。アガサも疑わしい悪人ですが、それだけではありません。彼が彼女に嘘をついていることはわかっているし、彼がいかに二枚舌であるかという力学を、私たちはたくさん演じています。ファンボーイのティーンとしての外見は、完全に偽物なのか、それとも実際に彼の一部なのか?これが、私が彼を演じる上でとても興味深いと思った点です。」

また、ロックさんはエリザベス・オルセンさんにはまだ会っていないが、スカーレットウィッチの呪文を真似るために彼女のアクションコーチであるジェニファー・ホワイト氏と緊密に協力したと明かしました。

最後にビリーを次にどこに連れて行きたいかという質問に対して、ロックさんは次のように語っています。

「私の理想の世界では、ビリーは次期アベンジャーズのリーダーとなり、マーベルのあらゆる作品に出演することになるでしょう。だが、もっと高い目標もあります。アガサの撮影やマーベルファミリーの一員として最高の経験をしたので、死ぬまでそれを続けていたいですね。でも、誰にも分かりません。私には分からない。誰かが知っているに違いありません。」

ジョー・ロックさんが演じてきたティーンの本性がビリー・マキシモフである事が公式に認められた事で、「アガサ・オール・アロング」はワンダをMCUに戻すための準備を兼ねた番組である事も判明してきました。

もう一人のティーンが「ヴィジョンクエスト」にも登場すると過去に報じられており、それによってワンダ復活の準備が整うと考えられています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2024年10月17日10時 より配信予定です。

ソース:Agatha All Along‘s Joe Locke can finally talk about Wiccan: ‘The show starts getting real’ (exclusive)

「アガサ」ミッドシーズントレーラー公開、ティーンの本名がようやく公式に認められた他、謎のキャラも紹介

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のミッドシーズントレーラーが公開されました。物語の折り返しを告げるこの予告動画の冒頭では、ティーンが何者であるのか、アガサ・ハークネスの口から告げられています。

アガサは「ビリー・マキシモフは道の終わりに何を望んでいるの?」とティーンに詰め寄り、当初から多くのコミックファンが想像していたようにティーンがワンダの息子ビリーである事を正式に認めました。

また、動画の33秒あたりではティーンが乗っている車が木に衝突するという交通事故のシーンも。直前のシーンではイーストビューの看板も映っており、「アガサ」の1話で出てきたイーストビューにおける自動車事故の話はティーンが予想通り死亡している可能性をほのめかしているようです。

この少し前にはウェストビューを包むヘックスをティーン(と運転中の両親)が目撃するシーンも差し込まれており、「ワンダヴィジョン」の最終回でビリー、トミー、ヴィジョンが消えるタイミングでティーンの死体に対して、ワンダ、あるいはビリー自身がその魂を吹き込んだのかもしれません。ティーンの2話での「3年前に大変なことがあった」という発言はこの事故とタイミングが一致していると言えそうです。

その他にもこの予告にはいくつかの気になるシーンが含まれています。

©MARVEL,Disney

特に5話で死んだはずのアリス・ウーがミイラ状態ではなく綺麗な顔で横たわっているのは気になる所。魔女の死体を欲しがっていたリオ・ヴィダルが何かの処置をしたのでしょうか?

そして帽子とコートを羽織ってカメラに背を向ける謎のキャラクター。男性ぽくはありますが現時点で性別不明のこのキャラの目線の先には自動車があるようで、このキャラが番組に何をもたらすのかも注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2024年10月17日10時 より配信予定です。

「アガサ:オール・アロング」、ジョー・ロックさんが演じるのはやはりビリーなのか?公式クリップが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の新たな公式クリップが公開され、”ティーン”を演じる事が発表されているジョー・ロックさんが、やはりビリー・マキシモフを演じているのではないかと話題になっています。

このクリップでは魔女たちが集合する様子が描かれていますが、動画の冒頭5秒ほどからキャスリン・ハーンさん演じるアガサ・ハークネスが「WELCOME COVEN」の張り紙を引きちぎっています。この時に「W」の文字だけが壁に残されています。

先日、ティーンを紹介する動画が公開されており、この中ではティーンが名前を言おうとした際に「m」字型の封印が口に現れ、名前が隠されていました。

これらの事から、ジョー・ロックさんは「W.M」、つまりウィリアム・マキシモフ、ワンダの息子である通称ビリーを演じているのではないかと海外ファンは考えています。

©MARVEL,Disney

ジョー・ロックさんは ScreenRant とのインタビューで自身のキャラクターについて、「番組の冒頭では、ティーンはアガサの熱狂的なファンです。彼にはアガサとの関係において何の力もありませんでしたが、シリーズが進むにつれて状況は変化していきます」と説明。

「ティーンはとてもミステリアスなキャラクターで謎が隠されています。解決すべき何かがあり、俳優として、部屋にいるキャラクターたちでさえも他の誰にとっても秘密にしていることを探求できるのは素晴らしいことです。楽しいです。」と語っています。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-salem-seven-cast-rumor/”]

そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

【噂話】マーベル・スタジオが「パニッシャー」、「ホワイト・タイガー」、「ウィッカン」、「ストレンジ・テイルズ」を検討中

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5の終わりが近づく中、マーベル・スタジオが現在話し合いをしているという新たなプロジェクトについて、海外スクーパーが報告しています。それによると、以前から噂があった「ノヴァ」や「パニッシャー」などに加えて、いくつかの新プロジェクトも検討されているようです。

ダニエル・リヒトマン氏はマーベル・スタジオの新企画について次のように述べています。

マーベル・スタジオは多くの番組を企画していますが、今のところゴーサインが出ているのは「ビジョン」だけです。企画中の番組には他に「ノヴァ」、「ブロンド・ファントム」、「パニッシャー」、「ウィッカン」、「ホワイト・タイガー」、「ストレンジ・テイルズ」などがあります。8月までにさらに多くの番組がゴーサインを出し、エキサイティングな発表が行われるでしょう。

報告通り8月までに正式に開発が決定した作品は、8月9日から開催されるディズニーのイベント D23 のステージ上で発表されるかもしれません。

「ウィッカン」とはコミックのウィリアム・”ビリー“・カプランで、ヤング・アベンジャーズの一員でワンダの息子の生まれ変わりです。MCUでは「ワンダヴィジョン」で紹介されたビリー・マキシモフが現在のところ神聖時間軸上で消失した状態になっており、これが「アガサ:オール・アロング」で何らかの形で戻ってくると推測されています。

「ホワイトタイガー」も以前から噂されているプロジェクトであり、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場でもそれらしき姿が確認されていました。コミックのホワイトタイガーは複数の人物が該当者であり、MCU版が誰を取り上げて描くのかは正式には分かっていません。

「ストレンジ・テイルズ」はマーベルコミックの前身であるアトラスコミックの時代から続くホラー・アンソロジーで、MCU版の詳細は不明ですが、魔術的側面、そして吸血鬼やゾンビ、狼男といったモンスターに焦点が当てられると原作コミックから推測出来、その素材のいくつかは既にMCUに登場している事も分かっています。

「ブロンド・ファントム」は先月あたりから盛んに、そしてまことしやかに報じられているプロジェクトで、これまでMCUでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんがプロデュースする作品だとされています。

これらのうちのいくつかが、1ヶ月少し後の D23 で実際に正式発表となるのか、注目となっています。

【噂話】「ノヴァ」の開発が中止され、「ウィッカン」が進められていると言う

マーベル・スタジオがスペシャル・プレゼンテーションとして開発中だと噂されていたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ノヴァ」が開発を中断していると、海外スクーパーが報じています。それと同時に「ウィッカン」の開発がスタートしているとも言います。

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もともと映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」に登場予定だったとされるノヴァは、かねてより実写化計画が報じられ、2022年10月には「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」と同じマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして開発されていると報じられていました。

これについて最近、MTTSH 氏は「ノヴァは中止されました。スタジオは現在他の事に集中しており、将来的にはノヴァに戻る予定です。」と一時中断状態にある事を報告。

一方でダニエル・リヒトマン氏は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、「ヴィジョンクエスト」に続く「ワンダヴィジョン」スピンオフ第3弾として「ウィッカン」の開発が始まっていると報告しています。

つい先日も「アガサ:カヴン・オブ・カオス」ではジョー・ロックさんがウィッカン/ビリー・カプランを演じていると報道されていました。

コミックでは母親のワンダから現実改変能力を引き継いでいるウィッカンですが、MCU版ではどうなるのでしょうか。「ワンダヴィジョン」のビリーはワンダ同様のテレキネシス等を使うシーンがあり、何らかの魔法を使える事が描かれていました。

そもそもワンダの息子と表記されるウィッカンは生物学的には息子ではありません。ワンダとヴィジョンの間に(カオスマジックによって)生まれた双子は出産後すぐに悪魔メフィストに取り上げられ吸収、双子の魂はそれぞれ別の家庭に転生しており、生みの母親は別に存在しています。

ジョー・ロックさん演じるウィッカンがコミックどおりに転生したビリーであるかは不明ですが、「ワンダヴィジョン」から2~3年前後しか経過していない事を考えると、ビリーが青年の姿になっている事には何らかの理由付けがありそうです。

コミックの「ザ・チルドレンズ・クルセイド」ではウィッカンを中心にヤングアベンジャーズがワンダの失われた記憶を取り戻していく物語があり、MCUでもこれらのスピンオフを起点にワンダを救済していく事になるのでしょうか?

「ヴィジョンクエスト」と共に今後の情報には注目となりそうです。

【噂話】ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、ジョー・ロックさん演じるビリーはアガサと手を組むと言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に関する現状の様々な噂について海外スクーパーの Murphy’s Multiverse がまとめ、情報のアップデートを行いました。

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ジョー・ロックさんのキャラクター

ジョー・ロックさんが演じるキャラクターについて、最近の噂に紐づけてニコラス・スクラッチを演じるのではとの話もありますが、MMでは依然として彼はビリー・カプランを演じていると主張します。

ビリー・カプランとはコミックにおけるヤングアベンジャーズのウィッカンであり、ワンダの息子です。MCUではビリー・マキシモフが「ワンダヴィジョン」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で登場していますが、新たなビリーがどういう経緯で登場するかは明かされていません。

この新たなビリーについて記事は「コミックからの正確なコピーではない」とし、ビリー・マキシモフがどのようにしてビリー・カプランになるのかを説明するためにマーベルが選んだ道は、信じられないほど奇妙に思え、最終的にはかなりの混乱を招くことになるかもしれないと言います。そして、シリーズを通してアガサとペアを組むことになると報じています。

セーラムズ・セブン

「ワンダヴィジョン」の劇中にあった回想シーンでは、アガサが自分の母親エヴァノラ・ハークネスを含む8人の魔女を殺害しました。コミックのセーラムズ・セブンはニコラス・スクラッチの子供たちですが、MCU版はその「ワンダヴィジョン」で殺された魔女たちの子どもたちになるようで、彼女たちが復讐しに来ると言います。

オーブリー・プラザさんのキャラクター

オーブリー・プラザさんは先日も報道があったようにグリーンウィッチ/リオ・ヴィダルというキャラクターを演じているとの事。アガサとリオ、二人の魔女は恋人同士で息子もいるとの話も既出の情報と一致しているようですが、結婚については未婚、結婚中、離婚のいずれの状態か分からないと言います。

グリーンウィッチはコミックに存在しないMCUのオリジナルキャラクターですが、2015年にコミックに登場したエメラルドウィッチの影響を受けている可能性はあると言います。また、作品を通して色が重要な要素の一つであると示唆しています。


「ワンダヴィジョン」の時点でアガサ・ハークネスはコミックとはかなり異なる設定になっており、本作でもそのようになっていると言います。

かつてビリー・マキシモフ役のジュリアン・ヒリアードさんがやりたいとも語った「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」への接続を期待しているファンは失望する事になるだろうとほのめかし、コミックからインスピレーションを得たオリジナル作品として楽しむようにアドバイスしています。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Rumor Control: ‘Agatha: Coven of Chaos’

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、ビリー・マキシモフ役の俳優変更説は濃厚か

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」で、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフの息子ビリーの俳優が変更になる可能性が急上昇していると話題になっています。

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2022年11月のレポートでは新たにキャスティングされているジョー・ロックさんがビリーを演じる可能性があるとされていましたが、今回、ジョー・ロックさんのスタントダブルがこれを認めたとスクーパーがツイートしています。

ロックさんのスタントを務めるジェイミー・シアーズさんの履歴書には「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にティーンのビリーとして出演すると記載されています。(あわせて2024年への配信延期が内々に決まっている事も伺えます)

ドラマ「ワンダヴィジョン」で生まれた双子の息子のうち、ビリー・マキシモフを演じていたジュリアン・ヒリアードくんは同役で映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にも出演。当時のインタビューでヒリアードくんはエリザベス・オルセンさんやソーチー・ゴメスさんとのさらなる共演と、今後来るであろうヤングアベンジャーズに期待している事を明かしていましたが、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」での再演の可能性は低くなっているようです。

「ワンダヴィジョン」で生まれたEarth-616のビリーはヘックスの解除と共に消失し、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で登場したビリーはEarth-838のビリーでした。したがって、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に登場するティーンのビリーとは、616ビリーの復活、838ビリーの来訪以外に別の世界の変異体である可能性も考えられます。

本作でのビリーの登場理由や目的等は一切不明な状態で、本作終了後のビリーには様々な未来が予想され、ふたたび幼いビリーにスイッチする可能性もゼロではないと考えられそうです。

この変更が単なるリキャストなのか、物語上で重要なポイントであるのか、そしてビリーと「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の話題に出て来ない双子のもうひとりトミーの未来について、今後の動きやドラマ本編には注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にジョー・ロックさん、オーブリー・プラザさんがキャスティング

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にジョー・ロックさんとオーブリー・プラザさんがキャスティングされたと、複数の海外スクーパーやメディアが報じました。

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deadlineによると、ジョー・ロックさんは以前にキャスティングコールのあった一人、「機知に富み、ダークユーモアのセンスがある、ファンボーイ」のゲイのティーンキャラクターにキャスティングされていると報告しており、コミックにおけるワンダの息子ウィッカン/ビリー・マキシモフを演じるとしています。

ジョー・ロックさんはNetflixドラマ「HEARTSTOPPER ハートストッパー」でゲイの主人公チャーリーを演じている事でも有名です。

そしてilluminerdiは、オーブリー・プラザさんが未知の役割でキャスティングされていると報告しています。オーブリー・プラザさんはX-MENのドラマ「レギオン」(2017~2019年)でレニー・”コーンフレーク”・バスカーを怪演しました。オーブリーさんがプロフェッサーXの息子レギオン/デヴィッド・ハラーをMCUに導入するためにコーンフレークを再演するかどうかは不明ですが、The Direct「サポートする女性キャラクターのグループの一部」とコーンフレーク再演ではない事を説明しています。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」には「ワンダヴィジョン」からエマ・コールフィールドさん演じるドッティの再登場が報じられており、今回ジョー・ロックさん演じる大人のビリー登場と、「ワンダヴィジョン」の正当な続編となる様相を呈して来ています。

というのも本作は「ワンダヴィジョン」の脚本を担当したジャック・シェイファーさんが引き続き担当しており、先日報じられた「ヴィジョンクエスト」も同じくシェイファーさんが担当している事で、シーズン2はないとされてきた「ワンダヴィジョン」がある種の3部作になっているようにも取れるようです。

ワンダの息子たちは一時的に大人になるのか、それとも今後はジョー・ロックさんが引き継いで行くのか、大人のトミー役は誰が担うのか、そしてワンダ再登場はあるのかなど、今後の情報にも要注目です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、彫刻家がワンダゴアの舞台裏を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作に参加した彫刻家のジョニー・ムーアさんが、イルミナティの玄関前に飾られていたスプリーム・ストレンジやワンダゴアのスカーレット・ウィッチ、ウィッカンの彫像の舞台裏をInstagramにて公開しました。

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本作に登場するこれらの彫像はCGではなく、実際に制作されています。ムーアさんは「ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチの大きな彫像は、コロナのロックダウンの合間に完成しました。マントはGavin Fulcher と christianne barbknecht の協力で浮いています。」とスプリーム・ストレンジの像を紹介しています。

足の指まで精巧に作られたワンダの像。

ジュリアン・ヒリアードさん演じるビリー・マキシモフ。コミックのウィッカン(ウィリアム・カプラン)と同様の衣装であり、母ワンダのように現実改変を行える所から、MCU版でもビリーがコミックと同じように転生してウィッカンになるか、あるいはそのまま大人になってスカーレット・ウィッチとして覚醒する事がワンダゴアの壁画で予言されているという事でしょうか?

ジュリアン・ヒリアードさんは先日のインタビューにて「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」や「エンパイア」といったコミックシリーズの実写化に挑戦したいと明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wanda-avengers-childrens-crusade-rumor/”]

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。